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GMノート 2021.10.22 18:00 (UTC+9) 【ガイド】黒い砂漠ストーリー#13 - 冒険者の正体は闇の力の器?
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黒い砂漠ストーリーガイド - 一気に読む総まとめ 

※ 本ストーリーガイドは海外のサーバーで黒い砂漠を楽しんでいる冒険者様、「ユ・ジェウ」さんの経験を基にご本人がご自身で作成した投稿であり、原作者のご同意を得たうえで原本を翻訳した内容です。
原文:https://www.inven.co.kr/webzine/news/?news=235512&site=black

 

黒い砂漠のストーリー13編は、メディア地域の最後の旅について書いた。メディア分岐1と分岐2でイレズラに対する手がかりを探してネルダ・シェンとシュラウド騎士団間の葛藤を見守った冒険者は、偶然にマウディ・ブダールの持ち物を盗んで再び浮上した闇の事件を追うことになる。 

 

ストーリー13編は全般的に緊迫した雰囲気で進行される。メディアを覆った闇の元凶が明らかになり、冒険者自ら巨大な運命に巻き込まれたことを悟ることになる部分であるためだ。そして次のストーリー14編ではバレンシアの地でこの冒険が繰り広げられる予定だ。バレンシアはゲームの原題である黒い砂漠が広がる場所なだけに大変重要な地域でもある。 

 

▶黒い砂漠ストーリー#1 - 年代記・上編へ

▶黒い砂漠ストーリー #2 - 年代記・下編へ

▶黒い砂漠ストーリー #3 - バレノス地域へ

▶黒い砂漠ストーリー #4 - セレンディア地域・上編へ

▶黒い砂漠ストーリー #5 - セレンディア地域・下編へ

▶黒い砂漠ストーリー #6 - カルフェオン地域・上編へ

▶黒い砂漠ストーリー #7 - オージェの切ない恋の物語、カルフェオン分岐2編

▶黒い砂漠ストーリー #8 - 誰も信じられない権力の都市、カルフェオン分岐3編へ

▶黒い砂漠ストーリー #9 - 明かされる古代神とエリアン教の秘密、カルフェオン最終編

▶黒い砂漠ストーリー #10 - シラレの不吉な予言と疑念、メディアプロローグ編

黒い砂漠ストーリー #11 - イレズラの闇の痕跡を追って、メディア分岐 1編へ

▶黒い砂漠ストーリー #12 - 隠されたネルダ・シェンの内情、メディア分岐2編へ

 

※ 本ストーリー記事はシリーズで連載されます。

※ メインクエスト、NPCの会話、知識などを参照して作成しました。

※ 分岐とは、ゲーム内でユーザーが何を選択するかによってエピソードが変わる部分を指します。

※ 若干の脚色が含まれていますが、ゲーム内の設定およびコンセプトには支障ありません。

 

 

■ メディア分岐後、共通 - 闇の再現 

 

兵の墓

スレーシの助けを借りて呪われた箱の鍵を開ける 

 

冒険者は倉庫番デウェの話の通り、兵の墓に派遣されている「スレーシ」に会った。彼女は冒険者が差し出した箱の鍵を調べると、これは生きている骸骨で作られた鍵だと話した。この鍵には骸骨の「怨恨」が入っているため、先にこれらの怨恨を払うことで開くことができた。 

 

兵の墓にある骸骨は昔の戦争の犠牲者たちで、三日間の闇事件の後に蘇って動き始めた存在であった。スレーシはこの骸骨を退治して彼らに安息を与えれば、怨恨が解放されると言った。しかし冒険者がいくら骸骨を退治して安息を与えても、箱の呪いは解けなかった。 

 

冒険者がなぜ箱の呪いが解けないのか疑問に思っている中、闇の精霊が現れてこのガラクタの怨恨は恨みの足元にも及ばないと話した。闇の精霊によれば怨恨というものは一ケ所に集まって恨むことを好むが、現在その怨恨が凝縮された執念体」を近くに感じるという。 

 

▲ 箱の怨恨を解決する方法を教えるスレーシ 

 

▲ 三日間の闇以後、強制的に蘇って墓地を彷徨う骸骨 

 

