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GMノート [GMノート] 【ガイド】黒い砂漠ストーリー#16 - 血と復讐のカーマスリビア、美しい顔の裏
黒い砂漠 2021-11-12 18:00
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黒い砂漠ストーリーガイド - 一気に読む総まとめ 

※ 本ストーリーガイドは海外のサーバーで黒い砂漠を楽しんでいる冒険者様、「ユ・ジェウ」さんの経験を基にご本人がご自身で作成した投稿であり、原作者のご同意を得たうえで原本を翻訳した内容です。
原文:https://www.inven.co.kr/webzine/news/?news=237698&site=black
 

ユ・ジェウ記者(Giirin@inven.co.kr)

バレンシア以降、冒険者はカルフェオン調査団に入ってカーマスリビア地域に入ります。カーマスリビアのストーリーは大きく二つに分けられますが、始めは言葉どおり調査団の任務を忠実に遂行する内容で、女王の伝令「オフィリア・アイネル」についてカーマスリビアの過去の歴史、勢力、現在の状態などを把握することとなります。 

 

二つ目は、死を迎えた王女キャサリン・オーネットの痕跡についての話です。この過程で冒険者は様々な試験台に上がることになり、王女の性格と過去を少しずつ知っていくことになります。このような内容のために「キャサリン」というキャラクターに魅力を感じるユーザーも多かったようです。 

 

カーマスリビアのストーリー上篇は、調査団の任務を遂行する内容から整理しようと思います。ところで今回は、単純にクエスト順に整理するだけでは理解するのが難しいかもしれません。重要なカーマスリビアの過去の歴史がNPCとの会話を通じてチラホラ飛び出るためです。 

 

そのため今回の内容では冒険者の調査報告書形式のように整理してみました。カーマスリビアのコンセプトは以後オーディリタまで繋がっていき、黒い砂漠の全体的な世界観を表わしているのでよく理解しておいた方が良いと思います。 

※ 本ストーリー記事はシリーズで連載されます。

※ メインクエスト、NPCの会話、知識などを参照して作成しました。

※ 分岐とは、ゲーム内でユーザーが何を選択するかによってエピソードが変わる部分を指します。

※ 若干の脚色が含まれていますが、ゲーム内の設定およびコンセプトには支障ありません。

 

 

■ カーマスリビアの上編 - 明らかになる未知の領域  


首都グラナ 

カーマスリビアの門戸が開放される。 

 

時間が流れてエリアン暦286年、バレンシアに留まった冒険者に手紙が飛んできた。カルフェオンのトリーナ騎士団団長、ヴォルクスだった。冒険者は彼の手紙を注意深く読んでまもなく微笑を浮かべた。カルフェオンで精霊の土地、カーマスリビアへ向かう使節団を設けているという内容だった。約50年間、鎖国政策を維持してきたカーマスリビアがいよいよ門戸を開放したのだ。 

 

久しぶりに訪ねたカルフェオン都市は相変わらずだった。市場には活気が溢れ、騎士団の威厳は高かった。ヴォルクスは議会に到着した冒険者を軍事代表デルパード・カスティリオンに案内してくれた。冒険者を歓迎したデルパードは、早速打合わせをはじめた。 

 

▲ 協定締結を悩んでカーマスリビア使節団を募集しているデルパード・カスティリオン 

 

事実カーマスリビアは、カルフェオンの長い間の同盟国だった。過去カルフェオン北部のトロル、南部のサウニール族が暴走した時グラナの王女であったブロリナ・オーネットはカルフェオンに援軍を送った。当時このことでカルフェオンはカーマスリビアと「黎明の条約」を結んだが、これは今後カーマスリビアに援助が必要ならばカルフェオンが喜んで助けるという内容だった。 

 

この条約のために現在のカルフェオンは女王になったブロリナの支援要請を受け入れなければならなかった。だが、デルパードはなぜか分からない気まずさを感じた。それでデルパードはむやみにカーマスリビアと協定を結ぶ前に正確な状況を判断するために使節団を設けることにした。 

 

一方、使節団の参加はエンカロシャー商団で引き受けることにした。今回のことでエンカロシャー商団には新しい交易路を開拓できる機会であった。カーマスリビアの状況が思ったより大丈夫ならば、彼らの無尽蔵な資源を活用して利益を得ようという計画だった。 

 

▲ エンカロシャー商団は新しい貿易路開拓のために使節団の支援に乗り出した。 

 

