まず、朝の国を最大限に楽しむために、設定から朝の国の言語である韓国語にしましょう!
日本語では聞くことの出来ない訛りのある韓国語で話すキャラクターたちが、朝の国の旅をよりリアルで没入感のあるものにしてくれますよ♪
さて!韓国語音声で気分を盛り上げたところで!
朝の国に溢れたハングルを読み解いていきましょう!
★굴비한두름(クルビハンドゥルム)
굴비(クルビ)とは、イシモチ(シログチ)を塩漬けにした干物で、古くから韓国で親しまれているおかずです。
その굴비(クルビ)を数える単位が두름(トゥルム)で、そこに1を意味する한(ハン)がつくことで한두름(ハンドゥルム)になります。
このトゥルムという単位は、ダースのように複数個1組を表す単位で、1トゥルム20匹です。
なので、この굴비한두름(クルビハンドゥルム)は、イシモチの干物1トゥルムという意味になり、20匹づつ売っていると分かりますね。
ちなみにクルビはご飯がすすむため「ご飯泥棒」と言われるそうですよ。
★손질생선(ソンジルセンソン)
손질(ソンジル)は手入れや下ごしらえを意味する言葉で、생선(センソン)は生鮮、生魚のことです。
つまり、손질생선(ソンジルセンソン)は、ウロコを取ったり切り身にするなどの下処理をした魚を指します。
これを書いている場所を見ると、確かに切り身の魚が置いてありますね!
★무들마을(ムドゥルマウル)
마을(マウル)は村という意味なので、ムドゥル村を意味します。
東方海道監営にて見ることが出来ます。
★쳥산서원(チョンサンソウォン)
朝の国語は、南浦(ナムポ)のように漢字もハングルで読むことができます。
なので、この扁額に書かれている쳥산서원(チョンサンソウォン)も青山書院の朝の国読みと考えられます。
ただ、この1文字目の「쳥」、青だとしたら「청」になるはずなのですが、なにか別の意味や由来があるのか、まだ分かっていません。
是非教えていただきたいです!
★남새 한 되(ナムセハンドェ)
この野菜売り場で見ることが出来る言葉、남새(ナムセ)は野菜、한(ハン)は1を意味します。
しかし、難題なのが最後の文字되(トェ)。
これは、現在は使われていない韓国の計量単位で、1.8リットルの体積の単位とそれを測る升のことだと考えられます。
売られている野菜は液体や豆などの穀物ではないので、おそらくここでは、野菜を入れている箱のことを指しているのではないかと推測しました。
なので남새 한 되(ナムセハンドェ)は、野菜1升という意味だと思われます。
推測なので、間違っていたらごめんなさい!
ちなみに現在は、남새(ナムセ)という言い方もしますが、野菜という意味の야채(ヤチェ)の方が多く使われるようです。
★당근 한 되(タングンハンドェ)
ここの棚には、トウモロコシやじゃがいもがあるような気がしますが、당근(タングン)はオレンジのポピュラーなニンジンです。
そして、한 되(ハンドェ)は先程の推測から1升と考えて、당근 한 되(タングンハンドェ)は、ニンジン1升だと思われます。
★나물류(ナムルリュ)
日本でもなじみのある韓国料理ナムル、日本では料理名として浸透していますが、韓国では料理用に収穫された野菜や植物もナムルと呼ばれます。
なのでこの나뮬류(ナムルリュ)はこの棚で売られている野菜や野草の総称でナムル類という意味です。
ちなみに、料理のナムルには基本どんな野菜や植物でも無駄なく使えるため、作物の収穫の際に出る葉や茎、根なども捨てずにナムルとして美味しく調理し食べるそうです。
作物に対する感謝の心が伝わってきますね。
★부추(プチュ)・무우(ムウ)・당근(タングン)
부추:一般的なニラのことです。
무우:大根の別の言い方です。標準語での大根は무(ム)。
당근:一般的なニンジンです。
★タルボル村の張り紙
タルボル村にある張り紙も翻訳してみました!
몰이꾼:獣や魚を逃げられない場所まで追い込む職業
ムドゥル村の近くにある関所が封鎖されていたのはこの事件のせいだったようです。
夢見る都はあの門の先!
期待が膨らみます!
(知識にあるスプモル村村長の墓って最近出来たものだったんですね。)
朝の国を堪能しすぎてまだ見つけきれていないので、今後も見つけ次第追加予定です!
乞うご期待!!