◇ 害悪プレイヤーのすゝめ_前半

〇はじめに

アカウント削除を申請していましたが、最後に黒い砂漠に一石を投じるべく、本記事を執筆することにしました。

この記事の投稿をもって、再度アカウント削除の申請を行います。

■ 私がお世話なった、EUサーバーの赤ネーム向けギルド「Muiquun」の記事を参考に記載します。

※https://garmoth.com/guides/post/muiquuns-karmapermared-guide

〇赤性向の仕様について

■ 性向の変動値

最大：+300,000 / 最小：-10,000,000

■性向値に応じた表示の変化

性向値に応じて、名前と強制戦闘状態を示すアイコンの色が変化する。（Lv49以下のキャラクターは、名前が緑色になる）

※安全地帯内に置いて赤性向探知ペットが反応しているのに攻撃が当たらない場合は、相手がマイナスの性向状態ではあるがLv49以下の可能性がある。

■性向値の減少

● モンスター討伐時における性向値の減少

一部のモンスターは、討伐時の性向回復量がマイナスに設定されているものが居るが、その場合は対象のモンスターを討伐すると性向値が減少することがある。※例：砂漠貿易商、馬

● プレイヤーに対する攻撃による性向値の減少

先制攻撃をしたとき：性向値 -10,000(減少)

相手を倒したとき：性向値 -85,000 ～ -204,000(減少) ※相手とのADの差に応じて減少値は変動する

怪獣狩りの大砲を破壊したとき：性向値 -30,000(減少)

馬で突進したとき ：打撃毎に性向値 -100,000(減少)

・例外（性向が減少しない場面）

1. マルニCHの相手をキルした場合は、性向は減少しない。

2. ギルド戦争状態の相手をキルした場合は、性向は減少しない。

3. 拠点戦 / 占領戦 / 薔薇戦争 中のCHでキルした場合は、性向は減少しない。

4. 決闘中の相手をキルした場合は、性向は減少しない。

5. 決闘地域の相手をキルした場合は、性向は減少しない。

6 性向状態がマイナスで有る相手をキルした場合は、性向は減少しない

7. 既に強制戦闘状態であり、アイコンがナイフ状に変化した相手を倒した場合は、性向は減少しない。（ナイフ状に変化した相手の性向状態がマイナスでは無い場合に、此方がAltCを有効にして攻撃してしまうと、性向値が下がるので注意）

■性向のペナルティの基本

性向がマイナス状態のプレイヤーは、特定の状況を除き、死亡時にペナルティが発生する（Arshaはペナルティ対象）。

※ ペナルティが発生しない例外：
拠点戦 /占領戦 / 薔薇戦争、決闘、決闘地域、ギルド戦争中の戦闘

● ペナルティ

▽ 青ネーム（プラスの性向）の場合：

PvPで死亡しても装備的な損失はなく、PvEで死亡しても比較的少ない数の水晶が壊れる。

▽ 赤ネーム（マイナスの性向）の場合：

PvPで死亡すると、常に経験値が2%減少し、平均で魔力水晶を2〜5個失う。
さらに、光明石も0〜4個まで壊れる可能性がある。
ただし、装着している魔力水晶の数が多いほど、光明石が破壊される確率は低下する（君王武器の再練石は破壊されない）。

また、装備の強化段階が下落する可能性がある。
これを回避する方法は、魔力水晶をプリセットにセットし適用すること。

※注意点として、性向がマイナスの間は他人にMPKされた際もペナルティを受ける。

■装備下落ペナルティについて

装備下落ペナルティは、状況によって発生するが、すべての装備が対象になるわけではない。
強化段階が下落する可能性がある装備と、対象外の装備がある。

▽ ペナルティの対象となる装備
武器（メイン／補助／覚醒）

防具（ヘルム／アーマー／グローブ／シューズ／ マノス生活服）

※カプラス突破をしている装備が下落した場合、カプラス突破は新しい強化段階に合わせて調整され、レベル20を超える分はすべて失われる。また、真Ⅲ→真Ⅱに下落した場合は、すべてのカプラス突破の強化段階が失われる。

