ニュース

GMノート [GMノート] 【ガイド】黒い砂漠 ストーリー #25 - ベディルの過去とブロリナの足跡
黒い砂漠 2022-01-14 18:00
コメント 0

黒い砂漠ストーリーガイド - 一気に読む総まとめ 

※ 本ストーリーガイドは海外のサーバーで黒い砂漠を楽しんでいる冒険者様、「ユ・ジェウ」さんの経験を基にご本人がご自身で作成した投稿であり、原作者のご同意を得たうえで原本を翻訳した内容です。
原文:https://www.inven.co.kr/webzine/news/?news=252565&site=black

ユ・ジェウ記者(Giirin@inven.co.kr)

 

 

※ 本ストーリー記事はシリーズで連載されます。

※ メインクエスト、NPCの会話、知識などを参照して作成しました。

※ 分岐とは、ゲーム内でユーザーが何を選択するかによってエピソードが変わる部分を指します。

※ 若干の脚色が含まれていますが、ゲーム内の設定およびコンセプトには支障ありません。

 

 

■ オーディリタ Part 2 - 不均衡な宝石

 

オドラクシア

ベディルの過去とブロリナ女王の足跡

 

絶望の神ハドゥム。オーディリタ中が、その出現を警戒していた。女王の選択を受けた冒険者も、その栄光なる戦闘に参戦することになるだろう。迫り来る脅威に備えるのだ!もっと強くなれ!

 

「ふわぁ~…」

 

闇の精霊が大あくびをした。ハドゥムがなんだっていうんだ。いつ現れるかも分からない奴のために、オーディリタの女王からの呼び出しをひたすら待っているのはじれったかった。闇の精霊は冒険者に何か面白いことをしてみないか?と言った。カーマスリビアにいるブロリナ女王の昔の人質生活を辿ってみてはどうかと提案したのだ。

 

確かに、ブロリナの過去には謎が多かった。彼女がくれたオーディリタの地図に書かれていたメモも怪しかったが、トレント村のある労働者は、彼女が暴君アメリアを追い払うためにトロルとサウニールの狂暴化を利用したという情報を教えてくれた。問題は、労働者が彼女を目撃したというカルフェオン寺院が実際にクザカに仕える影の騎士団の拠点であったということだ。影の騎士団は現在、アヒブと協力している団体だというのに…。

 

冒険者はダークナイトの隠れ家の首長であるアレデルに、カーマスリビアの女王が乾いた大地の地図を持っているという事実をどうして知ったのかと尋ねた。するとアレデルは、以前に首都オドラクシアで知った情報だとし、オドラクシアに秘密情報要員として派遣されている闇の精霊修練教官「ヒズナック」を訪ねてみるようにと言った。

 

▲ 冒険者はブロリナの過去を暴くため、オドラクシアへと向かう。

 

冒険者はオドラクシアで難なくヒズナックを見つけることができた。アヒブと人間の奴隷で溢れかえる首都にダークナイトとは。遠目から見てもひときわ目立つ装いだった。

 

ヒズナックは冒険者を見ると当惑した様子で、しばらく時間が欲しいと話した。ヒズナックにも、多くの情報を整理する時間が必要だった。考えを整理する間、しばらく首都を見て回るようにと彼女は冒険者にスキル教官サマラ・エルシャを紹介してくれた。サマラ・エルシャは、アヒブではなくダークナイト出身のヒズナックをスキル教官として採用したアヒブだった。だからと言って、もちろん彼女がガネルと人間をよく思ってるわけではない。彼女はひとまずハドゥムを追い出すために誰彼構わず利用し、いずれ全員を奴隷として働かせるつもりだったのだ。

 

冒険者は、サマラ・エルシャの他にも首都の中を歩き回りながら大勢のアヒブから話を聞いた。アヒブたちの話を聞いて好奇心が湧いたこともあるが、しばらく一緒に過ごすことになるアヒブへの理解を深めるため、そしてブロリナの足跡に関するヒントも得ることができそうだったためだ。

 

▲ 女王の祝福を受けた冒険者は、オドラクシアをあちこち歩き回り、アヒブらと会話を交わした。

 

---

スキル教官、サマラ・エルシャ

彼女は厳格かつ冷静なことで有名なスキル教官だ。強くなるためなら水火も辞さない性格で、ダークナイトのヒズナックを受け入れ修練教官にした。特に人間を嫌っている彼女は、先日ケシャールが運営する工房から盗まれた道具が全て人間の宿舎で発見されたという話を聞かせてくれた。