冒険者はエンカロシャー商団が用意した空の馬車に身を任せた。空の馬車はバレンシア・ガビニャ大噴火口の最高のドワーフ職人たちが作った最先端の飛行気球で、その何より早く大陸の間を横断することができる装置であった。空の馬車は馬とは比較できない速度で上がり、すぐに巨大なカルフェオン都市が足元で広がり、カーマスリビアの首都グラナの象徴である神木「カーマスリブ」が目の前に繰り広げられた。 

 

グラナ・空の馬車の乗り場では、オフィリア・アイネルが冒険者を待っていた。今後、使節団を案内することになる案内者だった。自身をブロリナ・オーネット女王の「足になろうとする者」と紹介した彼女は、冒険者に先にアーチェルとレンジャー代表を紹介した。アーチェルはカーマスリビア首都を防衛して、レンジャーは国境を守護する任務を引き受けたガネル族だった。 

 

グラナ・カーマスリブの下に精巧に作られた壇上には女王ブロリナ・オーネットがいた。ブロリナは黎明の条約に応じたカルフェオンに謝意を表した後、公式に軍事協力を要請した。ブロリナは「アヒブ」という勢力からカーマスリビアを守りたかったのだ。 

 

▲ カーマスリビア行きの空の馬車 

 

▲ オフィリア・アイネル調査団の資格で来た冒険者を案内する役割をする 

 

▲ レンジャー代表のヘレリンス・ザナ(左)、アーチェル代表のハセル・アゼリエラー(右) 

 

▲ カーマスリビアの女王、ブロリナ・オーネット 

 

カーマスリビアの全域 

使節団の資格でカーマスリビアの現状況を調査する 

 

冒険者はオフィリア・アイネルの案内についてカーマスリビアの歴史を把握し、ガネル、パプー族、パデュス族、精霊たちに会って様々な情報を収集した。カーマスリビアは、カルフェオンの予想通りただ美しいだけの土地ではなかった。あらゆる傷と不安で汚されている場所だった。 

 

冒険者はトレント村のカルフェオン議会長に調査内容を報告するために調べた情報を整理した。冒険者が作成したカーマスリビア調査内容の全文だ。 

§シルビアの子孫

歴史が記録される以前、太初の時代に神木がひとつあった。女神シルビアは自然の精霊と共にその神木にカーマスリブという名前を付けて、太陽と月のオーラでガネルとベディルを誕生させた。彼らは森の緑とトゥースフェアリーの祝福を受けた、同じ腹から生まれた姉妹だった。

 

すべてのガネルとベディルは精霊の祝福の下で太陽と月のオーラを受けて生まれた。しかし、古代精霊の言葉は選ばれた女神の娘だけが理解できるということだった。当時、選ばれた二人の王女の名前はオリアナ・オーネット、ジョシュア・オウダーで、彼女らはグランディーハ港で一緒に教育を受けて育った。以後、オリアナ・オーネットは太陽のオーラを受けたガネルの首長が、ジョシュア・オウダーは月のオーラを受けたベディルの首長になった。彼らは大自然に戻った古代精霊の力でカーマスリブを守護し、種族を導いた。

 

そんなある日、神聖な母の根(カーマスリブ)を破って彼が生まれた。ブフラ……カヘリアク!彼は私たちが聞き取れない言語を話し、この世界の太陽の光を見て、すぐに盲目になってしまった。ガネルとベディルは矢を放ち、彼の体は呪われたように朽ち果てた体から流れ落ちた彼の血は、漆黒のように真っ黒だった。

 

彼は自分の血で何かを描き、笑った。それはまるで、黒い太陽を連想させた。彼は必ず消滅させなければならない悪魔に間違いはなかったが、シルビアの娘たちはそのまま彼を森の外へ追い出すことにした。太古から共にしてきた精霊たちが、彼から微弱な精霊のオーラが感じられるという理由で処刑を引き止めたためだった。彼の正体は、後に全世界に大きい影響を及ぼすことになるカプラスだ。

 

女神の娘たちはカプラスの登場で母の根の向こう側について知ることになった。彼が上がってくる途中、根の世界の向こう側のドアが開いたのだ。女神シルビアの子孫は娘たちだけではなかった。そこはアドウィル、すなわちルトラゴンと呼ばれる女神の息子の世界だった。

▲ カーマスリブと関連した黒い砂漠の世界観女神シルビアの子孫は娘と息子がいる 

§カーマスリビアの勢力

カーマスリブの話を簡単に理解するには先にカーマスリビアを構成する存在を分からなければならない。 

 

主な勢力 

ガネル(太陽):首都を防衛する原則主義者アーチェル、国境を監視するレンジャー 

ベディル(月):ガネルに対抗するアヒブ、アヒブにならず森を離れたダークナイト 

その他:パプー族、パデュス族、各精霊たち(メリンドーラ、ポリ、ナク、フォレストロナロスなど) 

