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GMノート [GMノート] 【ガイド】黒い砂漠ストーリー #10 - シラレの不吉な予言と疑念、メディアプロローグ編
黒い砂漠 2021-10-01 18:00
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黒い砂漠ストーリーガイド - 一気に読む総まとめ 

※ 本ストーリーガイドは海外のサーバーで黒い砂漠を楽しんでいる冒険者様、「ユ・ジェウ」さんの経験を基にご本人がご自身で作成した投稿であり、原作者のご同意を得たうえで原本を翻訳した内容です。

原文:https://www.inven.co.kr/webzine/news/?news=255921&site=black

 

黒い砂漠のストーリー10編では、メディア地域の「プロローグ」に当たる部分が描かれています。冒険者はカルフェオン寺院で出くわした「謎の魔女」を調査するため本格的にメディアを旅することになりますが、そこに潜む闇を調査する途中でバリーズ王家と摂政ネルダ・シェンというやや対立的な二つの組織の間に置かれることになります。

 

この章は本格的な事件の発生に先駆けていくつかの謎が表面化するプロローグと言えますが、特に大都市アルティノの預言者「シラレ」が不吉な予言を宣布する場面は注目です。こうして冒険を続ける中でメディアを牛耳る商人や何やら怪しい野蛮族の存在に気づいた冒険者は、謎に包まれたメディアの全貌を少しずつ明かしていくことになります。

 

メディア地域も本編以降二つに分かれる分岐編が用意されているため、今後掲載するストーリー11編と12編ではそれぞれの分岐の内容を、また13編では再び共通して展開するメディア地域の最後の編をまとめる予定です。

 

▶黒い砂漠 ストーリー#1 - 年代記・上編へ

▶黒い砂漠ストーリー #2 - 年代記・下編へ

▶黒い砂漠ストーリー #3 - バレノス地域へ

▶黒い砂漠ストーリー #4 - セレンディア地域・上編へ

▶黒い砂漠ストーリー #5 - セレンディア地域・下編へ

▶黒い砂漠ストーリー #6 - カルフェオン地域・上編へ

▶黒い砂漠ストーリー #7 - オージェの切ない恋の物語、カルフェオン分岐2編

▶黒い砂漠ストーリー #8 - 誰も信じられない権力の都市、カルフェオン分岐3編へ

▶黒い砂漠ストーリー #9 - 明かされる古代神とエリアン教の秘密、カルフェオン最終編

 

※ メイン依頼、NPCの会話、知識などを参照して作成しました。

※ 分岐が出てくるのは、ユーザーの選択に応じてエピソードが異なる部分です。

※ ストーリーの展開上、若干脚色している部分がありますが、ゲーム内の設定には支障ありません。

 

 

■ メディアプロローグ - メディアを脅かす黒いオーラ


メディア、カーマスリブ寺院

議会長フェレシオの頼みで怪しい魔女を調査する旅に出る

 

 

カリス議会長のヘルマン・フェレシオは、悪神クザカの脅威を止めるために緊急議会を招集する一方、冒険者がカルフェオン寺院で出くわした「黒いオーラの女」についての調査を依頼した。フェレシオはその女性をメディアの有名な魔女だと推測し、「メディアは何もない荒廃した地だが、想像もつかない邪悪な呪術と野蛮族たちであふれる場所だ」と説明した。

 

ところが、聞くところによると最近カーマスリビアのガネルたちもハイデルの東側に「カーマスリブ寺院」を建てて怪しい動きを見せているという。しかし、外交的な摩擦を考慮するとカルフェオンがこれを直接調査するのは難しいため、フェレシオは比較的自由な身である「冒険者」を頼ることにしたのだ。

 

▲ 外交的な問題を考慮したカリス議会長は、自由な身の冒険者をメディアの地へと送り込んだ。

 

