上級者向けです。交易(物々交換)の細かな仕方については、熟知しているものとして説明しません。
交易は人それぞれ、自己流があると思いますが、上級者向けに、私が交易で週4G(平均600M/日以上)を安定的に稼いでいる方法を紹介します。
これで、全身武器V、ブラックスター防具Ⅳ、アクセⅣを揃えている途中です。(1個はたゆまぬ努力のアクセVですが、その他12個のうち、8個は購入完了、1個予約中、残り3個のために奮闘中です。さらに、マノスアクセⅣも欲しいですね。当分、この仕事はやめられません w。なお、私自身、強化は青装備とナル装備、トゥバラ装備以外ほとんどやりません w)
大前提として、重帆船を所有していることが、必須条件です。なので、上級者向けなのです。初心者・中級者の方は、参考にするだけで読み飛ばしてください。でも、重帆船がなくても、下記の方法で、1日100M位は軽く稼げるでしょう。
また、エクセルを使って、交換案件を管理すると、非常に効率的です。
貿易船や駆逐艦では、速度と搭載量の関係で、1日に発生する交換リスト3セット分にある全てのシルバー稼ぎ案件と、後述する安定した稼ぎのためのストック補充案件を処理するのに、フルタイムワーカーと同じくらいの膨大な時間が掛かるからです。下記で説明する私の方法でも、1日の処理時間は4~6時間くらい掛かっています。
まあ、これだけ掛かっても、交易は、YouTubeを見ながら、食事しながらできるので、そんなに苦行ではありません。シーズンの5000体ウィークリーに比べれば天国です。
また、シルバー稼ぎが目的なので、材料交換は一切しません。(もう重帆船ができ、青装備も揃ったので、私には必要ないのです)
様々なクエスト報酬や、船員が時折拾ってくる材料は、即売却するか、ケプラン村倉庫に送り込んで、貯まったところでコインに交換しています。
私が持っている重帆船は、オール青装備+10のボランテ(交易メイン)、オール青装備+6のアドバンス(交易サブ)、オール緑装備+10のアドバンス(ハコバン島コイン交換用倉庫代わり)の3隻です。
時短のため、高速のボランテがメインですが、ボランテでは2回交換が必要なところを、搭載量の大きなアドバンス(速度はボランテの8割くらい)なら1回で済むケースが時折あるのです。
では、以下、交易で週4Gシルバーを安定的に稼ぐ方法を説明します。
1.基地を「イリヤ島」に設定
「イリヤ島」がマップのほぼ中央にあり、アクセスが便利です。
内海だけの交易ならば、「ベリア村」もOKでしょうが、4Gに到達しませんし、マゴリア海交易を考えると、「イリヤ島」がベストだと思います。
シルバー収益で言えば、内海交易7割、マゴリア海交易3割が大まかな感触です。また、上級者は、当然ご存じと思いますが、マゴリア海を航海しないと、「航海スキル」は上がりません。
基地というのは、補給拠点です。渡し守ダリオから、食糧・艦砲弾は補給できますし、倉庫に交易品をストックして補給できます。
初心者向けに、物々交換はわらしべ長者のようなもの、という説明がありますが、単純なわらしべ長者交易は、効率が悪すぎます。
まず、「イリヤ島」の倉庫を拡張(100枠程度)して、1段階~5段階各14種、計70種のストックを置きます。
ストックを作るのは、今流行の「サステナブルビジネス(持続的な経営)」をして、安定的に週4Gを稼ぐためです。
5段階品は基本各種3個(ここで言う各種とは内海で交換できる種類で、1個5Mシルバーのものです。マゴリア海で交換できる1個10Mシルバーの5種は含みません。マゴリア海の5種は即売り払います w)、これが1個で倉庫1枠使うので、3×14=42枠必要なのです。他の4×14=56枠と合わせ、最低98枠です。
5段階品→コイン交換は1回の交易で1個なので、3個あれば枯渇することはありません。5段階→コイン交換が発生した場合、それを補充する4段階→5段階交換が大体同時に発生しているからです。ただ、後述する「アンカト内港」への補充で最大2個消費するので、3個あった方がいいと思います。永久羅針盤を所持している等、コイン交換が不要な方は、「イリヤ島」での5段階品ストックは不要なので、倉庫枠を減らせます。
4段階品の交換個数は最大4個、3段階品は最大6個、2段階品は最大4個、1段階品は最大2個なので、最低5回分のストックを持っておくと枯渇しないでしょう。
