今回は、新規さんや復帰さんを中心に想定し、黒い砂漠のギルドに入る時、どんなところをチェックしたらいいのか、逆に自分はどういうところにこだわりたいのかを考えを煮詰めていく。その参考になればと、ギルドに入るときにこういう選択肢がありますよ、みたいなことをざっと並べて見ようかと思います。
(9月16日、ギルド規模について追記)
なお、後編はこちら→ギルド探しのチェックボックス 後編
▢ 戦闘ギルド / 生活ギルド
私が黒い砂漠を始めた頃は、ギルドは大きく「戦闘」と「生活」にわけることができました。戦闘は拠点戦や占領戦といったPvPを行うギルド。それ以外は生活系、というかなりざっくりとしたくくりでした。
今は拠点戦が、事前の設営がいらなかったり、かなり細かくAD制限がついていたりして(そんなに強くない装備でも参加できる)カジュアルになった分、基本的に生活系を中心にやっているけど週1くらいで拠点戦もやる、みたいなギルドさんも増えています。
なので今の「戦闘ギルド」は、拠点戦ギルドです、占領戦ギルドです、そういったPvPコンテンツをメインでやっていきます、とアピールしているギルドだけがそれにあたるかな、と思います。
※よってこの記事ではそれに当たらないギルドさんは「生活系」と乱暴にくくってしまうのをお許しください(o_ _)o
要はPvP(対人)やGvG(ギルド戦)を積極的に行いたいかどうかなので、まずそこチェックです。
ちなみにPvPやりたいけどまだ装備が全然……という方でも、やる気さえあればおkというギルドがほとんどです。実際、そういったギルドに入ってPvPのスキル回しを教えてもらったり、模擬戦をやったり、装備を強くしていくにあたって、どういう順序でどこを変えていったらいいかといった相談にも乗ってもうことで、急激に強くなれます。
「やりたい」という気持ちが固まっているのなら、遠慮なく門を叩くのがいいと思います。
また一方で生活系ギルド希望、戦闘はがっつりはやりたくないとして、本当にPvPは一切やりたくない場合と、「少しくらいならまあ……」みたいなパターンもあり。その時は拠点戦不参加でもいいか等、自分の希望をあげて加入前に聞いてみる形になるかな、と思います。ただ、(拠点戦に)出られるなら出て欲しい……みたいなケースが多い、とは思います。
ですから、拠点戦を一切やりたくない場合は、拠点戦はやりませんと断言しているギルドに入ることをお勧めします。
▢ VC(ボイスチャット)
次に考えるべきはこれかなーと思います。個人の好き嫌い、環境もあると思うのですが、やっぱり今はかなりのギルドが導入しています。
どんどんやりたい人、聞くだけ専門、チャットでの同時参加希望、あるいはやっぱりVCなしのギルドがいいかなど、そこはご自分としてはどういう形が望ましいか考える所かな、と。
最初から主にVCを使ってコミュニケーションしていますというアピールポイントをもったギルドもあります。これはVC好きの方には嬉しいでしょう。
逆にVCないです、使いませんというギルドもそれなりにあります。
VCあります、聞き専おk、というVCとチャットのハイブリッド型が一番むつかしいので、そういう点で悩むならVCに参加している人はギルド全体の中でどれくらいの人数か割合を聞くのもいいかもです。聞く専門(聞き専)でいたいなら、チャット参加はおkかといった確認や、チャットも読み上げアプリを使っているところもあるので、そういうフォローの確認なども。
あとはご自分の中で、どういう形が理想かですね。
ちなみに拠点戦や占領戦を行うにあたっては、やはりリアルタイムで声で指揮できるのはアドバンテージなので、VC必須なところが多いです。ただ、声を出すのは指揮を出す人だけで、他の人はそれをちゃんと聴けていればおkなので、聞き専でおkというギルドが多数です。
※なお、拠点戦や占領戦もチャットのみで行っているギルドもあります。
▢ 特化ギルド
上で大きく戦闘と生活をあげましたが、もっと他に、あるコンテンツに特化している形のギルドもあります。海洋、演奏、スクショ、狩り(PvE)、などなど。
上記の通り、私はこの記事において「拠点戦や占領戦をメインにしている」以外は全部生活系でくくっているので、その中でも特にこういうところに力をいれている、みたいなギルドさんです。
海洋は、文字通り船を作る、そしてその船で交易をしたり海戦をしたりすることが好きな人が集まったギルドです。ここもまだ自分の船を持っていなくても、海コンテンツに大いに興味があるというなら遠慮なく門戸を叩くといいかな、と思います。
海洋デイリーというのですが、船の素材集めや航海レベル上げにマゴリアという外洋に出て海獣を倒すというデイリークエストがあります。海をやりたいなら、割と必須だったりします。本当に全部自力だけで頑張りたい人を除いては、最初は他の人に乗せていってもらうのもありです。船や海に関する相談にも乗ってもらえると思います。
※海洋デイリーはギルド内以外にも、ボランティア的に船をだして、乗っていきたい人はどうぞ的な野良デイリーもあるので、絶対にギルド内でということはありません。