▽ ペナルティの対象外となる装備
アクセサリー（リング、イヤリング、ネックレス、ベルト）※生活系を含む

錬金石、各種生活道具、馬具、古代精霊の水晶（衣装水晶）、再練石、改良石

▽地域ごとのペナルティ表

※貿易アイテムは性向値や地域に関係なく一定確率で破壊される

※落下死による死亡時にデスペナルティ発生しない

※環境による死亡とは熱中症などを指す

■水晶破壊と装備下落ペナルティの回避方法

● 基本ルール

黄色枠（水晶）を7個装備することで、装備下落を防ぐことが可能。※元が青グレードの水晶は例外

装備部位が少ない（グローブ未装備など）場合、水晶の破壊リスクは下がるが装備のダウングレードリスクが大幅に上昇する。

死亡時のペナルティは、性向値に応じて「ペナルティ枠数」が決定され、各枠ごとに「水晶の破壊」「光明石の破壊」「装備下落」のいずれかが抽選される。

また、「水晶の破壊」「光明石の破壊」 は優先度が高く設定されており、「装備下落」は優先度が低く設定されている。

各ペナルティ枠ごとに、「水晶の破壊」や「光明石の破壊」が確実に選ばれる構成になっていない場合は、代わりに「装備下落」が抽選されることになる。

● 水晶の種類とリスク比較

▽ 黄色（EX-青グレード）
特定の黄色グレード水晶（無限魔力水晶［特殊攻撃］［抵抗無視］［鉄壁］［最大HP］［MP回復］［潜水時間増加］など）を含むグループ
保護性能は非常に高く、理論上100%の装備下落防止が可能とされている

▽ 黄色枠（黒魔力水晶）
高確率で壊れる代わりに、装備の保護性能が高い

6個まででは不十分で、7個以上で保護が安定

PvPスポット（MPKがしやすい場所）での使用にはリスクが高い

▽ 赤枠（古代魔力の水晶 / 無限魔力の水晶）
フルセット装備でも数回の死亡でダウングレードが発生

最も保護性能が低く、安定性に欠ける

● 水晶保護率（調査ベースの推定）

●その他の保護要素
衣装スロットの水晶は壊れない、装備下落の確率にも多少影響がある。

貿易品を用いて保護する手段もあるが、現実的に必要数を持ち運ぶことは不可能であり、実用性は極めて低い。

光明石には5～20%程度の保護率があるが、単体のみでの装備保護の手段としては非推奨。

● 調査動画
この調査データに基づく動画は以下を確認。

■海上名声値

通常の性向値とは別に、「海上名声」と呼ばれる海上専用のステータスが存在する。
この数値はプレイヤーが海賊かどうかを示す指標であり、家門単位で全キャラクターに適用される。

最大：+300,000 / 最小：-10,000,000

■海上名声の減少

●艦砲を用いた船舶に対する攻撃による海上名声値の減少

先制攻撃をしたとき：海上名声値 -50,000(減少)

船舶を沈没させたとき：海上名声値 -200,000減少(減少)

※艦砲による船舶への攻撃に対しては、性向値の減少はない。

● 艦砲を用いたプレイヤーに対する攻撃による海上名声値の減少

先制攻撃をしたとき：海上名声値 -50,000(減少) / 性向値 -10,000(減少)

相手を倒したとき：海上名声値 -200,000(減少) / 性向値 -85,000 ～ -204,000(減少) ※相手とのADの差に応じて減少値は変動する

※艦砲によるプレイヤーへの攻撃に対しては、海上名声値と性向値 両方の減少がある。

●艦砲を用いた怪獣狩りの大砲に対する攻撃による海上名声値の減少

最初の打撃：海上名声値 -10,000(減少)

破壊時：海上名声値 -30,000(減少)

・例外（海上名声値が減少しない場面）

1. ギルド戦争状態の相手をキルした場合は、海上名声値は減少しない。

2. 拠点戦 / 占領戦 / 薔薇戦争 中のチャンネルでキルした場合は、海上名声値は減少しない。

3. 海賊で有る相手の船舶に対する攻撃では、海上名声値は減少しない

4. 既に強制戦闘状態であり、アイコンがナイフ状に変化した相手を倒した場合は、海上名声値は減少しない。（ナイフ状に変化した相手の性向状態がマイナスでは無い場合に、此方がAltCを有効にして艦砲で攻撃してしまうと、海上名声値が下がるので注意）

