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コミュニティ

TIP&攻略
[演奏攻略]エフェクターの設定の仕方に関して(お風呂で演奏しないために)
2024.05.08 07:59
185 0
最近の修正日時 : 8 日前

時間ないので文章のみです(笑)

今回イベント用で曲を作っていて改めて思ったことを過去の反省も含めて書いておこうかと思います。

リバーブ、ディレイ、コーラスの設定値に関する考え方です。
作曲機能を使い始めた方、始めてみようと思っている方の参考になればと思います。
もちろんお風呂で演奏するのが好きな方は逆のことをして見ると良いです

◆なぜお風呂で演奏しているように聴こえるのか?

犯人はリバーブとディレイです。

残響音が気持ちいいのでリバーブはついつい深めに効かせてしまいがちですが効かせすぎると音がぼやけてしまいます。
リバーブでできた残響音にさらにディレイがかかってやまびこします。これが楽器音が出るたびに追加で響きます。

◆リバーブとディレイによる弊害

リバーブとディレイは次の音に被っていく。

曲を途中で中断すると現在の設定でどれだけの長さでリバーブとディレイがかかっているのか分かると思います。
リバーブ音とディレイ音は減衰していくので感じないかもしれませんがその長さの分だけ実際には被っています。

◆残響音が長くなる原因

「リバーブのTime設定値が大きすぎる」、「ディレイのFeedback値が大きすぎる」、この二つです。

例えばピアノで音量を100にしてReverb:Time50、AuxSend:50でBPM60で1小節目1拍目に4分音符を1つ鳴らせて見ると目測ですが大体2小節目の1拍目から2拍目で減衰音が聴こえなくなる感じでした。BPM120だと3小節2拍目あたりでちょうど倍くらいです。ちなみに私の耳なので耳のいい人はもう少し長く聞こえるかもしれません。

同様にDelay:Feedback50、AuxSend:50でBPM60で1小節3拍目、BPM120で2小節1拍目あたりまで聞こえます。これもちょうど倍くらいですね。

割と長い間効果が続いていると思いませんか?実際の曲で最初から最後まで各小節に1音ずつしか入っていませんと言う曲はあまりないと思います。

もちろんエフェクト音量は減衰していっているわけですから手前の拍でかなり目立たなくなってはいます。他の音を鳴らすともうわからないかもしれません。ですので、深くかけてしまう理由は恐らく聴いていて続く音で効果がわかりにくくなっていくからついついエフェクター側の設定値を上げてしまうのではないかと思います。

以下初心者さん向けにちょっとエフェクト処理について説明しておきます。

◆AuxSendの仕組み

黒い砂漠のエフェクターは各楽器ごとに個別で設定することはできません。リバーブ、ディレイ、コーラス側で決めた設定値を全ての楽器が共用して使用します。

ちょっと仕組み的なことを説明しておきます。

イメージとしては各楽器があってそれぞれがミキサーに繋がっていると思ってください。各楽器の音量ボリュームはミキサー側がどれだけの音量を楽器から入力するかと言うミキサーの入力レベルです。ミキサーの出力レベルは一定でPC側のボリュームに依存します。
エフェクターを使わない場合はミキサーは各楽器の原音をミックスして出力しています。

エフェクターはミキサーについています。ミキサーは各楽器が繋がっている各チャンネルに楽器音の入力レベルとは別にどれだけの原音をエフェクター側に送るのか決める出力ボリュームがついています。これがAuxSendでAuxSendからAuxSendの設定値分の原音の音量をエフェクター側に流します。この原音の音量はミキサーの入力レベルで決めた各楽器の音量です。
エフェクターはAuxSendから受け取った原音の割合だけエフェクト処理して送られてきた音量に対して50%の割合でミキサーの出力にミックスします。
AuxSendは各楽器の入力レベルで決めた楽器の音量の割合を決めます。AuxSendの設定値を50にしたとき楽器の音量の設定が100の場合その音量の50%の音量をエフェクターに送ります。そしてエフェクターは25%のエフェクト音を出力します。

ちょっとややこしいかもしれませんね。
エフェクト音は各楽器の音量ボリュームで決めた数値に依存します。楽器の音量ボリュームが100の時、AuxSend値100で音量50のエフェクト音が原音とミックスされて出力されます。楽器の音量ボリュームが80の時だとAuxSend値100でエフェクト音量は40です。
AuxSendの設定値は%になります。各楽器の音量ボリュームで決めた音量の5なら5%、10なら10%の割合でエフェクターに音量を決めます。
そしてエフェクターは受け取った音量のさらに50%の音量で出力します。

エフェクト音はAuxSend値最大の100でも元の音量の50%の音量までしか出力されません。また原音を消してエフェクト音だけを出力することはできません。各楽器は必ず楽器の音量で決めた原音を出力します。

◆エフェクターの設定値による効果に関して

全て左右に振られてステレオで出力されます。立体感が出るのはエフェクト音が左右で微妙に出力タイミングが変わるからです。
そして原音はセンター定位で出力されます。なのでギターは右でピアノは左から聴こえるみたいなことはできません。ただ楽器そのものの原音自体が特定音で左寄り右寄りに振られている場合があるかもしれません。