 

主要人物 

招待代表者(現在死亡):ガネルの首長オリアナ・オーネット/ベディルの首長ジョシュア・オウダー 

最初の姫(ガネル):アメリア・オーネット(先代女王、ブロリナによって追い出される) 

二番目の姫(ガネル):ブロリナ・オーネット(現カーマスリビアの女王) 

二番目の姫(ベディル):ウィオレンティア・オウダー(ブロリナと同時に生まれる、現オーディリタの女王) 

三番目の姫(ガネル):キャサリン・オーネット(ウィオレンティア・オウダーに殺される) 

▲ レンジャーとダークナイトはゲーム内で職業として実装されている 


▲ カーマスリビアの種族たち左からパデュス、パプー、トゥースフェアリー、キノコ精霊 

§ 暗黒の精霊と光を失った神木

エリアン暦235年、この世に暗黒の精霊が押し寄せてきた。ところでこれは偶然にもカルフェオンに黒い死が襲った時と一致する。それで現学者は、「暗黒の精霊=黒い死が形象化されたこと」と推定している。

 

暗黒の精霊は、カーマスリビアの草原と森を全て枯らし、シルビアの娘たちはこれを防ぐ力がないということを悟った。アドウィルからルトラゴンが支援のためにやってきたが、女神の娘たちは彼らを全部森の外に追い出した。彼らの指導者が先に追い出されたカプラスだったことを知ったためだった。事実、ルトラゴンはその当時は裏切者のカプラスを探しに来たのだった。カプラスはそんな神木の根を越えてきた最初のルトラゴンとして記録された。

 

一方、ベディルの首長ジョシュア・オウダーは暗黒の精霊からその(カプラス)血の臭いをかいだ。彼女は暗黒の精霊を防ぐために神木のカーマスリブを燃やし、その時に噴出した力で暗黒の精霊を追い出した。骨身にしみるが仕方ない選択だった。

 

 

§ 女王アメリア・オーネットの暴政

暗黒の精霊を追い出したが、すでに疲弊した森は回復するのに時間が必要だった。半月ぐらい過ぎた時には食糧問題が起き、当時燃えてしまった森には次第に育ったポリのキノコたちだけが残っていた。そして、ガネルの首長オリアナ・オーネットとベディルの首長ジョシュア・オウダーは他の人々のために食べ物を譲り、自分たちはキノコ精霊のポリに食べ物をお願いした。

 

ポリは二人の首長に丁寧なキノコ料理をもてなした。しかしその時、途方もない事件が起きた。ポリのキノコ料理を食べた二人の首長が同じ日の同時刻に母の元へ逝ってしまったのだ。(死亡)

 

衝撃的な事件に初代王女アメリア・オーネットはポリ精霊を犯人とした。間もなく、女王になる彼女に逆らう者はおらず、結局ポリは処刑された。

 

以後、女王に即位したアメリアは露骨にベディルを嫌った。アメリアは母の遺産(カーマスリブ)を燃やした彼らを許せなかった。アメリアが即位した後、カーマスリブの枝で編んだ王冠を巡って、ガネルとベディルの争いが始まった時、アメリアはガネルの肩を持った。

 

当時、アーチェルは女王がガネルとベディルを全て代表することになったため王冠に「花」をのせることを望んだ。だが、ベディルは今まで通り花がない王冠を使おうと話した。これは結局、アーチェルの思惑通りになり、以後アメリアのベディル抑圧はさらに酷さを増した。

 

彼女は天魔の君主クログダルにベディルを追い出すという誓いまでした。クログダルはこのような女王の行動に大きく失望し、森の精霊もひそひそと噂をした。シルビアの子供たちが失ったカーマスリブの光を取り戻すために力を合わせるどころか、お互いをけなし合うのに忙しかった。

 

この誓いに逆らった一部のベディルたちは、アヒブという名前で引き続き森を燃やし始めた。彼らは残った森を燃やしてそこから出てくる力を手に入れたが、このことでガネルとベディルの関係はますます悪くなった。

 

 

§ ダークナイトの誕生とアヒブの粛清

だが、すべてのベディルがアヒブであるわけではなかった。彼らはガネルとの戦争を望まなかった。結局アヒブにならずカーマスリブを守護することを誓ったベディルは、ダークナイトという名で呼ばれた。彼らは差しせまってくる戦争を避けて、トゥースフェアリーのレピタロングソムの助けで森を抜け出した。レピタロングソムは過去に暗黒の精霊事件の時、ポリの森が燃えないように保護した妖精でもある。

