絵本で見る「朝の国・都」の物語！
- GMラニーの昔話「朝の国・都」編 第2弾 -

9月12日(木)、冒険者様の元にやって来る「朝の国・都」

知っておくと楽しさが2倍！GMラニーの昔話！

今回は「朝の国・都」の説話から、

「春香伝、ウトゥリ伝の背景となったお話」をご紹介させていただきます。 

第1弾はこちらからご確認いただけます♪

さらに！お話の最後にあるクイズに正解すると抽選で報酬を獲得できるチャンス！
アップデートを楽しみにしている皆様へ魅力をお届けします！(*'▽')

- GMラニーの昔話 「朝の国」編 のバックナンバーはこちら -

黒い砂漠昔話　第1弾

《巫堂霊伝》

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黒い砂漠昔話　第2弾

《九尾狐伝》

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黒い砂漠昔話　第3弾

《ソンカクシ伝、金豚王伝、ドゥオクシニ伝》

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黒い砂漠昔話　第4弾

《竹葉軍伝》

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黒い砂漠昔話　第5弾

《クスンセ伝、倀鬼伝》

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黒い砂漠昔話　第6弾

《水宮物語》

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❖ 参照ストーリー #1 ❖
春香伝
～二人の身分を越えた恋愛～

ある南原(ナムォン)という村に、チュンヒャンという幼い頃から美しく、詩と絵に長けた女の子が居ました。

 

チュンヒャンが16歳になった頃、地方長官の息子イ・モンリョンはブランコに乗るチュンヒャンを一目見て恋に落ちました。

 

イ・モンリョンは部下達にチュンヒャンを自分の元に連れてくるよう命じましたが、チュンヒャンはそれに応じませんでした。

 

その日、イ・モンリョンはチュンヒャンの家を訪れ、言葉を交わした二人は次第に恋に落ちました。

 

夫婦の契りを交わし幸せに暮らしていた二人でしたが、父親の地方長官の任期が終わったイ・モンリョンは父親と共に都に戻ることになりました。チュンヒャンと再び会うことを約束し、イ・モンリョンは都へと旅立つのでした。

 

一方、新たに赴任したピョン・ハクト(地方長官)は、自分の仕事を投げ出し、有名な妓生を呼び集めて毎日のように宴を開きました。そして、チュンヒャンという美しい娘の話を耳にしたピョン・ハクトは、チュンヒャンを宴に呼ぶことにしました。

 

宴の最中、ピョン・ハクトはチュンヒャンにお酒を注ぐように求めましたが、

夫にだけ尽くすと心に決めているチュンヒャンは、それには従えないと断りました。

ピョン・ハクトの怒りに触れたチュンヒャンは、牢獄に閉じ込められピョン・ハクトの誕生日に死刑を執行すると宣告されてしまいます。

 

その頃、官僚試験を受けたイ・モンリョンは見事に首席合格し、暗行御史(地方官僚の監視を秘密裏に行う官吏)として再び南原に戻ることになりました。そして、自分の身分を欺くために見窄らしい身なりで村に潜入したのでした。

 

見窄らしい身なりをしたイ・モンリョンは、「詩を一首作るから一杯だけ酒を飲ませて欲しい」と言ってピョン・ハクトの誕生日の宴に潜入しました。

 

イ・モンリョンの正体に気づかないままチュンヒャンの死刑を執行しようとしたピョン・ハクトの前に、暗行御史であるイ・モンリョンが現れました。

 

ピョン・ハクトとその部下は捕縛され、再会を果たした二人はいつまでも幸せに暮らしました。 

❖ 参照ストーリー #2 ❖
ウトゥリ伝
～たった一粒の大豆と一日～

昔、貧しい夫婦に念願の子供が生まれ、ウトゥリと名づけられました。ウトゥリのへその緒はどんな道具を使っても切ることができませんでしたが、ススキを使うとようやく切ることができました。

 