演奏は、黒い砂漠には演奏コンテンツもあるので(クラスは基本シャイ。他のクラスだと初心者楽器しか扱えない)、曲を作ったり既存の曲を打ち込んだり(JASRACさんとNexToneさんからの許可もとっているので、そこは条件を注意しつつ→★)。そしてそれを公式あるいはユーザーイベントとして演奏会で演奏したり、といったことが好きな人の集まりです。
自分は作曲も打ち込みもできないけど、曲を聞いたりアルバムからDLして弾くのは好き、という方も全然おk。合奏機能もあり、何の曲にせよ複数楽器で演奏したほうが表現の幅は広がるので、演奏会の時にお手伝いをしてもらえる方も大歓迎かなーと思います。
スクショは対象は主に自キャラで、エステをして衣装(アバター)を染色して組み合わせて、ロケーションにも凝ってスクショを撮るのが好きな人向け。あまりメジャーではありませんが、私も存在は知っています。
狩りギルドは、砂漠の狩りも結構奥深くて。どの狩り場が儲かる、時給が出るといったことや、その時給を出すためにスキル回しやスキル特化はどれがいいか、そもそもどのクラスが向いているのかなど。ここも装備更新の相談もできるタイプです。
要は対人しない戦闘系ギルドです。
対人。少し似ているギルドとして、戦争コンテンツには出ないが、対人をしたい人向け(ソラレなど個人で参加できるPvPコンテンツも多いです)のギルドもあります。やはりスキル回しなどの工夫、対人の模擬戦などを積極的に行っていて、それをギルドのメインにしているところです。
※しかし実際の所、多くの生活系ギルド(&戦闘系ギルド)は海好きもいる、演奏好きもいる、ドレア好きもいる、チャット好きもいる、自分からは発言しないがVCを聞いたりギルチャを見るのは好きという人もいる、いろいろな人がいろいろなことをしている。というところがほとんどなので、ギルドに入ることで必ずこれをしろと強制されることはありません(拠点・占領戦ギルドは別)。ただ、黒い砂漠の中で自分がやりたいことが明確になっている場合は、上記のような「ここに力を入れています」をアピールポイントにしているギルドから選ぶのもいいかなと思いました。
さて。以下2つは特化というよりも、特殊ギルドといえると思います。
ソロギルド。黒い砂漠ではギルドに入ることの恩恵はかなり大きいです。ギルドに入っているだけで採集や釣り、攻撃力などの常時バフがえられたり。給与があったり、ギルドミッションをすることでさらに手当としてお金をもらえたり。
でも、それでも、あまり人と関わるのは苦手、など。個々人の事情や考え方で、ソロがいいなーという人もやっぱりいます。そういった人向けに特化したのがソロギルドです。
寄り集まってバフなどの恩恵は受けつつ、基本ソロとして活動するためのギルドです。ギルド内交流(ギルチャ等)は原則おこないません。
ただし、ソロギルドもいくつか傾向や決まり事はあるので、探すときはきちんと紹介をチェックする必要があります。例えばギルチャでも(基本そこでの会話はないわけですが)、オフにしていいよというギルドもあればギルミや契約更新のやりとりのためにオンにしておいてくださいなど。細かな違いがあります。
害ギルドは……。遊びとしてバグ技使って倉庫前に船とめたり、全チャで人や他ギルドを煽ったりなところもあれば(迷惑系)、わりと真剣にPK用の装備を揃え、対人のプレイヤースキルもみがいたうえで、PKしてまわる的なギルドも存在しています。
黒い砂漠は、性向マイナスのいわゆるアカネさんに対してとても厳しいペナルティがあるので(それでもPK自体は規約違反ではない)あまりおすすめはできないですが。特に新規さんが突撃するのはおすすめできないですが、存在はする、ということで。
もちろん人から恨みを買うので、この道に入っちゃうともうほかの普通のギルドに入ることは困難です。そこもご注意ください。
▢ギルドの規模
※追記です
黒い砂漠ではギルドは1人から最大100人までの人数で構成されています。
人が少ないギルドで小規模にわきあいあいしたいとか、人数の多いギルドのほうが落ち着くとかいろいろあると思います。
ここで注意なのは、黒い砂漠は10年の歴史があるMMOなので、特に生活系でそれなりに歴史のあるギルドは、幽霊部員(今はもうログインしていないアカウント)を結構抱えていたりすることです。
心理的な面で解雇できない場合もありますし、人数によって取れるギルドミッションの幅が増えるので(ギルドの規模が大きいと、たくさん数をこなさないといけない一方、収入は高いギルミも取れる)そういった事情からそのままにしている場合もあります。
ともあれ、アクティブは何人くらいか、何時くらいにインしている人が多いか(例えば自分が昼間もインするようだったら、昼間インの人はどれくらいいるか)は入隊時に聞いておいてもいいかなと思います。
戦闘ギルドの場合は、拠点戦・占領戦で戦うのにアクティブなアカウントが多いほうが当然いいので、あまり幽霊部員というものはいません。
まずは大きくギルドの傾向を並べてみた編でした。
後編はギルド募集でよく出てくる言葉、「ギルミ」とか「ギルドボス(ギルドレイド)」とか「ノルマ」についてなどの用語解説編です。
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