絵本で見る「朝の国・都」の物語！
- GMラニーの昔話「朝の国・都」編 第3弾 -

9月12日(木)、冒険者様の元にやって来る「朝の国・都」

知っておくと楽しさが2倍！GMラニーの昔話！

今回は「朝の国・都」の説話から、

「薔花紅蓮伝、薯童伝の背景となったお話」をご紹介させていただきます。 

以前の昔話は以下からご確認いただけます♪

第1弾はこちら

第2弾はこちら

さらに！お話の最後にあるクイズに正解すると抽選で報酬を獲得できるチャンス！
アップデートを楽しみにしている皆様へ魅力をお届けします！(*'▽')

- GMラニーの昔話 「朝の国」編 のバックナンバーはこちら -

黒い砂漠昔話　第1弾

《巫堂霊伝》

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黒い砂漠昔話　第2弾

《九尾狐伝》

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黒い砂漠昔話　第3弾

《ソンカクシ伝、金豚王伝、ドゥオクシニ伝》

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黒い砂漠昔話　第4弾

《竹葉軍伝》

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黒い砂漠昔話　第5弾

《クスンセ伝、倀鬼伝》

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黒い砂漠昔話　第6弾

《水宮物語》

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❖ 参照ストーリー ❖
薔花紅蓮伝
～美しい双子に起きた悲劇～

鉄山で座首を勤めるペ・ムリョンの夫人は、ある日、花が天女に変わり自分の懐に入ってくる胎夢を見ました。それから薔花(ジャンファ)を産み、その2年後に次女の紅蓮(ホンリョン)を産みました。

 

美貌と才能を兼ね備えた薔花と紅蓮は、親の愛情をたっぷりと受けて育ちました。しかし、紅蓮が5歳の時に夫人が病気で亡くなってしまったため、後継ぎを案じたペ座首はホ氏という女性を後妻に迎えたのでした。

 

容姿も性格も悪いホ氏でしたが、まもなく男児を3人産みました。そして、息子が産まれた頃から前妻の娘である二人を虐待するようになりました。

 

月日が経ち、薔花の婚約が決まると、ペ座首は結婚に向けて嫁入り道具をたくさん用意するようにホ氏に言いました。しかし、財物が減ることを勿体ないと思ったホ氏は、薔花を殺す計画を立て始めたのでした。

 

ホ氏と息子のジャンスェの計画により罪の濡れ衣を着せられた薔花は、ジャンスェに責め立てられ池に身を投げて死んでしまいました。

 

その帰り道、急に虎が現れジャンスェは両耳、片腕、片足を嚙みちぎられてしまいました。ジャンスェがケガを負ったことで、ホ氏は残った紅蓮を更に憎むようになりました。

 

姉の消息を知らず苦しんでいた紅蓮は、ジャンスェから薔花は死んだと聞かされて悲しみに暮れ、姉を追って池に身を投げて死んでしまいました。

 

恨みが解けない二人の霊魂は、無念を晴らして欲しいと鉄山府使を訪れましたが、姉妹の幽霊を見た府使は驚きのあまり次々に死んでしまったのでした。

 

そんな中、チョン・ドンオという人物が鉄山府使を志願し、幽霊の姉妹からこれまでの事情を聞いて事件を再調査したところ姉妹の証言通り、すべてホ氏ら親子の計画であったことが判明しました。

 

府使はホ氏たちを厳罰に処し、薔花と紅蓮の遺体を丁重に埋葬しました。ペ座首が新しい妻の氏をユン氏を迎え入れると双子の娘が生まれ、大金持ちの家に嫁いで幸せに暮らしたそうです。

❖ 参照ストーリー #1 ❖
薯童伝
～自作の歌で手に入れた幸せ～

百済の都の南の池のほとりで暮らしていた女性がその池に住む龍と愛情を交わし、息子の薯童(ソドン)が生まれました。

 