■海上名声のペナルティ

● 海上名声がマイナスになると、以下のようなデメリットや制限が発生

▽弓警備兵

海賊判定を受けているプレイヤーは、内陸部のアルティノを除く各港に配置された弓警備兵から攻撃される。

配置箇所詳細：https://bdocodex.com/jp/npc/21491/

▽ <渡し守>が利用不可

通常の港にいる「〈渡し守〉NPC」は利用できなくなり、船の修理、補給、呼び出しといった基本的な機能がすべて制限される。
これにより、これらの作業を行うには、クイトゥ諸島にいる「〈渡し守〉ガープル」まで自力で移動する必要がある。

さらに、多くの港で提供されている船関連のデイリークエストも受注できなくなるため、海上活動全体に大きな制約が生じる。

▽ギルドガレー船の利用不可

ギルドガレー船に対する相互作用が不可になる。

▽ 船装備の強化段階が下落

陸上装備と同様に、船の装備品（船首像・装甲・大砲・帆）も破壊時に強化段階が下がる可能性がある。

⇒強化段階の下落は、各部位ごとに約50%の確率で発生すると推定される。

船舶装備の強化段階下落ペナルティは、海賊状態での船舶沈没時に発生（※死亡ペナルティ抵抗は機能しない）

▽船舶の装着アイテムの着脱不可

安全地帯以外での船舶の装着アイテムの着脱が出来ない。

▽Arshaにおける海上名声別の沈没ペナルティ仕様

海上名声が海軍状態の場合は、Arshaで船舶が沈没しても、船員の健康値悪化などのペナルティは発生しないが、海賊状態である場合、この保護仕様は適用されず、通常通りのペナルティが発生する。

●交易品に関する沈没ペナルティと海上名声の関係

交易品に関しては、海上名声の状態に関わらず、沈没時のペナルティ内容に違いはない。
つまり、海軍状態でも海賊状態でも、船が沈没した際には搭載していた交易品はすべて失われる。

そのため、交易品の保護を目的とする場合には、シーズンチャンネルの利用を推奨

■死亡ペナルティ抵抗

死亡時ペナルティ抵抗は、いわゆる「Pay to Win（P2W）」要素の一つであり、確率に応じて装備下落や経験値低下を完全に無効化できる場合がある。

▽ 具体的な軽減手段と効果は以下の通り：

衣装の胴体部位装備： 10%

衣装8部位を装備：10%

課金ペット（特定のP2Wペット）4世代を4匹使用：各 4% × 4匹 = 16%

さらに5世代 ペットを1匹使用：5%

妖精外見適用効果：5%

これらをすべて組み合わせることで、最大で46%のペナルティ軽減効果を得ることが出来る。

■ペナルティが発生しないコンテンツ一覧

以下のコンテンツでは、性向値に関係なく死亡ペナルティが発生しない：

アルシャの闘技場、自由決闘場、街のアリーナ（ベリアアリーナ 、ハイデルアリーナ 、カルフェオンアリーナ ）、赤の戦場、ソラレの闘技場、拠点戦、占領戦、ギルド戦争、召喚書ボス、ギルドボス、黒い祠、不滅の奈落、落下死、決闘、一部のワールドボス（ベル、山君、金豚王、ウトゥリ、不可殺）

※拠点戦 ・占領戦 が終了した瞬間から、ペナルティは再び有効になる。
※アトラクシオン（Season / Normal）にはペナルティはないが、Elviaでは最終ボス部屋を除いてペナルティが存在する。

