前編はこちら→ギルド探しのチェックボックス 前編
さて、前編では大きくこういう傾向のギルドがあります、といった紹介をしてみました。
この後編では、ギルドを選ぶ、探すにあたって、こういう言葉がよく出てくるけどどういうこと?という解説を主にしていきます。
具体的な内容を読んでいくことで、「自分はどういったギルドがいいか」を明確にするお手伝いができればいいなと思っています。
ちなみに長いので、自分が気になる場所だけチェックしてあとは飛ばすのもお勧めします。
▢PKおよびPKKについて
PKは自分から攻撃を仕掛けて相手をキルすること、PKKはそうやって襲われたときに反撃することです。生活系ギルドはほぼPK禁止、PKKは自己責任で、といったパターンが多いですが、PKKもしないで欲しいなどあったりするので、一応。
戦闘系ギルドだと狩り場争いに限りPK可など、多少PKについての姿勢は異なります。
自分から仕掛けるつもりはなくても、相手に攻撃されてついカッとなる、みたいなことは大いにありますので、自分のギルドがPK及びPKKについてどういう認識なのかは要チェックかなと思います。
▢ギルドスキル
ギルドに入ることで自動的に付くバフをこう呼んでいます。そもそも正式名称でもあるのですが、他にギルメン全員にかかる時間制のギルドバフもあって、そちらと区別するためも大きいかなと思います。
内容は、採集の段階アップ(採集時間の減少)、釣りの段階アップ(釣り時間の減少)といった生活系と、攻撃力、命中力、最大HP、ダメージ減少、回避力といった戦闘系のスキルがあります。
非常に便利なもので、多くのギルドはすべて取得しています。
しかし立ち上げたばかりの新規ギルドはギルドポイントが足りなくてまだ全て取れていない、その途中であることがあります。
そういった新規ギルドに入って一緒になってギルドスキルを充実させていく方向もありますし、無難にすべて揃っているギルドに入るのもありです。
▢ギルドミッション
通称ギルミ、です。敵を◯◯体倒せといった戦闘系から、(料理の副産物である)魔女の珍味を◯◯個とるといった生活系、物々交換◯◯回といった海系のものもあります。
同じチャンネルにいて該当する行動をすれば自動的に参加できて、参加の貢献度によってシルバーの手当ももらえます。一部参加しただけでも、その貢献に応じて手当がでます。
新規さんの頃だと結構馬鹿にならない収入になるかと思います。
ただ、これへの参加を強制しているギルドはまずありません。(ノルマの項でも説明)
むしろギルド全体で1日10回しかできないので、ギルミをするならギルチャで宣言して欲しいとか、1人1日◯回までとか、そういった手続き、制限がついているケースが多いかなと思います。面倒であれば参加しないか、人が取ったものに協力するに留めることなどできるので、これによって行動に制限を受けることは少ないです。
▢ギルドボス(ギルドレイド)
上記のギルミをこなすことによって、週に1度(各ギルドで決めた日時、基本週末が多い)ボスを召喚し、参加を希望したギルメンで協力して倒す、というコンテンツです。金塊やスキルの書、他アイテムがドロップするので時給として計算してもかなりお得です。
自分は未だ弱いからといって遠慮する必要はありません。そもそも協力して倒すボスなので。ドロップを拾う権利をとるために一撃はいれて、あとはダメージを受けたら離れて回復、そしてまた戦いに参加、みたいな動きで大丈夫ですし、それをおすすめします。
陸地に出現するボスが3種、海に出現するボスが1種います。
このうち、陸地だけやる、両方やる、海のだけやる、といったパターンがあります。
海のボス、カーンは場所が遠いのと大砲を撃って倒すのでとっつきにくいという点から行わないギルドもありますし、船を作りたいならカーン素材はかなり役に立つ&カーンからしかドロップしないアイテムもあるので、これだけはやる、といったギルドもあります(ただ比率としては前者が多い)。全部やるギルドもあります。
参加を強制されることは基本ないので、そちらよりも、自分はレイドをやりたいか、といった点で考えてもらえればなと思います。やりたいならやっているギルドに入らないといけないですし(海コンテンツがやりたければカーンをやっているギルドは魅力大)、やりたくないなら普通にギルドに入っても参加しないだけでおkです。心配なら、参加必須なのかを事前に聞きましょう。
▢ギルド荘園・ギルド家具
普通に借りる住居の他に、特別に大きな邸宅(荘園と呼ぶ)を借りることができます。これは誰でも前提を満たせば(クエストクリアなど)借りられます。
ギルドではギルメン誰か1人の荘園を指定して、ギルド画面を通じてどこからでもそのギルド荘園に入れるという機能もあります。荘園から出たら、元の場所に戻ります。
どこからでも入れる安全地帯であり、庭にはテントもはれるのでバフをつける場所などの使用法がまずベースにあります。
そのうえで、使用することで例えば攻撃力+15などのバフが付く家具を、ギルド用に加工して設置することができます&ギルメンは誰でもそれを使うことができます。
とはいえ、家具を提供する人の負担などもあるので、ギルド家具については取り扱っていないギルドも多いかなと思います。ただ、中級者くらいになってくるとどこからでも入ってそこそこ強いバフがえられることは、それなりの魅力を持っています。
私がギルドを探す側だとしたら、取り扱っていればラッキーかなくらいの重さです。