メディアはかつてカルフェオンとバレンシアの間で起きた戦争の仲介貿易で大きな富を築いたセレンディアの東に位置する地域で、現在は「首都アルティノ」を中心に強力な商圏を形成していた。その代わりメディアは広い平野と肥沃な土地を持つセレンディアとは違い、土地の大部分が山と高原から成っているため、農場はそれほど発達していなかった。

 

冒険者はメディア地域に向かう道中、議会長フェレシオが言っていたカーマスリブ寺院を発見した。カーマスリブ寺院は、まるで「ここからはメディアの領地だ」と言わんばかりにメディア地域の入口に鎮座していた。冒険者は一瞬にしてそこにそびえ立つ美しい白い木に目を奪われたが、その木の下にはどこか見慣れた顔のガネル族が一人立っていた。

 

▲ カーマスリブ寺院はセレンディアとメディア地域の間に位置していた。

 

▲ カーマスリブ寺院の風景

 

冒険者は秘密守護団の一員である「オーウェン」を見つけると、嬉しそうに駆け寄った。オーウェンも突然現れた冒険者の姿に少し驚いた様子だったが、すぐに暖かく迎え入れてくれた。オーウェンは、カーマスリビア寺院の設立目的について尋ねる冒険者に対し「最近メディア地域に染み込んでいる黒いオーラを警戒するためだ」と言い、これに先に気づいた「ヘラウェン」に会えばもっと詳しく分かるはずだと教えてくれた。

 

ヘラウェンは長い髪の美しいガネル族で、現在カーマスリブ寺院の寺院長を務めていた。ヘラウェンは人間の女性でいうところの2~30代に見えたが、実はそれより遥かに長い歳月を生きており、様々な経験を積みながら知識を深めてきたガネルだった。彼女は賢く、冒険者がやってきたのは単なる偶然ではないとすぐに感じ取ると、ここを訪れた本当の理由を冒険者に尋ねた。ヘラウェンの質問に核心をつかれた冒険者は、彼女に三つの質問を正直に投げかけた。するとヘラウェンは慈愛に満ちた笑みを浮かべ、冒険者の質問に誠実に答えてくれた。

最初の質問。黒いオーラの魔女とはいったい何者なのか?

冒険者がクザカ神殿で見たあの魔女は「イレズラ」である可能性が高い。イレズラがどんな目的で悪事を働いたのか定かではないが、確かなのは彼女のせいで家族と夢を失い苦しむ人々が生まれたということだ。

 

二つ目の質問。メディアで何が起こったのか?

かつて健在だったメディア王国にイレズラが「三日間の闇」を呼び起こした。この三日間の闇はメディア王国を破滅へと導き、大地を黒いオーラに染めた。現在メディアはその後遺症に苦しんでいる。

 

三つ目の質問。カーマスリブ寺院の目的は?

カーマスリブ寺院は、メディアの異変を感知して大地を浄化するためにある。我々はカーマスリビアの聖なる神木の枝をメディアの地に植えて浄化しようとしたが、メディアはすでに黒いオーラに深く侵食されており神木すら育たない状態だった。そこで現在では、ここカーマスリブ寺院の建つ場所が、唯一カーマスリブが育つ一種の「限界点」となっている。

 

▲ 冒険者の質問に答えてアドバイスをしてくれた、聡明なヘラウェン

 

ヘラウェンは、冒険者がもしイレズラを追っているのならその闇を先に追跡した方がいいと教えてくれた。そして溶岩洞窟管理者「ハカン・デルク」の名を挙げ、彼のもとを訪ねればきっと助言を与えてくれるはずだと言った。


オマル溶岩洞窟

溶岩洞窟で闇のオーラを追跡する。

 

 

冒険者はヘラウェンが教えてくれた「オマル溶岩洞窟」を目指して出発した。こうして本格的なメディアの旅が始まったわけだが、オマル溶岩洞窟はかつてメディアが誇る天然溶鉱炉で、大陸中から有名な鍛冶屋がこぞって集まる場所だった。ここで多くの武器や防具が生み出されてきたという。