冒険者は闇の精霊が言った執念体がある場所に行った。真っ暗な夜で前がよく見えなかったが、その付近で感じられる鳥肌が立つような戦慄は冒険者が訪れた場所が間違っていないことを物語っていた。そして冒険者はそこで巨大な木に出くわしたが、不思議にもその木は少しずつ動いているようだった。 

 

冒険者はポケットにあった「アタニスホタル」をつけてその木の正体を確認した。しかし、冒険者は瞬間的にホタルの光をつけた自身の行動を後悔した。それは木でなく巨大な骸骨のお化けだった。その骸骨王は、まるで数百の骸骨が合わさったような姿をしていた。そして身を切り裂くような黒い怨恨の力は、闇の精霊が話したその執念体に違いなかった。 

 

冒険者は骸骨王が一瞬で体を起こして吹き出す力によって地面に転がった。大地は揺れ動いて、あらゆる黒い力と汚れたものが冒険者の体にぐるぐると巻きついてきた。冒険者は死力を尽くして起き上がり、武器を掴んで目に見える全てを容赦なく斬りつけていった。そんな中、骸骨王の腐った脚一つが潰れ、冒険者はその隙に怪物の頭のような骸骨を破壊した。そして骸骨王は奇声を上げると、すぐに骨がバラバラになってしまった 

 

▲ 怨恨の執念体、骸骨王 

 

骸骨王が消えるとすぐに冒険者が持っていたマウディ・ブダールの箱からカチャっと音がした。箱の呪いが解けたのだ。その中には怪しい力が溢れる印章があったが、その印章を見た闇の精霊は突然おかしな反応を見せ始めた。鳥肌が立つような笑い方でくすくす笑い、その印章を見せろと言ったり、片付けてほしいと言ったりなどおかしな行動をし始めた 

 

まるで闇の精霊はその力を羨ましがりながらもむやみに近寄ることができないようだった。普段の闇の精霊であればすぐにその力を吸収したはずだ。これを見て普通ではないと感じた冒険者は、急いでタリフ村の村長アーホン・キルスにこの印章を見せることにした。 

 

▲ 闇の精霊も狂わせる印章の正体は何だろうか? 

 

タリフ村、アルティノ 

逃げたマウディ・ブダールと明らかになる印章の真実 

 

しかしタリフ村の村長アーホン・キルスもこの印章は初めて見る物だと話したただ印章から気味の悪いオーラが流れているという点は明らかだった。これを深刻な顔で調べたアーホン・キルスは、村内のシュラウド別動隊に尋ねた方が良いと話した。 

 

冒険者は近くのシュラウド別動隊員たちにこの印章を見せた。するとあるシャイ族の別動隊員が目をまるく開いては、過去の三日間の闇事件の時にイレズラの手下がこの印章を持っているのを見たと話した。イレズラの手下?それならメディアの歴史家マウディ・ブダールはなぜこれを持っていたのだろうか?今考えてみると、マウディ・ブダールは過去に野蛮族から自身が言及された時、非常に慌てていた。当時にはそのままごまかして通していたが、今は確実な証拠があるため冒険者はこれで彼を追及することにした。 

 

▲ その印章はイレズラの手下が持っている物だった。 

 

冒険者は急いで馬を飛ばしてアルティノへ向かった。だが、マウディ・ブダールは不在で、バリーズ3世は彼が急用でアルティノの外へ出て行ったと話した。マウディ・ブダールが先に気付いて逃げたのだ。冒険者はバリーズ3世に自身が発見したマウディ・ブダールの印章を見せ、バリーズ3世はそれが野蛮族の秘密結社の証であることをひと目で見抜いた。彼は三日間の闇が終わる最後の日、サルマ・アニンに背負われて王宮を脱出した時、イレズラの手下が持っていたその印章をはっきり見たのだ。当時、身の毛もよだつ姿で城の外に括られていたバリーズ2世王と王妃の死体。その残酷な光景を彼は決して忘れなかった。 

 

バリーズ3世はシラレが話したその暗い予言がマウディ・ブダールを示していたことを直感した。今は時間がなかった。冒険者は彼がメディアを抜け出す前に必ず捕まえなければならなかった。 

 

▲ すでに席を外したマウディ・ブダール 

 

▲ バリーズ3世は、やはりその印章の正体を知っていた。 

 

メディア城 

覚醒した闇の精霊と捕まったマウディ・ブダール 

 