 

家具商人、ケシャール

ケシャールによると、最初のアヒブは人間を奴隷にする意図はなかったという。しかしこうなってしまった理由は、彼らがオーディリタの地に定着するときに発見したオルゼカの記録のためだった。オルゼカの記録では、この世の中に存在する数多くの種族の中で最も危険なものを人間としていた。人間は尽きることのない好奇心のため簡単に闇に誘惑され、これを引き込む性質があるためだ。

 

この記録は当時、互いをいつも平等な関係と考えていた姉妹に大きな衝撃を与えた。特に姉妹はこの制度の起源が母の知識から出てきたことに関心を覚えた。かつてオルゼカの野蛮人は女神の教えにより神木クトゥランの力を借りて光を吸い込むオルゼカ光明石を作り、これをオルン族の土地に立てて彼らの意志を消滅させたあと、簡単に扱えるようにした。

 

当時アヒブはハドゥムがすでに世の中に足を踏み入れた状況で、非常にいらだちを感じていた。もしその領域が実体化されれば、死以外に道は残されていない状況だった。そこで彼らは母の意思に従い、迫り来る死から人間を「奴隷として保護」することにした。思ったより多くのアヒブが抹殺を主張したが、彼らはそうはせず、慈悲深い決定(?)を下したのだった。

 

取引所長、ベロアン

参考までに、ベロアンによると当時セペルは人間をハドゥムとの戦争に盾として使うべきだと主張したという。生存しようとする原初的本能を最大化し、好奇心を消す方向に進化させることができると考えたからだった。

 

オドラクシアのヴェルティ奴隷競売人、ナディア・ニッキー

「アーチェルによって誕生したアヒブ」と呼ばれる彼女は、本来アヒブ追従者でないベディルであった。おそらく彼女がベディルの道を歩んでいたならば、ダークナイトになっていただろう。しかし、カーマスリブが炎に包まれたあと、新しい神木を作ろうと主張したオドラがアメリア女王に暗殺されるとその考えは変わった。

 

当時ベディルは、罪なきオドラを殺したアメリアを恨んでいた。そのうえ、その後始まったアメリア女王のベディル抹殺政策は、さらに多くのベディルたちから反感を買うことになってしまった。彼女の精鋭軍アイネルは無慈悲にベディルを虐殺し、当時多くのベディルはアヒブ側に立った。現在、アヒブ側に立たなかったベディルであるダークナイトが少数である理由も、ここにある。

 

作業監督クベルーン、カリチャーのざる商人エネ

オーディリタ内の人間族商団であるカリチャーは、アヒブもむやみに扱うことができない「白い天使(ブロリナ)」の祝福を受けた者だ。白い天使は幼い頃、人間の奴隷を人間らしく迎え、女王を補佐して堕落したアヒブのために力を尽くした。「人間を足かせにすることだけが能ではない」と女王に助言したのも彼女だった。彼女の助言を受けてウィオレンティアは何人かの優れた人間の鎖を解いたが、それが今のカリチャー商団になったのだった。

 

さらに、あるアヒブを見ると腕と足が白い木の皮で覆われていることが分かる。「木化の呪い」と呼ばれるこの病気は、オドラ神聖司祭チェルピーが解決するために努力しているが、この呪いは人間たちの間で「王室裏の幽霊の木の実を取って食べた罰」だといわれている。

---

 

▲ 会話を交わすことで、偶然にもブロリナの足跡が少しずつ見えてきた。

 

最後にカリチャー商団に所属する人間たちから話を聞いていた冒険者は、とある事に気がついた。やはり以前にブロリナの地図で見た内容は正しかったのだ。ブロリナがかつて堕落したアヒブを浄化する仕事をしていたのは明らかだった。それにもし冒険者の推察が当たっているのなら、現在の首都にあるチェルピーの研究室でも生活していたはずだった。

 

チェルピーは本来非常に神経質な性格だったが、この日はとある研究に没頭するあまり、冒険者が研究室を訪ねてきたことすら気づかずにいた。まるでカリチャー商団が朝貢の意味で捧げたバレンシア産の黄金杯だけが机の上にそっと放置されていたかのように。

 

冒険者は注意深くチェルピーの研究室にある本をめくった。チェルピーの研究室には、今までオーディリタで冒険者が経験したことが全て事実であることを確証する記録が保管されていた。

