ねごっちには夢があった。
「いつか自分で演奏会を開いて、みんなを楽しませたい!」
その夢をかなえるため
演奏会を主催しているギルドに入り…
厳しい先輩がたの「指導」にも耐えてきた…
そして
ついに
その夢が…
かなった!
ということで、ギルド「行雲流水」の先輩方の強力なバックアップの元、はじめての演奏会主催をおこないました。
演目は、砂漠MUSIC AWARD「暖かい春を迎える音楽」に応募された冒険者楽曲17曲。
さきに発表のあった入選曲5曲も、選外の曲も、全曲みんなで楽しもう!という企画です。
会場に選んだのは、桜並木を見おろすハイデル噴水広場。
ここはステージになる設置物がないので、演奏者の立ち位置など入念なリハーサルをおこないました。
そして当日!
集まった冒険者は約50名。
GM「なにもしてませんよ」ムラスカ様もいらっしゃいました!
ねごっちのつたない(行き当たりばったりのw)MCで、演奏は進みます。
さすがAWARD応募曲だけあって、しっかり作りこんだ完成度の高い曲ばかりです。
開演時は夜でしたが、だんだんと日が昇って、桜並木とセレンディア山脈の山々がきれいに姿を現しました。
春をイメージした楽曲なので、ゆったりくつろいだ曲調の作品が多いです。
会場全体がやさしい雰囲気でした。
演奏中に、その楽曲の製作者さんの姿も見られました。
また、うれしかったのは、
音楽アルバムでよく名前を目にするベテランぞろいの製作者さんにまじって、
アルバムにはこの応募曲1曲しかないという方も2人いらっしゃること!
黒い砂漠の音楽界が、少しずつ裾野を広げているとしたら、とてもうれしいことです!
最後は、ねごっちが以前お世話になっていたこともある別ギルドさんのメンバーを中心としたゲストバンドの演奏。想定外のアンコールにも応えてくださって、演奏会をしっかり締めてくださいました。
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初めての主催で、いつもの演奏会よりしょぼくなっちゃったらどうしよう…と不安だらけでした。
正直なところ、開演直後はもう、逃げ出したい気持ちでしたw
でも観客のみなさまの声援と、演奏者として集まってくださった方々の支え、そしてすてきな楽曲を製作してくださった応募者たちのおかげで、楽しい演奏会になったと思うのです。2日たった今でも、この記事を書きながらにやにやしてしまうキモいねごっちなのです。
音楽を愛するすべての冒険者様に、心からお礼を申し上げます。ほんとうにありがとうございました!
最後までほぼ無言で進行を支えてくださったGMムラスカ様にも、感謝です!
ギルド行雲流水ではこれからもこのような演奏会を開いてゆきます。今後ともどうぞよろしくお願いします!