冒険者はアルティノの住民たちにマウディ・ブダールの行方を聞きまわった。そんな中、ある厩舎番からマウディ・ブダールが急にロバを探して村の外に出て行ったという情報を入手した。そしてアルティノ入口を守っていた警備兵は、彼が挨拶もなく慌てて出ていったためよく分からないが、恐らく警戒の鐘の方へ向かったようだと話してくれた。 

 

警戒の鐘にいた拠点管理人ベルドは、マウディ・ブダールが黒い魔女と一緒に野蛮族反乱を扇動した主導者だったとの事実を知って非常に驚いた。彼はマウディ・ブダールが少し前に海岸に沿って上がって、メディアの地の危険を知らせる警戒の鐘を鳴らすと話した。 

 

同じく海岸に沿って上がっていく冒険者の後方から鐘の音が鳴り響いた。メディアで警戒の鐘が鳴り響いたのは過去に溶岩洞窟が壊れて以来だった。このような緊迫した状況の中で冒険者は海岸にあるシュラウド偵察兵に会い、すぐにマウディ・ブダールが過去のメディア城」へ向かったという事実を知った。しかし何かおかしかった。メディアを脱出したのではなく、メディア城に向かった?彼には何か企みがあるのは明らかだった。今はシュラウド騎士団も結集してマウディ・ブダールを追わなければならなかった。 

 

▲ 冒険者はメディアの住民の助けを借りてマウディ・ブダールの行方を追った 

 

 メディアに警戒の鐘が鳴り響いて、シュラウド騎士団も彼を逮捕するために乗り出した。 

 

冒険者はシュラウド騎士団が兵士を集めている間、先にメディア城へ向かった。そしてメディア城入口でロバとともに立っているひとつのジャイアントを見た。それは他でもないマウディ・ブダールだったが、彼の姿からは妙に余裕が感じられた。明らかに追われる者の姿ではなかった。冒険者はマウディ・ブダールのそのような姿に違和感を感じて慎重に武器を抜いた。いったい何のつもりだろうか?こんなに簡単に捕まるわけがないはずだ 

 

マウディ・ブダールは急いで駆けつけて息切れする冒険者を見て大声で笑った。そうしたところ微笑を浮かべたまま仕方ないというように首を横に振って話を始めた 

メディア城の前に立つマウディ・ブダールの話 

ここまで来たということは、君の意志も認めてあげないといけないな。 

隠さずに話そう。そう、私が黒い女神の祭司長だ。 

ネルダ・シェンでも、バリーズ王家でもなく、全て私が一つずつ実現したことだ。 

シラレの預言と、君という二つのピースが私をここまで窮地に追い込むとは。 

 

メディアは堕落した。救うにはもう手遅れだ。全てはイレズラ様の計画。 

君がここに来たのも全てあの方の計画の通りだ。 

君、そして君と一緒にいる闇の精霊を見て一目で分かった。 

その闇の精霊は昔のカルティアン、そして黒い女神であるイレズラ様のものとそっくりだということだ。 

これは偶然ではなく、必然!イレズラ様の力だけがこのメディアを救うことができる。 

そうするためにはあの方の力を受け止める器が必要だ。 

 

ハハハ、君が私から盗んだ印章のことだが… 

私が本当にイレズラ様から授かった印章を、そんなに適当に管理していたと思うか? 

初対面の冒険者である君に簡単に盗まれるほどにだ。 

私は最初からあの印章が君の手に入ることを願ったし、運命もまたそのようになると言われた。 

それは、全ての闇の力を転移させイレズラ様の目的を果たすための黒い太陽。 

おせっかいな自分のことを責めてくれ。君はここで死を迎えるはずだが… 

昔のメディア王国の復活のための礎として覚えておく。ハハハ! 

 

そこにいるのはわかっているぞ!闇の精霊!その黒い印章の力で… 

この空を壊し、黒い太陽を呼び出せ! 

