新規・復帰冒険者の皆様、並びに既存の冒険者の方々、
そろそろ海洋での生活には慣れてきた頃合いだろうか。
徐々に船も完成し、貿易船や護衛艦で海を疾走している人もいることだろう。
私のサポーターズノートでは、物々交換での金策の考え方や、
船舶操作のコツ・増築についてなどを主とし、自身が集めたデータなどを元に、根拠を示しつつ解説していく。
その他、たまには息抜きとしてうま味のあるコンテンツについての解説や紹介が出来ればと思っているが、
基本は海に関することになるのでご了承いただきたい。
今回は、効率よく海獣を討伐するためのちょっとした小技を示しておきたい。
まだ砲撃の基本を知らない冒険者はもちろん、すでに知っている冒険者も改めて見ておいてもらいたい。
まず、砲撃や操船の立ち回りとしてもっとも基本となるのが「8の字旋回」だ。
この言葉を聞いてピンっと来る人もいると思うが、これは操船の基本中の基本となるため、意識して立ち回ってほしい。
実際、海獣退治で使ってる人は、私の見る限りでは非常に少ない。
では、具体的にどう操るのかだが、「左右に舵を切りながら交互に砲撃する」という至極単純なものだ。
しかし、言うと簡単だが実際に操作するとなるとヤキモキすることも多いだろう。
最初の頃は船足も遅く、旋回速度も角度も覚束ない。船舶スキルも揃っていないとなると尚更だ。
とはいえ、慣れてしまえば容易い操作なので、しっかり練習しておくことをおすすめする。
基本をしっかり叩き込んでおけば、海獣どころか海でのPKにも対応できるだろう。
ただし、沈没は双方にとって非常にリスキーなので無理は禁物だ。
特に交易品を積んでいる場合は、勝てない相手だと思ったらすぐに逃げよう。
では、実際にどう船を動かすかなのだが、言葉で示すよりも図で示すほうが理解しやすいので、下図にて説明していく。
今回のキャラはシャイ。航海レベルは熟練の1で快速巡行と急発進が使える。討伐対象はヘカルだ。
ちなみに、航海のメインキャラはウィザードでやっている。現在専門レベル10で、もうすぐ職人に到達するところなのだが、
最近は時期的に狩りに集中しており、なかなか海に出られていない。
話を戻そう。まずは左舷から狙って行く。もちろん右舷から狙ってもよい。
また、射線や位置取りが分かりやすくなるよう精密射撃モードで説明するが、通常砲撃モードでも構わない。
好みの砲撃モードで操船しよう。
砲撃が命中したら、すぐさま海獣を背にするように前進し退避すると同時に、逆の砲門が海獣に向くように舵を切ろう。
砲撃位置をしっかり取り、射線を合わせて砲撃したら、また別側の砲門を向けて砲撃、これを繰り返すだけだ。
このとき、急発進や快速巡行があれば素早く動けるため、海獣から受けるダメージを回避できる。
航海レベルが専門まで上がれば後退起動が使えるため、後退しながら8の字旋回ができたり、より位置取りが楽になるほか、
職人レベルまで到達すれば急旋回、名匠で回転起動、道人まで上がれば大砲の装填時間も短縮されるため、より効率が上がる。
8の字旋回をしっかり使うことによって、ノーダメージでヘカルを退治できた。
討伐した海獣の近くに寄れば、ペットが海洋海獣のエキスを回収してくれる。
1回で概ね30~40個くらいは獲れるはずだが、獲得量には振れ幅があるため明言は避けさせて頂くのでご了承いただきたい。
もちろんヘカルだけではなく、オーシャンストーカーやキャンディドゥムなど、ほかの海獣にも同様の動作で挑もう。
マゴリアまで出るとそれなりに海獣が強くなるので、慣れないうちはノーダメージとはいかないが、
8の字旋回を基本にし、船舶スキルを応用すれば、いずれは全部の攻撃を回避しての討伐が可能になるだろう。
ここまでが、効率よく船を操作し、海洋海獣のエキスを集める方法となる。
繰り返しになるが、8の字旋回は操船における基本中の基本になるので、海に出る際はしっかりと練習しておいてもらいたい。
最後に、最近の海洋事情になるが、私から2点ほど伝えさせて頂きたい。
1つは、海洋に出る冒険者が増えたこともあり、海でのPKが多くなってきたように見られる。
アップデートによる船舶アップグレードのハードルが下がったこともあり、重帆船で航海するプレイヤーも多くなってきた。
当然ながら、重帆船でのPKも増えてくるので、貿易船や護衛艦などで航海している方は、自動航行する際は十分に注意してもらいたい。
ただ、PKは黒い砂漠のコンテンツの一部でもあり、その行為を否定非難するわけではないのでご了承頂きたい。
本稿の序盤でも記したが、沈没は交易品のロストや船員が病気になるなど、高いリスクがある。
勝てない!と判断したら、即時その場を離脱するために、チャンネル変更やキャラクターチェンジなどを利用して退避しよう。
そのまま急速退避しても、相手が重帆船なら追いつかれてしまう。特にボランテは船足が早いため、逃げ切れる場面は少ない。
無理に応戦したり旋回して逃げるよりも、チャンネル変更やキャラクターチェンジを利用して退避するほうが圧倒的に安全だ。
2つ目は、船着き場や渡し守の周りに船を長い間放置したままにすることだ。
ベリア前やイリヤ島の船着き場で、長時間放置しておくと、ほかのプレイヤーにとっては障害物でしかないほか、
上図スクリーンショットのように意図せずかくれんぼ状態になってしまう。
マナー的な感覚になるが、もしすぐに出発しないのであれば、一旦船は渡し守に預けておいて、
ほかのプレイヤーの邪魔にならないようにしておこう。
もちろん強制したくて記しているわけではないが、そういった少しの思いやりを持って航海してもらえると、
海を生業とし、こうしてサポーターズとして執筆している身として嬉しく思う。
少しでも気に留めておいてもらえたら幸いだ。
それでは今回はここまでとする。
そろそろ第1期サポーターズの任期も終わりに近付いている。私事にはなるが、第2期の募集が始まったようだが、どうするか現在思案しているところだ。
サポーターズノートの更新頻度は少なかったが、Twitchの配信内で質問を頂いたりTwitterのDMで応援メッセージを頂いたりなど、
非常にありがたいことが多いので、多少なりとも需要はあるのかなと感じている。
ただ、もし第2期に着任しなかったとしても、今後も質問や解説に関するご意見ご要望に関しては、TwitterのリプライやDM、Twitch配信内で常時受け付けている。
レスポンスも早く対応できるので、活用してもらえたら幸いだ。
それでは、また。