北の盗賊団と争うより砂漠を渡るほうが安全に首都へ行けると考えていたが、
どちらも危険として大差無かっただろう……と旅の一団は後悔の念を抱いていた。
想像以上の暑さと襲い来るモンスターに辟易(へきえき)していると今度は大きな砂嵐が迫ってくる
バレンシアの砂はおいしいかなあと冗談をかまし笑いあっていると、護衛の冒険者が言う
「嵐の中に何かが居る」
確かめると何かの影が見え、それが巨大なドラゴンであることが分かった
噂に聞く砂漠の主が現れたと誰もが確信し恐怖する中、我々を尻目に彼は大剣を手に構え出す
正気では無い!彼は戦おうとしている!それも護衛の責務ではなく、冒険者の意地によって
人間が敵う相手ではないと忠告したが人間離れした冒険者には関係無かったようだ。
宙を舞い斬撃を飛ばし、倒れても涙一滴で復活する彼のおかげで無事に旅を遂げれたのだった。
人を手前に大きく書き主役を小さく書いて距離感とサイズをシネマティックに見せる挑戦をしました。遠くで拠点復活して戻るときの光景/ストーリーラインは深夜テンションで加えました。(左)WR開拓衣装(奥)ヌーベル