 

しかしイレズラが「三日間の闇」を起こしたあと、オマル溶岩洞窟で謎の爆発が起き、溶岩を被った荒々しいゴブリンたちが出没すると洞窟内部は耐えがたいほど熱くなり始めた。そのため今ではほとんどの鍛冶屋たちがここを去り、ハカン・デルクをはじめとする数名の労働者だけが残された場所を守っている状況だった。

 

▲ 荒廃した洞窟について訴えるハカン・デルク

 

冒険者は愚痴をこぼすハカンのため、溶岩洞窟内部の炎ゴブリン「フェリード族」を退治することにした。溶岩洞窟は入口からすでに熱気が充満しており、中に足を踏み入れるのは容易ではなかった。だが、冒険者は息苦しい熱気の中でもフェリード族を次々と始末していった。

 

ハカン・デルクはそんな冒険者の姿を見て目を疑った。これまであの洞窟の熱気をかいくぐりフェリード族を始末できた者は一人もいなかったためだ。しかし、フェリード族の数は減ったにもかかわらず、まだ洞窟の熱気は冷めなかった。このままでは労働者が働ける環境になったとは言えなかった。そこでハカン・デルクは冒険者に洞窟の温度を下げる方法について尋ねた。

 

 

▲ フェリード族を退治する冒険者

 

▲ ところが洞窟の熱気は消えておらず、労働者たちは苦痛を強いられた。

 

しかし、こればかりは冒険者もどうしたらいいか分からなかった。冒険者はとりあえず洞窟の中に水を撒いてみたが、絶えず溶岩が噴き出している巨大な洞窟にそんな一時しのぎの方法が通じるはずがなかった。闇の精霊はこのような冒険者の姿が情けなく見えたのか、クスクスと笑いだした。

 

冒険者をしばらくあざ笑っていた闇の精霊は、「洞窟の中に黒いオーラを感じないのか?」と言うと、その存在が溶岩洞窟をこのようにした元凶だと語り始めた。これを聞いた冒険者は、洞窟の奥深くにいるボス「フェリード」のもとへ向かった。

 

▲ 見るに見かねた闇の精霊は、冒険者にボス「フェリード」の存在を教えた。

 

ところが、フェリードの姿を見た冒険者は思わずその場に立ち尽くした。フェレシオがなぜメディアを「野蛮で荒廃した土地」と言っていたのか分かる気がした。これまで何度も黒い存在をやっつけてきた冒険者だったが、フェリードはその比ではなかった。冒険者の背丈はようやくフェリードの足首に届くほどで、フェリードの体はあらゆる火炎と溶岩で燃えあがっていたからだ。

 

冒険者は、フェリードが噴き出す熱気で息が止まりそうだった。フェリードが動きながら奇声を発するたびに熱い火炎が冒険者を包み込んだが、冒険者は闇の精霊の闇の力を利用して辛うじてこれを阻止した。そんな長い死闘の末、フェリードはついに倒れ、土の底へと消えていった。

 

▲ ボス「フェリード」。よく見ると、右足の方に小さな冒険者の姿が見える。

 

ハカンは洞窟の問題を解決して無事に帰ってきた冒険者を見て、喜びを隠すことができなかった。そこでハカンは感謝の気持ちとして、研究目的で集めていた黒い霧の武器を冒険者に渡した。その一方、巨大な溶岩族から感じた「黒いオーラ」に違和感を感じたハカンは、かつて自らが砂漠で発見した黒結晶が原因ではないかと疑い始めた。

 

かつてカルフェオンとバレンシアが戦争を繰り広げていた頃、ハカン・デルクとその友人「メボ・ムラナン」はオマル溶岩洞窟で最高級の武器を作り、それを売って商売をしていた。ところが、商売のために砂漠を行き来していたときだった。砂漠の下に埋められた黒い石を発見したハカンとムラナンは、これを単純な「加工添加剤」として使えるかもしれないと考え、溶岩洞窟に持って帰ってきた。しかし彼らはその後、実験を通じて黒結晶が想像を絶する莫大な火力を出すことに気付き、ハカンは黒結晶を危険とみなして遠ざけることにしたのだった。