 

オドラ研究日誌 1 - オルゼカに根を下ろしたクトゥランに関して

オルゼカの過去の神木クトゥランの影響だろうか?カーマスリブの枝を接ぎ木して、誕生させたトゥラシルがおかしい。確かに枝を燃やせば格段に強くなるが、姉妹の目は焦点を失い、影が濃くなった。そして力を吸収して間もなく、再び母の深淵を訪れた。これが正常といえるのだろうか?カーマスリブを燃やしたときも、そこまでではなかったのだが…。考えられない程に、渇望している。

 

オドラ研究日誌 2 - クトゥランの犠牲になった怨みの霊のささやきに関して

トゥラシルの枝を燃やした姉妹は、毎晩、誰かの悲鳴が聞こえると話した。それだけでなく、訳の分からないことをブツブツと呟いている。この地に祝福を与えない、と…。なぜだろうか?小さい戦争が起きたが、すぐに収まった。その言葉は、姉妹たちの意思から出てきたものではないから。彼女たちは、自分たちの目を充血させながら、眠りもせず、ひたすら囁き続けた。だから、我々は苦悩が眠る墓の下で、無念の沼と呼ばれていた場所に彼女たちを隔離した。恐ろしくてたまりません…。母よ、どうかこの地の呪いから我々をお守りください…。

 

オドラ研究日誌 3 - 最初のアヒブ堕落者に関して

苦悩が眠る墓、無念の沼にいばらの監獄を建てた。だが監獄には、狂ってしまった姉妹たちを閉じ込めることができなかった。彼女たちは、トゥラシルを燃やせないということに気づくと、自分自身を含め、周りのものすべてを燃やした。たまに皮膚が焼けるあまりの痛さに、正気を取り戻したようだった。そんなときは、ただ泣き叫ぶだけだった。そんなある日…。狂った姉妹のうちの一人、アヒブのラズナールが自身に火をつけ、完全に燃え尽きたあと、灰の中から復活した。完全に別人となった彼女は、苦しんでいる人々を全員殺して、復活させた。ラズナール、彼女はアヒブの最初の堕落者として、苦しんでいる姉妹たちを救った。救われた姉妹たちの目は、オルゼカの古書で見た神木クトゥランの下で誕生した怪物、クザカの目つきに似ていた。つまり姉妹たちが母ではなく、他の神に仕えていたということが分かったのだ。我々は、彼女たちを…堕落者と呼ぶことにした。

 

オドラ研究日誌 4 - 太陽の力を活用する方法に対し

初めて、姉妹たちの欲望が薄れた。月と棘には成し遂げられなかったことを、黎明が成し遂げたのだ。黎明の持つ純白の力が、堕落者たちの欲望を抑えた。苦悩が眠る墓は、これから次々と浄化されていくはずだ。我々は、欲望の収まった姉妹たちをやっと…やっとのことでいばらの森に隔離した。これは、太陽と月が、必ず行動を共にしなければならないという母の意思なのだろうか?

 

埃を被った保管箱 - 干乾びたカーマスリブの枝

堕落の第5段階は…再び第1段階に戻る。セペルは首都に堕落の種を放ち、意思とは関係なく、数多くの姉妹が堕落者となった。彼らは、我々が必死になってまとめた全ての研究結果を水の泡にしてしまった。そのうえ、黎明の脱出を助けたため、堕落者となった姉妹たちを元に戻すことは不可能となった。最後の希望は…攻撃されなかった苦悩が眠る墓だ。木化の副作用があるかもしれないが、堕落の中毒を完全に抑えることができるオドラ神聖ポーション。

 

埃に覆われた保管箱を元の場所へ戻した瞬間、冒険者は研究室の入り口で誰かが自分にそっと手招きしていることに気づいた。ヒズナックに頼まれ冒険者を呼びに来た人間の商団員だった。商団員に案内され、冒険者は近くの人けの少ない建物へと入っていった。

 

ヒズナックは一冊の分厚い本を取り出すと「この記録は自分が闇の精霊の修練の教官として活動しながら、暇があるたび盗み聞きした内容を書き留めておいたものだ」と言った。それだけに確かなものだと断言はできないが、この記録によると欲望が薄れたアヒブが出てきたのはカーマスリビアの女王、ブロリナのおかげのようだった。すなわち、多くの人々がカーマスリビアの女王がオーディリタに人質として捕らえられていたと考えていたが、実際にはそうでないかもしれないというわけだ。