■赤ネーム生活のリスクと利点

● リスク：
安全地帯内でも攻撃を受ける対象となる（夜時間帯は他のプレイヤーからの攻撃がすり抜ける）

誤って倒したプレイヤーに追われるリスクがある

● 利点：
復活時（近くの安全地帯で復活）に最寄り3つの拠点の中からランダムにリスポーンするため、張り込みされにくい

街（近くの村で復活） へのリスポーンは常に最寄りの町

スキルと装備さえ整っていれば、誰にでも自由に攻撃できる

〇赤ネームとは？

● 赤ネームとは、単純に性向値がマイナスのプレイヤーを指す。
混同しやすい存在として永久的な赤ネーム（Permared Red）があるが、両者は異なる。

▽ 永久的な赤ネーム（Permared Red） ：常に性向がマイナス状態のプレイヤー

▽ 変動的な赤ネーム（Semi Red）：状況に応じて性向値がプラスとマイナスを行き来する

● 主な赤ネームのプレイスタイル
赤ネームであることは、プレイスタイルの選択であり、必ずしも特定のルールや環境に従う必要はない。

代表的なタイプは以下の通り。

▽ 永久的な赤ネーム（Permared Red）
メインキャラクターのカルマを常時マイナスに保つスタイル。

▽変動的な赤ネーム（Semi Red）
性向値をプラスとマイナスで切り替えながら活動する。
自己防衛や狩場防衛、あるいは単純にPK目的で行動することが多い。

▽ 暗部（Bounty Hunter）
ギルドやコミュニティ内の関係や依頼を目的に、敵対的な行動を取る。
特に敵ギルドの保護下にあるプレイヤーに粘着する際に利用されることが多い。

▽ 砂漠レッド（Desert Red）
マイナスの性向状態で砂漠エリアに常駐するプレイスタイル。
砂漠は赤ネーム時のペナルティが軽減されるため、かつては一般的な方法だった。

バレンシア大砂漠内の狩場で金策するのが一般的な時代の話で、現在はプレイヤーがそもそも居ないので廃れた。

▽ 海賊
海上名声がマイナスの状態で活動するプレイヤー。

● 赤ネームの多様性
大半のプレイヤーは"Permared Red"か"Semi Red"に分類されるが、必ずしも全員がこの枠に当てはまるわけではない。
中には、AFK（放置プレイヤー）で生活コンテンツ（馬放置や釣り放置など）を行っているプレイヤーを狙って暗殺する者もいれば、純粋に自己防衛や狩場防衛のみを目的とする者もいる。

結局のところ、「どのような赤ネームとして活動したいか」はプレイヤー自身の選択次第。

〇マイナスの性向値とゲームシステム

黒い砂漠における性向値のデメリットは、死亡時に魔力水晶や経験値を失うことだけではない。
マイナスの性向値によるペナルティはゲームのさまざまな要素に影響し、時には日常的な移動すら危険になる。

■衛兵からの攻撃
性向値がマイナスになると、歩行や乗馬中に各都市や村の警備兵（衛兵）から攻撃を受けるようになる。

多くの衛兵は防御力（ダメージ減少 / 回避 ステータス）によってダメージを抑えられる。

しかし、ドベンクルン、グラナ、オドラクシアの衛兵は割合ダメージを与えるため、マイナスの性向状態の拠点としては最悪の選択肢である。また、夜間になると一部の都市では衛兵の配置が増え、CC効果を持つ攻撃を受けやすくなる。

■安全地帯
● 性向値がマイナスの状態では、安全地帯が事実上の危険地帯となる。

▽昼時間帯

安全地帯内であっても他プレイヤーから攻撃を受ける。

※Lv49以下のキャラクターなら攻撃対象外となるため対策可能。

▽夜時間帯（ゲーム内時間、PM10:00～AM7:00）

他プレイヤーからの攻撃はすり抜けて当たらない。

ただし、衛兵からの攻撃は引き続き受けるため注意が必要。

※ゲーム内の昼夜は地域ごとに時間差があり、例としてグラナの夜はバレンシアよりゲーム内時間で約1時間遅く訪れる。

■装備使用制限
● 負のカルマ状態では、一部の装備が使用できなくなる。

▽ 使用不可になる主な装備例：

たゆまぬ装備の真Ⅳ（真Vは使用可能）

抑圧されたボス真Ⅲ装備

下落しないクエスト装備（ナルシラン装備など）

▽ 使用可能な例外装備：

無強化の太古防具

無強化のゴッドアイド武器

無強化の君王武器

※ アイテム説明文を確認。
「キャラクターの性向値が0未満になった場合、該当アイテムの効果は適用されません。」と記載されていることが多い。

■装備複製システムへの影響
キャラクター転換自体はマイナスの性向状態でも機能しており、経験値共有も可能。

ただし、マイナスの性向状態の場合、装備の複製が行えない。

※ 複製自体は性向 がマイナスになる前に行えるが、マイナスの性向状態のキャラクターがコピーした装備を着用したまま死亡すると、その装備は完全に消滅する。また、コピー元の装備はこの影響を受けない。