 

しかし、ムラナンの考えはハカンとは違った。彼は自分が黒結晶の力を制御できさえすれば、もはやこの天然溶鉱炉も必要ないと判断したのだ。結局彼は溶岩洞窟を旧時代の痕跡程度に考えて別の場所へ発ってしまった。ハカンはこの当時、「ムラナンが実験のために洞窟内部に黒結晶を注ぎ込んだのではないか」と疑った。そこでハカンは、「現在ムラナンがアルティノで武器と防具を製造しているので、事実を確認するために彼を訪ねてくれないか」と言った。この話を聞いた冒険者は、ハカンに言われた通り黒いオーラの痕跡を追いかけていけば「メディアの魔女」の手がかりを発見できるかもしれないと考え、アルティノへ向かうことにした。

 

▲ 冒険者はメディアの大都市アルティノへと向かった。


大都市アルティノ

野蛮族の間でささやかれているシラレの不吉な予言

 

 

アルティノの鍛冶屋メボ・ムラナンは、冒険者の話を聞いて呆れ返った。黒結晶は溶岩洞窟に注ぎ込むのにとても貴重な材料だったからだ。ムラナンは、今すぐにでもそんな馬鹿げたことを言った奴を蹴り飛ばしてやりたいと思った。そしてムラナンは、もし自分の言うことが信じられないのなら、「ネルダ・シェン」という人物に会ってみろと言った。

 

ネルダ・シェンはかつてカルフェオンとバレンシアの間で戦争が起きた際、物資調達交渉をした人物で、当時稼いだ莫大な資金で現在のアルティノを建設した張本人だった。

 

冒険者はネルダ・シェンに溶岩洞窟で感じた闇のオーラの話、そしてハカンとムラナンの争いについて話した。冒険者の話を聞いたネルダ・シェンは、「溶岩洞窟の闇は黒結晶のオーラと本質的に異なる」と答えた。これはむしろ過去にメディアが経験した「三日間の闇」と似ていたからだ。

 

▲ 自分が溶岩洞窟に黒結晶を注ぎ込んだというとんでもない話を聞いて怒るムラナン

 

▲ メディアの闇は黒結晶と根本的に違うと語るネルダ・シェン

 

ネルダ・シェンは冒険者にひとまずアルティノを見学して考えを整理してはどうかと言った。そこで冒険者はアルティノを回りながら多くの商人や住民たちに「黒いオーラの魔女」を見たことがあるか聞いてみたが、誰もはっきりとした答えはくれなかった。

 

しかし、メディアの取引所長「ルーシー・ベンクム」は少し違った。彼女は「黒い魔女」や「怪しい者」についてはよく知らないが、最近子どもたちの間で流行っている「変な言葉」のことなら知っていると言った。それは単なる言葉というより一種の童謡のような形で流行しており、その音律を聞いていると身の毛がよだつほど不吉な予感がするというのだ。これを聞いた冒険家は、何か一つでも魔女に関する手がかりを見つけるため、とりあえずこの曲を知っている子どもを探してみることにした。

 

▲ ルーシー・ベンクムからアルティノの子どもたちの間で流行っているという怪しい童謡についての情報を入手した。

 

冒険者は、アルティノの都市を歩き回りながら子どもたちの声が聞こえてくる路地へと入っていった。そこでは三人の子どもたちが集まって何やら謎の言葉で歌を歌いながらふざけて合っていた。そこで冒険者はそのうちの一人「アユル・ベンクム」という子どもに「その歌は何の歌なのか」と聞いた。ベンクムは目を大きくさせながら「自分も何の意味かは知らないが、あの上の真っ黒な野蛮族の真似をして歌ったものだ」と答えた。