 

大半のアヒブたちもブロリナがオーディリタの人質だったことは知っていたが、女王直属の団体であるヴェルティとオドラ教、いばらの監視者らは女王に違った接し方をしていた。それに人間たちは彼女を「白い天使」と呼んでいたが、それはブロリナが人間たちに親切にできる余裕があったからという意味だろう。もし彼女が監禁されていたのなら、そのような行動はできなかったはずだ。

 

何より決定的なのは、首都に汚染されたトゥラシルの種がばら撒かれたとき、いばらの監視者たちがブロリナをなんとかして脱出させようとしたという記録があったことだ。彼らはブロリナを「黎明」と呼び、自分たちを助けてくれる光だと思っていたのだ。もちろんブロリナの脱出と実験が自発的なものだったのか強勢的なものだったのかが重要だろうが、記録によるとブロリナはオーディリタの人質ではなかった可能性が高い。

 

これは驚くべき事実だった。これまで冒険者が考えてきた推測が全て当たっていたのだ。現在カーマスリビアの女王であるブロリナとオーディリタの間に、かつてなんらかの関係があったことは明らかだった。この真相を直接ブロリナから聞き出せば、全ての秘密が明らかになるだろう。

 

ところが、そのときだった。突然女王の近衛兵たちが冒険者とヒズナックがいる建物に乗り込んできた。まさか、暴いてはいけない秘密だったのか?早くも女王の耳に冒険者が秘密を暴いたという情報が入ってしまったのか?冒険者は体が一瞬にして凍りついていくのを感じた。だが、近衛兵が口にしたのは、それよりもっと驚くべき話だった。

 

「…墓の誓約を守るときが来ました。迫り来る闇に協力して立ち向かう影よ。」

 

▲ ヒズナックの記録を一緒に見る冒険者

 

▲ ウィオレンティア・オウダーに呼び出され、再び王宮に戻ることになる。


 

前回までの内容はこちら

▶黒い砂漠ストーリー #1 - 年代記・上編へ

▶黒い砂漠ストーリー #2 - 年代記・下編へ

▶黒い砂漠ストーリー #3 - バレノス地域へ

▶黒い砂漠ストーリー #4 - セレンディア地域・上編へ

▶黒い砂漠ストーリー #5 - セレンディア地域・下編へ

▶黒い砂漠ストーリー #6 - カルフェオン地域・上編へ

▶黒い砂漠ストーリー #7 - オージェの切ない恋の物語、カルフェオン分岐2編へ

▶黒い砂漠ストーリー #8 - 誰も信じられない権力の都市、カルフェオン分岐3編へ

▶黒い砂漠ストーリー #9 - 明かされる古代神とエリアン教の秘密、カルフェオン最終編

▶黒い砂漠ストーリー #10 - シラレの不吉な予言と疑念、メディアプロローグ編

▶黒い砂漠ストーリー #11 - イレズラの闇の痕跡を追って、メディア分岐 1編へ

▶黒い砂漠ストーリー #12 - 隠されたネルダ・シェンの内情、メディア分岐 2編へ

▶黒い砂漠ストーリー #13 - 冒険者の正体は闇の力の器?へ

▶黒い砂漠ストーリー #14 - 蛾は結局、明かりの方へ。避けられない運命に呼び寄せられ。へ

▶黒い砂漠ストーリー #15 - バレンシア建国の秘密、その中には冒険者がいたへ

▶黒い砂漠ストーリー #16 - 血と復讐のカーマスリビア、美しい顔の裏へ

▶黒い砂漠ストーリー #17 - キャサリン・オーネット、彼女は本当に美しい姫だったへ

黒い砂漠ストーリー #18 - ドベンクルンに影を落とす赤い影、ガーモスの登場へ

黒い砂漠ストーリー #19 -おさまった火種、しかし脅威は存在するへ

黒い砂漠ストーリー #20 - 事実、人間こそが最も恐ろしい生き物だ(星の墓場)へ

黒い砂漠ストーリー #21 - 輝くカーマスリブ、迫り来る闇(オーディリタ 1編)へ

黒い砂漠ストーリー #22 - グランディーハ神託の決定(オーディリタ 2編)

黒い砂漠ストーリー #23 - 全ては最初から計画されていたへ

黒い砂漠ストーリー #24 – 最期を見届けてくれて、ありがとう。へ

コメント 0
top