 

この時にはレピタロングソムは自身の行為がどんな惨事を呼び起こすのか知らなかった。女王アメリア・オーネットは、ダークナイトが森を抜け出たことについて「ベディルの逃走」と考えた。そして、森の道を開けたトゥースフェアリーはその罪に問われた。結局、レピタロングソムの善意によって数多くのトゥースフェアリーが粛清された。

 

そのような渦中、アメリアを刺激する事件が起こった。二番目の王女ウィオレンティア・オウダーが、三番目の王女キャサリン・オーネットを殺害したのだ。この事件ですべての精霊が悲哀を歌った。キャサリン・オーネットは、カーマスリブの光を取り戻すために最も尽力した王女でもあった。

 

一方、ウィオレンティア・オウダーは4名の王女のうち、唯一月のオーラを受けたベディルであった。今回の事件でアメリアは本格的なベディル抹殺を誓った。ダークナイトが消えた状況でアーチェルは直接アヒブ討伐に出て、結局アヒブは戦闘に敗れて乾いた大地へ逃げた。

 

 

§ 黎明の帰国

ウィオレンティア・オウダーは、乾いた大地へ逃げて自身の友人でもある姉妹のブロリナ・オーネットを人質に取った。本来、ブロリナとウィオレンティアは互いに交換日記を書くほど親しい仲であった。だが、このことで二人の関係は完全にこじれてしまった。もうウィオレンティア・オウダーは愛しの妹を殺して自身を人質に捉えた敵でしかなかった。

 

そうしてブロリナは、なんと4年間も乾いた大地で人質として生活をした。そして、辛うじて脱出した彼女は暴政を振るうアメリア・オーネットを廃位して、アヒブも抹殺すると決心した。

 

ブロリナは先にパデュス族を訪ねた。彼女は権力欲と憎しみに囚われて、カーマスリブの光の復元から目をそらしたアメリアを追い出そうと雄弁に語り、パデュスはこれに感動してブロリナと手を組んだ。パデュスは彼らの友人であったトゥースフェアリーを粛清したアメリアにずっと不満を抱いていた。

 

その頃、カルフェオンでサウニール/トロル戦争が起きた。カルフェオンはカーマスリビアに援軍を要請し、ブロリナは首都内の私兵を禁止する法律の母の楽園を大義名分として、アメリアの精鋭部隊の大部分をカルフェオンへ派遣した。そうしてブロリナは、空き状態なっているグラナ首都へ自身の勢力を投入した。核心的な兵力が不足していたアメリアは敗北し、残忍なカーマスリビアの女王は追放された。

 

首都グラナの内は、あっという間にブロリナの者でいっぱいになった。あっという間に天地がひっくり返った。人々はこのことを「黒い太陽を追い出して、黄色の太陽が浮かび上がった」として、黎明の帰国と呼んだ。グラナは久しぶりに余興に酔い、逃げた精霊は再び姿を表わした。

 

 

§ アヒブとブラックスター

しかし、依然として問題が残っていた。乾いた大地のアヒブは次第に力を育ててカーマスリビアを威嚇した。また、ある日リングウッドの森北側に落ちたブラックスターによって灰色の粉が降り注ぎ、そこに駐留したパデュス族が理性を失った。ブラックスターが落ちて8年が経った今も相変わらず白い灰と灰色の霧は洗い流されず、ガネルたちはこれがすべてアヒブの仕業だと思った。実際、その付近でアヒブのライオンの足跡が発見された。

 

問題はブラックスターが落ちた付近がカルフェオンの領土というものだ。それで異邦人を嫌うアーチェルは特にカルフェオンの人を好まない。もしカルフェオンが前もってカーマスリビアを助けるつもりだったら、そちらのアヒブを追い出したり交渉をしてブラックスター問題を解決するべきであった。

▲ ブロリナとウィオレンティアが子供の頃に書いた交換日記悲しくも最後のページは血と復讐でいっぱいだった。 

 

▲ アヒブだけでなくブラックスターが落ちて色々な問題が重なった 

 

トレント村

調査団の報告 

 

カルフェオン調査の旅はアーチェル警備警戒所で終わった。アーチェル警備隊長のルシエル・モネトはカルフェオンから来た冒険者を歓迎しなかった。特にオフィリア・アイネルが連れてきた者ならばなおさら不快だった。「アイネル」はアーチェルの中でとても口にできないほどの悪口だったためだ。ルシエルは将校としての最小限の優遇はここまでとして、オフィリア・アイネルと共に冒険者を追い出した。 