 

そこで冒険者が子どもの指差す方向に目をやると、本当に真っ黒な鉄製の鎧をまとった野蛮族が集まっている様子が見えた。ベンクムの言う通り、野蛮族たちは何だか分からない歌を口ずさんでいたが、冒険者がいくら注意深く聞いてみても、その意味を聞き取ることはできなかった。結局、冒険者はベンクムから野蛮族の言語ができる「アブドゥル・ザウム」という者を紹介してもらうことにした。

 

▲ 何かを口ずさむ野蛮族をこっそり覗き見した。

 

アブドゥル・ザウムはメディア王家の兵士出身で、三日間の闇があった日にいち早く逃げて生き残ったトロル族だった。現在メディアの技術教官を務めている彼は、突然訪ねてきて野蛮族の言語を解釈してほしいという冒険者のことを快く思わなかった。しかし、冒険者の姿が普通の若者には見えなかったため、彼は結局ブツブツ言いながらも歌を解釈してくれた。

メディア野蛮族の歌(シラレの予言)

黒い女神が帰って来る、黒い女神が帰って来る…。……

空の太陽が黒くなったあの日、私たちの手は空に向かい、

過去の支配者が地を這う。そこに死が這う…。……

大人も子どももみんな死ぬ。そこに死が這う。

あなたの絶望の名は私の希望。私の希望の名はあなたの絶望。

 

▲ 野蛮族の歌を解釈してくれるアブドゥル・ザウム

 

アブドゥル・ザウムは歌を解釈している途中、この歌が「シラレの予言」から取ったものであることに気づいた。シラレは野蛮族の間で神の代弁者とされている預言者だったが、冒険家はアブドゥルの案内でシラレがいる場所に向かうことができた。

 

シラレはアルティノの入口の高いところから遠くを見つめていた。冒険者はそんなシラレに近づき、野蛮族の予言と黒い魔女について質問した。しかし、シラレは返事の代わりに呪文なのか歌なのか分からない言葉を呟き続けた。

黒い魔女に従って、黒い影が戻ってくる。

天の太陽が黒く変わったあの日、支配されていた者たちが手を差し伸べ。

死が夜のように訪れたら、誰が王なのかどうやって分かるのだ?

昼が夜のようにひっくり返ったら、大人と子どもをどうやって見分けるのか?

もしかすると希望が訪れるかもしれない。もしかすると絶望が訪れるかもしれない。

 

▲ 答えの代わりにわけのわからない言葉をつぶやく預言者シラレ

 

ここまで言い終えたシラレは、「これ以上あなたに何もしてやれない。混乱せず、そのまま光についていくように」という謎の言葉を口にした。そして最後に「あなたの抱いている闇に屈するな」と言うと、口を固く閉ざしてしまった。

 

この予言を聞いた冒険者は、なぜか不吉な予感がした。昼が夜のようにひっくり返る?何を言っているのかは分からないが、気になる点は一つや二つではなかった。しかし闇の精霊は、ただのうわごとに過ぎないと切り捨てた。そして何やら野蛮族が反乱を企んでいるようだとし、一人で高尚なふりをしているネルダ・シェンをもう一度訪ねてみようと言った。

 

冒険者からシラレについて聞いたネルダ・シェンは「またシラレの予言と関連があるのか」と不快感をあらわにし、今のメディアの内情について語り始めた。シェンによると、三日間の闇あとメディアのバリーズ王家は没落し、王になるべきバリーズ3世はまだ幼いためネルダ・シェンが摂政を務めているのだという。

 

ネルダ・シェンは、自分が摂政であることに不満を抱いたシラレが野蛮族の反乱を煽っているとし、その証拠として「廃鉄鉱山」を挙げた。シェンによると、現在シラレの予言に影響を受けた野蛮族は廃鉄鉱山を無断で占拠し、住民を強制的に働かせているという。さらにシェンは、野蛮族の歌に出てくる「黒い女神」がシラレ本人を指しているのだと主張した。