私は安全と時折のスキップを考えて、10回分のストックを設定しています。スキップというのは、そもそも時間がないこともありますが、交渉力不足のこともあります。また、資金効率のことを考慮して、2段階→3段階・1段階→2段階の交換は1:3の交換だけを行うからです。1:1、1:2の交換は無視します。1:3の交換が発生するまでストック不足のまま放置します。3段階→4段階交換は1:2固定、4段階→5段階交換は1:1固定なので、1段階品1個が最終的には5段階品18個になります。
1段階品1個入手のため必要な一般品の値段は、0.3~6Mシルバー位の範囲ですが、その18分の1なら、最大でも0.33Mシルバー位の原価になります。1:1交換を2回してしまうと原価は最大3Mシルバーになります。(これはきつい)
これまでの私の経験では、ストックが5割を割ったことはありませんので、上記の推奨値でOKだと思います。
つまり、4段階品20個、3段階品30個、2段階品20個、1段階品10個が最低ストックです。
2.シルバー稼ぎの交換
シルバー稼ぎは、5段階品を売り払うことで行います。4段階品以下は売り払いません。3段階品は1Mシルバー、4段階品は2Mシルバーで売り払えますが、将来もっと高い値段で売れるので、売る必然性がありません。
1日当り3セット(新規リスト3回分)の交換をできますが、5段階品を売り払う4段階→5段階の交換は、1セット平均で、内海交換8回(1回4個×5M=20Mシルバー)、マゴリア海交換2回(1回3個×10M=30Mシルバー)で、220Mシルバー位です。ただ、ストックの補充もあるので、内海交換分が若干減り、1日600M~650Mシルバーが相場です。また、食糧・艦砲弾の補給で1日30M位必要ですが、1週間4Gシルバーは堅い線です。
なぜ、基本売り払う5段階品のストックが必要かというと、上述した通り、コイン稼ぎのためです。
マゴリア海での交換を行うためには、羅針盤が必要です。この羅針盤は一時期エリーさんにずいぶん助けてもらいましたが、役目を終えられたため、今は、カラスの巣ラビニアから、1個400コインの羅針盤(7日)を購入しているからです。
1個5Mシルバーの5段階品を交換するのだから、価値と手間に見合うコインが必要です。交渉力が消費されない突発交換で、コイン交換が発生した場合でも、1コイン5万シルバー以下を交換の目安にしています。大きな交渉力が必要なコイン交換は、それ以上の相場を要求します。(ということは、羅針盤(7日)は20Mシルバー相当の価値ということでもあります)
マゴリア海のコイン交換は、「難破したハランの輸送船」、「流れてきた未完成の船舶」の2カ所だけを対象とし、それぞれ200個以上の場合、内海は、「ハコバン島」、「ハルマド島」、「カシュマ島」の3カ所が対象で、「ハコバン島」は300個以上、「ハルマド島」、「カシュマ島」はそれぞれ100個以上の場合にのみ交換します。「ザコ島」は遠いので、除外しています。
ちなみに、「ハルマド島」以外は、他の交換のついでに処理しますが、「ハルマド島」には、別のキャラと重帆船(アドバンス)を置いており、不足分は「アンカト内港」で補充しています。「アンカト内港」の倉庫も拡張し、14種各2個をストックとしています。「アンカト内港」には、「イリヤ島」から倉庫輸送で不足分を送り込みます。
3.具体的なタスク
以下、物々交換情報の新しいセットリストに更新した後のタスクを示します。
(1)ストック個数を把握し、不足している物をリストアップ。
(2)「オレンジ色等級」-「すべての交易」のリストを表示。(「オレンジ色等級」とは5段階品のことです)
・4段階→5段階を全てリストアップ。(マゴリア海・内海)
・5段階→コインで上記の条件を満足するものをリストアップ。
・ストックリストを更新(上記の交換で減る分)。
(3)「すべての等級」-「3段階→4段階」のリストを表示。
・4段階品ストック不足を補充する交換をリストアップ。
・ストックリストを更新(上記の交換で減る分)。
(4)「すべての等級」-「2段階→3段階」のリストを表示。
・1:3の交換のうち、3段階品ストック不足を補充する交換をリストアップ。(1:1、1:2交換は無視)
・ストックリストを更新(上記の交換で減る分)。
(5)「すべての等級」-「1段階→2段階」のリストを表示。