● マイナスの性向状態におけるコピー装備消滅の回避方法

マイナス性向状態では、コピー装備を着用したまま死亡すると、その装備が消滅するという仕様
消滅の仕組みは以下のような流れ

1. マイナスの性向状態でコピー装備を着用したまま死亡する。

2. コピー装備がアイテムバッグに格納される。

3. バッグに格納されたコピー装備が消滅する。

つまり、バッグに空きがない状態で死亡すれば、②の「バッグに格納される」処理が行われず、結果として装備が消滅しない。
事前に不要な遺物などでバッグ枠を埋めておくことで、複製装備消滅の回避が可能になる。

※この方法は今後のアップデートで修正される可能性が高い、最新のパッチノートを確認。

■適用範囲とシーズンキャラクター
マイナスの性向状態は家門全体に適用される。
そのため、プレミアムキャラクターやシーズンキャラクターも影響を受ける。

シーズンチャンネルは強制戦闘状態を有効にできませんが、他プレイヤーから一方的に攻撃される可能性がある。

※日本サーバーでは、「無名Arsha」や「薔薇戦争」アップデートの影響により、シーズンArshaチャンネルは廃止された。

■コンテンツ利用制限

● マイナスの性向状態では、一部の機能や特定の狩場が利用できなくなる。

▽ マルニの密室

▽ 金豚洞窟（幸運の金豚洞窟を含む）

これらは、マイナスの性向状態では入場や利用が不可能。

■ 砂漠

かつて砂漠は、赤ネームにとって安全な避難場所だった。
理由は、通常の死亡ペナルティ（PvP・PvEによる死亡時の装備下落）が一切適用されなかったため。

例えば、砂粒バザールで装備を外し、砂漠ナーガに敢えて倒されることでムイクンへ復帰でき、移動が容易になるという利点もありました。また、マグヌスシステムや旅行者の地図を利用すれば、バレンシアへの移動も可能。

● ムイクンと砂漠でのPK
ムイクンは今も安全地帯だが、青ネームのプレイヤーからPKを受ける可能性がある。

砂漠でのPKは、GvGや拠点戦以外で行うと、「悪人状態」になる。

この状態では、自由決闘場や赤の戦場、マグヌスなどの機能が制限される。

「悪人状態」時に死亡すると、犯罪者収容所に収容される。
効果は30分間（または投獄されるまで）持続し、Arshaサーバーでは適用されない。

※他キャラクターへ切り替えている間も、「悪人状態」デバフの残り時間は減少し続ける。

■ 犯罪者収容所
刑務所に入ると60分間の移動デバフを受ける

▽ 以下の方法で脱出可能。

時間経過を待つ → 隣接NPCに話しかけて脱出

迷路を通って脱出

看守NPCコルカから受注できる「硫黄労働」のクエストを完了して脱出

▽ クエストを素早く終えるコツ

高い採集熟練度

アグリスの熱気

採集量増加ペット

採集ミニゲーム（根深い手）

● 収容所内の特徴
強力なモンスターが徘徊する迷路構造

移動速度低下デバフのため回避困難

・ おすすめ準備

最大HP・ダメージ減少・移動速度%の最大化（魔力水晶・光明石・食事・バフなど）

カルクのエリクサー・魅惑の香水

クラス固有パッシブスキル活用（RGが特に良いがACも可）

トリーナ斧（ジャンプ力増加でデバフを相殺）

● 脱獄後の扱い
脱獄後、性向値がプラスならイベルブオアシス、マイナスならムイクンに移動

脱獄時に性向値が30,000回復（性向値バフが適用される）

● 砂漠の判定
ガハーズ盗賊団の巣窟やルード硫黄鉱山の地表部分は砂漠判定ではない（PvE死亡時に装備下落の可能性あり）

砂漠判定の確認方法：マップを開いて自分の位置が表示されなければ砂漠エリア、マイナス性向状態の場合はミニマップ左下に表示される△形状の!マークの有無で判別可能（表示されている場合は砂漠地帯ではない）