これは何の話だろうか。今までの事がすべて計画だったとは。印章を盗んだのも、それをここまで持ってきたのも。結局冒険者はマウディ・ブダールの手で弄ばれただけだった。彼は冒険者の闇の精霊を利用して以前の「三日間の闇」を再び呼び起こそうとしたのだ。冒険者は一歩遅れて自身に宿った闇の精霊の状態を確認したが、すでに時遅しだった。闇の精霊はすでに印章の力を取り込んで、以前とは全く違う姿になっていたのだ。以前にエダンが警告したように、非常に強力になった闇の精霊は冒険者を食べてしまおうとしていた。 

 

闇の精霊はもう不定形な黒いお化けの姿ではなかった。印章の力を吸い込んだ闇の精霊は、あたかも古代怪物のような姿になり、想像できないほどの黒いオーラを吐き出した。 一足遅れて兵士を集めてきたシュラウド騎士団とタリフ村の村長アーホン・キルスはその姿を見て驚いた。これはあたかも過去の三日間の闇が再現されたようだった。 

 

冒険者は一瞬、体が凍りついた。今まで数多くのモンスターを退治してきた冒険者だったが、今までは闇の精霊の力が一緒だった。もうそのような助けもなく、ただ自身の力だけで目の前の怪物を退治しなければならなかった。 

 

▲ マウディ・ブダールはメディア城の前で冒険者を待っていた 

 

 

▲ 強くなった闇の精霊は、冒険者を食べようとした 

 

▲ 覚醒した闇の精霊の姿 

 

冒険者は死に物狂いで闇の精霊と対抗した。彼は今まで修練した全ての技と力を使った。闇の精霊の黒い力と冒険者の武器がぶつかり合い、その度に耳を裂くような轟音が響いた。その力を耐え忍ぶことが出来なかった軟弱な体のあちこちには、いつのまにか血が染み出ていた。 

 

シュラウド騎士団とアーホン・キルスもそのような冒険者に加勢した。アーホン・キルスはメディアでは指折りのソーサレスであり、シュラウド騎士団は過去に三日間の闇を経験した熟練者たちだった。冒険者は彼らの助けに勢いを増し、黒い力が吹き出てくる闇の精霊の胸に武器を精一杯刺した。すると闇の精霊は不思議な声を出しながら黒い血を吐くように印章を吐き出した。この敗北を見守ったマウディ・ブダールはまったく信じることができないという表情だった。もう彼を待っているのは憤怒のシュラウド騎士団だけだった。結局彼は力なくひざまずいたまま縄に縛られた。 

 

▲ 冒険者はかろうじて闇の精霊を鎮め、シュラウド騎士団はマウディ・ブダールを捕らえることに成功した 

 

やがて気がついた闇の精霊は何も憶えていなかった。彼は冒険者の周辺を飛び回って自分に怒るなとくすくす笑った。一方、シュラウド騎士団とバリーズ3世はメディアを闇から守った冒険者に感謝の意を表した。これはメディアの騎士団が魔女から勝ち取った最初の勝利でもあった。 

 

だが、その勝利の喜びも束の間、預言者シラレはこっそり冒険者を呼んだ。彼は黒い太陽が再び訪れることと、バレンシア地域の黒い砂漠に予言の土地があると話した。そして現在のイレズラもバレンシアへ向かったという事実を知らせてくれた。そんなに冒険者はこれから自分に差しせまってくる運命を絶えず迎えなければならなかった。 

 

▲ もう冒険者は予言の土地、バレンシアへ向かう 

 


前回までの内容はこちら  

▶黒い砂漠ストーリー#1 - 年代記・上編へ

▶黒い砂漠ストーリー #2 - 年代記・下編へ

▶黒い砂漠ストーリー #3 - バレノス地域へ

▶黒い砂漠ストーリー #4 - セレンディア地域・上編へ

▶黒い砂漠ストーリー #5 - セレンディア地域・下編へ

▶黒い砂漠ストーリー #6 - カルフェオン地域・上編へ

▶黒い砂漠ストーリー #7 - オージェの切ない恋の物語、カルフェオン分岐2編

▶黒い砂漠ストーリー #8 - 誰も信じられない権力の都市、カルフェオン分岐3編へ

▶黒い砂漠ストーリー #9 - 明かされる古代神とエリアン教の秘密、カルフェオン最終編

▶黒い砂漠ストーリー #10 - シラレの不吉な予言と疑念、メディアプロローグ編

黒い砂漠ストーリー #11 - イレズラの闇の痕跡を追って、メディア分岐 1編へ

▶黒い砂漠ストーリー #12 - 隠されたネルダ・シェンの内情、メディア分岐2編へ

 

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