 

案内を終えたオフィリア・アイネルは悲しい表情で自身の名前にまつわる秘密を打ち明けた。アイネルは過去、暴政を行ったアメリア女王の精鋭軍を呼ぶ名称だった。つまり、彼らはアメリア女王の忠臣だった。カルフェオンに派遣で出て、ブロリナが政権を取って戻る所がなくなったアイネルはその名を捨てて投降したが、新しい女王ブロリナ・オーネットは彼らの名前を直さなかった。一種の烙印である。 

 

ブロリナはむしろアメリアに従ったアーチェルの名将を連れてきてはアイネルの手で直接処刑するようにした。罪目は短かった。ベディル抹殺に目が見えなくなってしまった女王を傍観した罪。かつての仲間を皆の前で殺すことは恐ろしいことだった。そうしてアイネルは命をつなげたが、永遠にアーチェルから蔑視を受けることになった。 

 

▲ アーチェル警戒所の警備隊長ルシエルは、カルフェオンとアイネルに対して露骨な不快感を表わした 

 

▲ オフィリア・アイネルにも暗い過去があった今はすべての自尊心が底をついている状態。 

 

オフィリアは、カルフェオンがこの戦いを耐えられることができないといった。アヒブ、ブラックスター、そして姉妹の間の不和まで。カーマスリビアは傷とアザだらけだった。ブロリナは優しく物静かな女王だが、カーマスリブの光を取り戻せないままアヒブの地オーディリタへ進撃するならば残るものは自滅の道しかなかった。カルフェオンがこの道を共に歩く必要はなかった。 

 

冒険者は重い心のままトレント村に戻った。そこにはカリス議会のデルパードとエンカロシャーが待っていた。彼らは調査団の結果を見て、カーマスリビアとの軍事条約締結の有無を決めなければならなかった。それで、彼らは冒険者に三つの質問をした。 

最初に、カーマスリビアの最近の状況はどうか?美しい楽園という噂通りなのか? 

二つ、カルフェオンがカーマスリビアと軍事条約を結ぶのが正しいと考えるのか? 

三つ、我々がカーマスリビアと戦争をすれば、カルフェオンはその土地を占領することができるだろうか? 

▲ カルフェオン貴族が現れてごたごたしたトレント村 

 

デルパードとエンカロシャーは冒険者の返答を聞いて深く悩んでいるようだった。さらに考える必要があった。険しい姉妹の揉め事に介入して得られる何かを確実にしなければならなかった。彼は冒険者にビール二杯を出して自分たちが会議を進めている間、しばらく旅の疲れを癒すようにと言った。 

 

闇の精霊は、ビール二杯を報酬として受け取ったことに非常に不快感を表わした。カルフェオンの貴族たちが現れたせいか、村はやたら騒然としていた。仕方なかった。ひとまず冒険者は、席を移してしばらく休んでみることにした。 

 

この世には嘘つきが二人いる。カルフェオン貴族とシルビアの娘たち、その中でも一番は女王だ。 

 

- 最近カルフェオンの裏路地で聞こえる噂 



前回までの内容はこちら

▶黒い砂漠ストーリー#1 - 年代記・上編へ

▶黒い砂漠ストーリー #2 - 年代記・下編へ

▶黒い砂漠ストーリー #3 - バレノス地域へ

▶黒い砂漠ストーリー #4 - セレンディア地域・上編へ

▶黒い砂漠ストーリー #5 - セレンディア地域・下編へ

▶黒い砂漠ストーリー #6 - カルフェオン地域・上編へ

▶黒い砂漠ストーリー #7 - オージェの切ない恋の物語、カルフェオン分岐2編へ

▶黒い砂漠ストーリー #8 - 誰も信じられない権力の都市、カルフェオン分岐3編へ

▶黒い砂漠ストーリー #9 - 明かされる古代神とエリアン教の秘密、カルフェオン最終編

▶黒い砂漠ストーリー #10 - シラレの不吉な予言と疑念、メディアプロローグ編

▶黒い砂漠ストーリー #11 - イレズラの闇の痕跡を追って、メディア分岐 1編へ

▶黒い砂漠ストーリー #12 - 隠されたネルダ・シェンの内情、メディア分岐2編へ

▶黒い砂漠ストーリー #13 - 冒険者の正体は闇の力の器?へ

▶黒い砂漠ストーリー #14 - 蛾は結局、明かりの方へ。避けられない運命に呼び寄せられ。へ

▶黒い砂漠ストーリー#15 - バレンシア建国の秘密、その中には冒険者がいたへ

 

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