[リバーブ]
Time:設定値を大きくすると残響時間が延びる。

※黒い砂漠のリバーブは1種類だけです、残響の質を変更することはできません。

[ディレイ]
Feedback:設定値を大きくすると音の繰り返し回数が多くなる。

※Time値がありません。
想像ですが繰り返しタイミングはテンポに関わらずに原音に対して8分音符の間隔で500m/sec でディレイ音1、左に付点8分音符750m/secで の間隔でディレイ音2です。 ディレイ音1はAuxSendの値が100の時原音に対して50%の音量、ディレイ音2は25%の音量、繰り返し回数ごとに音量は半減していきます。(5/11修正)

[コーラス]
Feedback:エフェクト処理をループさせる。設定値を大きくするとDepthとFreqencyで設定した処理の繰り返し回数が多くなる。
LFO Depth:音を縦に揺らす。設定値を大きくすると音の上下の揺れ幅が大きくなる。
LFO Freqency:音を横に揺らす。設定値を大きくすると音の横の揺れ方が小刻みになる。

※全てのエフェクターで設定値0で最小値となっている。つまり0は効果0ではありません。

◆お風呂演奏にならないようにどうに使えばいいのか

反対意見もあるとは思いますが一つの考え方として聞いてください。

1.リバーブやディレイに関しては効果が感じられなくなる以上の設定値にはしない。

演奏時は音が出た後次々と音が出て行きます。しかし前のエフェクト音は目立たないだけで残ります。この目立たないエフェクト音が音が出るたびに重なっていきます。結果もわっとしすぎになってしまいます。お風呂演奏にしないためにはこれが重ならないような設定値にするのが良いと思います。

2.必要な楽器にだけエフェクトはかけ残響効果は特定楽器に任せてしまう

複数の楽器から残響音が聞こえてしまうと残響音だらけになってしまいますのでバッキングの核となる楽器に残響効果を任せてしまいます。複数楽器で演奏すると別の楽器の音で残響効果は感じられなくなったりしますし、メロディの主役になるようなパートやエフェクト効果があってもなくても気にならないパートは思い切ってエフェクトをかけない方が音ははっきりと目立ちます。そして目立ちすぎるなら音量で調整します。

3.エフェクト設定値は低くAuxSendを大きくする

エフェクト設定値は大きくしても効果が伸びるだけで減衰したり次の音と重なりその効果も明確でなくなっていきます。
上のほうで書きましたが、ピアノで音量100、Reverb:Time50、AuxSend:50でBPM60で1小節目1拍目に4分音符を1つ鳴らせて2小節目の1拍目から2拍目まで、BPM120だと3小節2拍目あたり。Delay:Feedback50、AuxSend:50でBPM60で1小節3拍目、BPM120で2小節1拍目あたりまで効果が続きます。そして次々に新しい音が出てその音にもエフェクト効果は付きます。次の音に効果が付くなら前の音が出した残響の減衰音は不要ななものだと思います。

そこで音が出た瞬間だけに残響効果が感じられたらいいのでは思うわけです。AuxSendの値を小さくしたとしてもTime値50は50です。聴こえなくても残響効果は続いています。仮にAuxSendの値を小さくした分だけエフェクト音量も小さくなりますので音が出た瞬間の残響感も少なくなってしまいます。
しかしAuxSendの値を大きくしてリバーブのTime値やディレイのFeedback値を小さくすることで瞬間的な残響効果や繰り返し効果を十分確保できると思います。

どうしてもエンディングで長い残響感や繰り返し音が欲しい場合には難しいかもしれませんがその場合曲全体とエンディングの余韻のどちらを優先するかです。

◆コーラスはどう使うのか?

コーラスは揺らせた音を原音よりわずかに遅らせて2重に音が聞こえるかのような効果を生み出すエフェクターでディレイ程の音の遅延は感じません。上のほうでコーラスの設定値を触るとどうなるのか書いていますが、「設定値を触る=音が変わって行く」と言うことです。「原音から違う音に変えたい」と言った使い方をする場合や、「原音とわずかに違う音が原音と同じ旋律で同じタイミングで演奏している」ように聞かせたいというような使い方ができます。

但し、設定値を触ると音を揺らすわけですから音がびょんびょんしてきます。全部の楽器に同じ設定値で効果をかけると全部の楽器の音が変質します。なので設定値を触った場合は特定楽器だけ使用するほうが無難です。でも音を敢えて変質させて電子楽器っぽく聴かせることもできると思いますのでこの辺はアイデア次第です。

これは黒い砂漠専用のミキシングテクニックになってくると思いますがエフェクター側の設定値を触らなくてもAuxSendの値を上げてやれば最低の設定値で効果がかかります。最低と言うことは原音に近い音で効果を期待できるということです。AuxSendの値を上げていくと真ん中にあった音が左右に広がっていくのがわかると思います。
この広がり感を利用して異なる楽器間で音が重なってしまって音が埋もれたり潰れたりしてしまうことを各楽器のAuxSendの値を変えることである程度回避させることができます。
また、設定値を0のままAuxSendの値を仮に100にした場合エフェク音は原音の50%の音量で出力されますので原音に近いまま音量を少し増やすことも期待できます。
ただ全部の楽器にかけてしまうと最低値とは言え揺れるという効果がついていますから音が右から左へ時計回りにぐるぐるゆっくりと回っているように聴こえるのでかけすぎは注意です。

◆まとめ

ということで、長々と書きましたがクリアなサウンドづくりをしてみたい方は一度お試しください。
機会があれば全体のバランス調整を考えたミックスダウン的な使い方の内容でも書いてみたいと思います。

最後まで読んでくれてありがとうございます。

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