ソドンは芋を売って生活をしていましたが、次第に新羅の真平王の3番目の娘のソンファ姫が比類のない美人である事を知り、出家して上京し、子供達に芋を与えては、自作の歌である薯童謡を歌わせました。

 

「ソンファ姫がソドンと密会している」という謡が都でたちまちに流行し、
それを耳にした真平王は怒ってソンファ姫を遠方へ追放してしまいました。

 

流刑の道中、ソンファ姫の元に薯童が現れ護衛をすると申し出ました。どこの誰かも分かりませんでしたが、偶然の出会いを信じたソンファ姫はいつしかソドンに愛情を抱くようになりました。彼が謡を広めたソドンであることを知ったのはそれからまた後の事でした。

共に百済に戻ると、ソンファ姫は母親が持たせてくれた金塊を差し出し、これで生活しようとソドンに言いました。しかし、金塊を見たソドンは「これは何だ？」と大笑いしました。

 

姫が、これは黄金であり、何百年間も豊かに暮らすことができるほどの価値があることを伝えるとソドンは「幼い頃から芋を掘っていた土地には、こんなものが山のように積もっていた」と言いました。

 

驚いたソンファ姫はその黄金を両親がいる宮殿に送るのはどうかと提案しました。

 

そこで、2人は龍華山の知命法師に神通力で黄金を運んでもらう事にしました。
ソンファが手紙と共に金塊を寺の前に置くと、法師は神通力を使って一晩のうちに両親がいる宮殿に黄金を運びました。

真平王の心を掴んだソドンは新羅の助けを得て民の心を掴み、ついには百済の王位にまで上り詰めました。

❖ 参照ストーリー #2 ❖
志鬼伝(in 薯童伝)
～愛があまりにも大きくて炎の鬼神になった志鬼～

志鬼(シキ)は、ファリエキの出身でしたが、首都に出向いた際に偶然通りかかった善徳女王を目にしました。

 

あまりにも美しい女王の姿に彼は一目で恋焦がれ、叶わぬ恋に心を痛めた志鬼は次第に病に侵されていきました。

 

ある日、女王が寺に仏供(仏に供える物)を捧げに行くと、志鬼が女王を慕って病気になったという噂が聞こえてきました。女王は人づてに志鬼に寺の外で待つように伝えました。

 

女王が寺の中で祈りを捧げている間、志鬼は寺の外で待っていましたが、
待ちくたびれて眠りについてしまいました。

祈りを終えて寺から出てきた女王は、眠っている志鬼の姿を見て、自分の金の腕輪を外して、眠っている彼の胸に置いてその場を去りました。

 

目を覚ました志鬼は、女王の金の腕輪を見つけて非常に喜びましたが、眠ってしまった自身にひどく激怒しました。

 

女王への想いはさらに燃え上がり炎となりました。その結果、彼の体は炎で焼き尽くされ、炎の鬼神に変わってしまったのでした。

 

志鬼が炎の鬼神となって世界中をさまようと、人々は恐れを抱くようになりました。

 

それを見た善徳女王は人々に呪文を教え、それを家の門に貼るように指示したところ、その後、人々は火災に見舞われることがなくなったとのことです。

イベント期間中、こちらのGMノートに
次のクイズの正解を残してください！

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Q . 以下のうち、ソンファ姫が母親から授かった物は？

 

１．「芋」
２．「神通力」
３．「現金」
４．「金塊」

 

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正解のコメントを残してくださった冒険者様のうち
抽選で10名様に！

[EV] 終末の月
秘伝書(3日)

TIP！ 正解と一緒に感想やコメントをすると
当選確率がUP！！

* 当選発表は、イベント終了2週間以内にお知らせにてご案内いたします。

（追記：2024-09-19 12:00） 

GMラニーの昔話はお楽しみいただけましたか？

昔話を読んだあとは、ぜひゲーム内でストーリーをお楽しみください(*'▽')