・1:3の交換のうち、2段階品ストック不足を補充する交換をリストアップ。(1:1、1:2交換は無視)
・ストックリストを更新(上記の交換で減る分)。
(6)「すべての等級」-「一般→1段階」のリストを表示。
・1段階品ストック不足を補充する交換をリストアップ。
(一般品の手持ちがなく、取引所にもない場合は、次の更新に見送り)
ちなみに、私の場合は、1段階品と交換できる一般品は、60種くらい「ベリア村」倉庫にストックしてあり、「イリヤ島」からメイドを使って受け取ります。「ベリア村」倉庫メイドは「オリビア海」くらいまで管轄範囲があり、海上でも受け取れます。(メイドの持てる重量は最大100LTなので、800LT~1000LTある交換品を扱うことはできません)
なお、(2)~(6)で、交換する個数は基本最大個数です。これは交換回数を減らして効率化・時短化するためです。つまり、4段階→5段階は、内海4個、マゴリア海3個、3段階→4段階は6個、2段階→3段階は4個、1段階→2段階は2個です。たまに、交渉力の関係で、3段階→4段階を4~5個に減らしたり、交換を見送ることもあります。
(7)各リストアップした案件の、必要交渉力を計算し、総交渉力を算出する。
・優先度1:シルバー稼ぎの4段階→5段階交換
・優先度2:2段階→3段階、1段階→2段階の1:3交換
・優先度3:5段階→コイン交換
・優先度4:3段階→4段階交換、一般品→1段階交換
優先度1~3は必ず実行します。総交渉力が100万を超える場合、優先度4の案件の交換個数を減らしたり、スキップしたりして調整し、交換を実行する案件を決めます。
ごく稀に、マゴリア海3個交換が6カ所、内海コイン交換も3カ所など、交渉力を圧迫する案件が多く同時に発生し、ここに1:3交換も多数重なり、100万超えるケースがごく稀にあります。このような場合、カラスの交易保証書を使って交渉力を25万増やします。125万で不足したケースはこれまでありません。
私の場合は、交易スキルがだいぶ上がったので、優先度3までで100万を超えることはまずありませんが、時間がある場合は、優先度4をわざと多く入れて、交易保証書を使う場合もあります。
この交渉力計算は、エクセル等を使わないとなかなか面倒でしょう。
各所の交換に必要な交渉力は、交易スキルに依存し、交易スキルがレベルアップすれば、減ります。交易スキルが変わるたびに、エクセルの交渉力テーブルを更新していきます。
(8)実行案件を、場所が近いことと交換後の合計重量を考慮して、グループ分けします。目的は時短です。グループというのは、「イリヤ島」で交易品を積んで、交換して戻ってくるまでの一連の交換案件のまとまりです。
・まず、マゴリア海案件をまとめます。重帆船の場合、ほとんどのケースで、マゴリア海は1回で完了します。
私の場合は、デイリークエストの関係上、必ず「オーキルアの目」を経由するので、「オーキルアの目」で食糧を補給しておくと、無補給で「イリヤ島」まで帰ってこれます。「ラット港町」に寄港すれば、そこでマゴリア海案件を全て精算できますし、マゴリア海から戻る場合に、クイトゥ海峡の渡し守ガープルで精算もできるので、重量の余裕があれば、内海案件も一緒にまとめます。
・内海案件は「イリヤ島」の東と西で、大別します。マゴリア海案件と一緒にできる内海案件(「イリヤ島」に帰る途中で処理する案件)は必然的に「イリヤ島」の西側案件となります。
・場所が離れていても、『わらしべ長者』式で重量が減り許容できれば一緒にします。(例えば、遠くの3段階→4段階交換6個を実行し、12000LTになりますが、帰りに、その4段階品を5段階に交換できれば、重量は変わりません。さらに別の4段階→5段階を入れても、16000LTなので、重帆船の許容範囲です。別のケースで、2段階→3段階の1:3交換4個を実行し10800LTですが、3段階→4段階を実行しても増加分は6600LTなので、総重量17400LTで許容範囲になります)
慣れれば、(1)~(8)まで10分~15分程度で処理できます。ちなみに、私は、上述の通り、エクセルシートで管理し、デュアルディスプレイでリアルタイム処理しています。
1セット分で、3~10グループ、10~25回交換となります。平均では、5~7グループ、16~18回くらいです。
以上、説明終わりです。よければ、参考にしてください。