ウトゥリは幼い頃から子供には登れるはずのないタンスや高い棚の上に登っていたため、不思議に思った夫婦がこっそりウトゥリの様子を見てみると、脇の下に小さな羽が生えており、それを使って空を飛んでいたのでした。

 

昔から、脇に羽が生えた子供は将来英雄になるといわれているため、これを知った王様や貴族が夫婦とウトゥリを殺そうとするのではないかと、夫婦は不安に駆られました。

 

夫婦はウトゥリを連れて山奥に身を隠しましたが、既に噂は広まっており、王様の命令で軍がウトゥリを捕らえにやってきました。

 

異変を感じたウトゥリは姿を隠しましたが、ウトゥリの両親は捕らえられ拷問にかけられてしまいました。

 

本当にウトゥリの居場所を知らなかった夫婦は数日後に解放されましたが、家に帰るとウトゥリが涙を流しながら帰りを待っていました。

 

ある決心をしたウトゥリは、母親に「大豆一升を炒めて欲しい」と頼み、母親はすぐに大豆を炒め始めました。　大豆を炒めていたその時、１粒の大豆が鍋から飛び出しました。するとお腹が空いていた母親は大豆を拾って食べてしまいました。

 

母親に炒めてもらった大豆を使ってウトゥリは鎧を作り始めます。しかし母親が食べた１粒の大豆が足りず脇の部分には穴が開いてしまいました。

 

ウトゥリは母親に「もうすぐ軍がやってくるでしょう。もし私が戦いで死んだら、裏山の岩の下に、栗、豆、小豆と一緒に埋めてください。そして３年間は誰にも場所を教えないでください。そうすれば３年後に再び会えるでしょう」と伝えました。

 

そして、再び軍がやってきました。恐れをなした軍は遠くから矢を放ちますが、矢はウトゥリの大豆の鎧に当たってすべて折れてしまいます。

 

しかし、ウトゥリが腕を上げたその時、大豆１粒分の穴が露わになり、最後の矢がその部分に命中して、ウトゥリは命を落としてしまいました。

 

軍が撤退したあと、両親は涙を流しながら願い通りに穀物と共にウトゥリを裏山の岩の下に埋めました。

 

ウトゥリが亡くなってから数年が経った頃、ウトゥリがまだ生きているという噂が王の耳に入りました。王は軍を率いてウトゥリの両親を捕え、力ずくでウトゥリを埋めた場所を白状させました。

 

しかし、岩の下を掘っても何も見つかりません、怒った王がススキで岩を叩いたその時、岩が割れて以前埋めた穀物が兵士や馬、武器となって現れました。
しかし、岩の中に風が入り込んだ時、そのすべてが消え、ウトゥリも一緒に消えてしまいました。それは、あと1日で3年が経つという日の出来事でした。

 

その後、山のどこかで翼のある馬が現れました。それは幼い英雄を乗せるはずであった竜馬だったのです。竜馬は数日の間泣きながら主人を探し回り、ついに滝の中に落ちて命を落としてしまいました。その後も川の中から馬の鳴き声が聞こえるという噂が広まり、民はウトゥリがまだ水の中で生きていると信じていました。

イベント期間中、こちらのGMノートに
次のクイズの正解を残してください！

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Q . 以下のうち、イ・モンリョンがなった役職は？

 

１．「地方長官」
２．「暗行御史」
３．「武士」
４．「海官」

 

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正解のコメントを残してくださった冒険者様のうち
抽選で10名様に！

[EV] 終末の月
秘伝書(3日)

TIP！ 正解と一緒に感想やコメントをすると
当選確率がUP！！

* 当選発表は、イベント終了2週間以内にお知らせにてご案内いたします。

（追記：2024-09-19 12:00） 

お楽しみいただけましたか？

GMラニーの昔話「朝の国・都」編は
「朝の国・都」を紹介する形で追加されます！(*'▽')
ぜひお楽しみに☆