 

 

▲ ネルダ・シェンはシラレが野蛮族の反乱を煽っているとして不快感を示した。


アブン村、廃鉄鉱山

廃鉄鉱山で発見された黒結晶と芽生える疑い

 

 

冒険者はネルダ・シェンの話が事実かどうか確認するため、彼から聞いた「アブン村」と「廃鉄鉱山」一帯を訪ねることにした。ところが村は閑散としており、鍛冶屋をはじめ村の住民たちはすでにここを去る準備をしていた。しかし、「ネピ・タニャ」という女性は兄の「ホリオ・タニャ」が廃鉄鉱山に捕まってしまったと言い、もしそこに行く考えがあるならば兄に会えば何か手がかりが掴めるかもしれないと教えてくれた。

 

冒険者は彼女に言われた通り、アブン村の近くの廃鉄鉱山へと向かった。ところがそこには多くの野蛮族が潜んでいたため、冒険者はまず近くの丘に登って鉱山の様子を上から確認することにした。すると、遠くの方にたくさんの野蛮族に囲まれ労役を強いられている住民たちの姿が見えた。

 

目標を確認した冒険者は、立ちはだかる野蛮族たちを情け容赦なく倒していき、住民たちのもとへ向かった。こうして冒険者は、そこで黒い肌にツルハシを持っているネピの兄、ホリオ・タニャに会うことができた。

 

 

▲ アブン村の住民はすでに野蛮族を避けて村を出る準備をしていた。

 

▲ 妹のネピ・タニャを懐かしむホリオ・タニャ

 

ホリオ・タニャは、半月以上ここに閉じ込められて強制労働を強いられているようだった。しかし彼は、野蛮族がある特別な鉱石を探しているようだと言い、何を探しているのか確認してくれないかと冒険者に求めた。野蛮族は住民が何か珍しい物を掘り出す度、何か確認する前にすぐに持って行ってしまうのだという。

 

この話を聞いた冒険者は、ふと野蛮族を退治していたとき偶然手にしたある鉱石のことを思い出した。それはまさに「黒結晶」だった。冒険者が取り出したその鉱石を見たホリオは、驚きを隠せない様子だった。野蛮族が求めている鉱石が、まさか黒結晶だったとは。この事実は、ホリオにとって大きな手がかりとなった。

 

 

▲ 廃鉄鉱山で見つかった黒結晶によって本格的な疑いの種が芽生え始めた。

 

ホリオ・タニャは、なぜネルダ・シェンが野蛮族に目をつぶっているのかこれで分かった気がすると言った。実際ネルダ・シェンほどの権力を持った人物なら自らの軍隊を派遣して廃鉄鉱山の野蛮族を追い出すことも可能だろう。それにもかかわらず、このように野蛮族の横暴に目をつぶっていたのは、何かしら理由があるからに違いない。しかしその一方、野蛮族らがネルダ・シェンと取引することで自治権を得ているという噂も聞こえてきた。

 

こうなった以上、村の住民たちにとって残された希望は「旧バリーズ王家に仕えるシュラウド騎士団」だけだった。ホリオは冒険者の目をじっと見つめながら、今すぐ「サルマ・アニン」軍長を訪ねてほしいと頼んだ。もはや野蛮族を許容し、住民に苦痛を強いるネルダ・シェンをこれ以上放っておくわけにはいかなかった。

 

しかし、闇の精霊の考えは違った。闇の精霊は、カルフェオンで学んだように「片方の言い分だけを聞いてはいけない」と主張した。本当にネルダ・シェンは黒結晶と儲けのことしか考えていない悪人なのだろうか?冒険者は今、どちらか一方を選ばなければならないという困難な局面に立たされていた。

 

 

▲ バリーズ王家とネルダ・シェン、どちらに従うべきなのか?


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