▢祠、アトラクシオン(他オルンなど)パーティ
これも中級者くらいからやっていくことになりますが、基本的に全部他の人とパーティを組むことで挑むコンテンツです。逆に言えば、パーティを組まないとできません。しかし、その場限りの知らない人と野良ptを組むのは不安だという人は、あらかじめギルド内でギルメンと一緒に行きましょうというギルドは安心感があるかなと思います。特に初めて行く時などは、野良ではちょっと難しいこともありますから。
ただ、これも必ずやらないといけないコンテンツではなく(アトラクシオンはストーリーにも関わってきますが、そこだけなら1人用モードでクリア可能)、ギルドに入ったらできる、やりたくないならやらなくておkという、可能性、選択肢を増やす要素と思ってもらえればな、と思います。
▢ベル送迎
海のワールドボス(決まった時間に決まった場所に現れてその場にいる全員で倒すレイドボス)「ベル」については、カーンよりもさらに北、コンパスや船員をつんでいないと自分の位置すらわからない(砂漠と同じ)外洋に出現します。
行く方法、行ける人が限られるため、ギルドから船(ギルド共有のガレー船や個人の船)を出して送迎しますーということです。参加は必須ではありません。
今は他のボスと比べて相対的にですが、ベルの報酬は比較的価値が薄くなっています。しかしギルドのガレー船をみんなで漕いだり、誰かの演奏を聞きながら船に乗って行くという要素に魅力を感じる方にはおすすめです。面倒だなと思えばスルー可能です。
▢ノルマ
上の記述でも、必須ではない、参加しなくてもいい、という言葉を繰り返してきましたが、そもそもノルマってなんだろうレベルでその存在を疑う一方、ノルマないですという言葉は繰り返される、それがギルド募集。
なので私が感じるノルマといえるかな?な要素について、書いておきます。
・拠点戦の出欠確認
拠点戦に出るギルドは(それがメインコンテンツでなくても)、何曜日のどこに参戦するかを決めるため(参加人数枠というものがある)、事前出欠を取る場合があります。
何曜日なら参加できるか、DC(後述)のスタンプで申告したりします。
また、最初から曜日は決まっているケースも多く、その曜日が自分の都合と重なっているかは事前にチェックおよび入ろうとしているギルドに伝えたほうがいいかもしれません(日曜日は無理、など)
・挨拶の有無
黒い砂漠に限らず、結構問題になることも多い、ログイン・ログアウト時の挨拶。
まず、黒い砂漠は放置コンテンツも多いので、他のゲームほど挨拶は重要視されていません。特にログアウト(そのまま放置に移行するだけなので)。
ただやっぱり、してほしいというギルドもありますし、そこは一応チェックかもですね。
・ギルミ
これは上でも書きましたが、ギルドミッションについては1日10回の制限を分け合うために、決まり事がある場合が多いです。1日1回かならずギルミをしろというケースは’(まず)ないですが、1日1人◯回まで、みたいなことはあります。
・DCの導入
正式名称Discord(ディスコード)という外部アプリです。スマホ版アプリ、パソコン版アプリ、ブラウザ版と種類豊富にあり、「ゲームをしながらボイスチャットをする」ことに一番適しているというのが売り文句です。
黒い砂漠でVC(ボイスチャット)をする場合、ほぼこのディスコードが使われます。
VCはしない人、またそもそもVCをしないギルドでも、ディスコードは連絡やクーポン情報などをまとめておく場所として使っているので導入してください、といったケースはかなり多いと思います。
(ギルドとは関係ないですが、実際とても便利なので、私は自分専用のサーバー(ch的なもの)を作ってそこにいろいろなメモを書き込んだりもしています。)
ノルマなのかは不明ですが、ギルドに入るときやってね、なのでノルマ的要素はあります。
他のパターンとしてグーグルのスプレッドシートを使っているギルドもあります。
▢その他(エロ、下ネタ要素について)
挨拶と並んで揉める要素が下ネタ、という認識でいたりします。私はどちらが正しいとか間違っているかの前に、まず棲み分けかなあという意見です。
かつて所属したギルドに、下ネタ、エロ系など、呼びにくい家名の方は遠慮してほしい、というギルドが実はそこそこありました。募集要項に明記している場合も、加入申請が来たときに名前で弾くということが行われている場合も見てきました。
しかし、エロ大好きな人もそれなりに存在する(F3パール商店で胸揺れますからね)のもたしかです。
これについて、下ネタもしたい / 下ネタは苦手だ的こだわりのある方は、入る前にギルドの方針や雰囲気を聞いておくのも必要かなと思ったりします。
以上、ざーっと並べてきました。
文字ばかりの記事、読んでくださりありがとうございます。
私はギルドと合うかは結局運なのだと思っています。
しかし入るときの不安はなるべくなくしたい、そういう思いでギルド募集にまつわる用語解説をしてみました。
ここに載っていない要素もあります。
それくらいにギルドは多様だということだと思っています。
だから合わないギルドにこだわる必要はない&しかし自分をギルドの側に合わせていくことも必要だ。
両方、正しいかな、と思っています。
まず歩み寄ってみて、それでもダメなら無理することはない。くらいに。
いい出会いがありますように。
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