●脱獄動画

●余談

脱獄はRGで駆け抜ける方法が一般的で、トリーナ斧の使用は推奨されない（古いやり方）。

魔力水晶はHP増加やダメージ減少系が推奨される。

脱獄後は、協力者にキルしてもらい周回するケースもある（※ムイクン内でキルされても収容所には送還されないため、ムイクンを出た直後にキルしてもらう必要がある）。

脱獄時の性向回復量は基礎30,000で、性向値獲得量増加効果が適用される。

犯罪者収容所を活用すれば、約5時間で-10,000,000からの性向値回復が可能で、最速クラスの回復効率。

■無法都市ムイクン

ムイクンは残念ながら実用性が低く、長時間滞在する価値は殆ど無い。

ただし、フィラク監獄やティティウム渓谷での長時間狩りの後に、短時間だけ立ち寄って装備修理や取引所の利用、休憩をする程度には利用出来る。

NPCは青ネーム（性向値がプラスの状態）のプレイヤーとの相互作用を拒否するため、実質的には荒らし目的以外の存在意義が殆ど無い。周囲の狩場も優秀とは言えず、未知の地図の欠片狙い以外では時間をかける価値は薄い。

また、ムイクンは通常の安全地帯扱いのため、青ネームプレイヤーに攻撃されても市内で反撃することは出来ない（夜時間帯は勿論青ネームからの攻撃はすり抜ける）。

入り口の衛兵は青ネームプレイヤーに攻撃を行うが、他都市の衛兵より攻撃力が低く、装備が整っていなくても市内で比較的安全に過ごせる（ムイクンの衛兵は他の街と攻撃ロジックが逆であり、赤ネームのプレイヤーには攻撃せず、青ネームのプレイヤーに攻撃する）。

唯一の利点は、市内で殺されてもデスペナルティを受けないことだが、そのメリットを上回る用途は殆ど無い 。

■ムイクンのクエスト

ムイクンでは、性向値がマイナスの冒険者にのみ特定のクエストが解放される。

内容は、デイリークエストから、ギルド象装備の獲得に必要な知識を得られるクエストまで多岐にわたる。

連続クエスト「ムイクンの法則」は、NPC「ベルトッド」から開始できる。

全体的にはシンプルな流れだが、最後の「［協力］襲撃」における砂漠貿易商NPC討伐だけは注意が必要。

●砂漠貿易商NPC討伐
砂漠の商人キャラバンは、近接型モンスター・遠距離型モンスター・ラクダに乗った商人2人で構成されており、討伐には強制戦闘状態（Alt+C）の有効化が必須。

討伐ごとに性向が減少し、全滅させると合計 -350,000 もの性向減少が発生。

キャラバンのモンスターは低DP帯でも高火力を誇り、防御をすり抜けてCCを仕掛けてくるため油断できない。

戦利品としては、シルバーや「オオクジラの筋／奥歯」、1G金塊、稀に「巨商のリング」の一部などが得られる。

商人は貿易品もドロップするが、貿易品所持中は戦闘不能になるため最後に倒すのが無難。

キャラバンは砂漠内を固定ルートで巡回するが、発見は困難。

ルートは以下を確認（ただし、Pearl Abyss開発のゲームであるため、キャラバンが行き詰まることがある。）

●デイリー／連続クエスト例
[デイリー] アルゴス山の黒結晶：三日月神殿のモンスター300体討伐

フィラ・ク監獄一掃：フィラ・ク監獄のモンスター100体討伐

最も幸せになる瞬間：性向値がプラスのプレイヤーを3人討伐（赤の戦場を含む場所不問）

[協力] 襲撃：貿易キャラバン全滅

報酬は、HP/MPポーション、30%経験値バフ、ムイクンの補給箱（ランダムアイテム：特級ニンジン、ハンターの印章など）がある。

※ギルド象装備（[ギルド] カポティア黄金象面）には、イベルブオアシスの「オベリン」から購入できる「[ギルド] オベリンの黄金塊」が必要。

■都市と町の安全度
小規模な町（例：グリッシー村、ケプラン村）は、衛兵の配置数が非常に多く、赤ネームプレイヤーにとっては移動が困難。

逆に、ハイデルのような比較的大きな町（主要都市を除く）は、衛兵が少なく、機動性を確保しやすいため、PKリスクはあるものの比較的安全。

▽ 衛兵がいない／少ないおすすめの町
バレンシア

エイル村 ← 特にオススメ

知恵の古木

砂漠の全ての町

アルティノ（夜間のみ）

朝の国の全ての町

冬地域の全ての町

ウルキタの全ての町

・余談
ギルド荘園機能を利用すると、インスタンス化された安全地帯に素早く移動できる。

〇他サーバーにおけるペナルティ仕様の違い

■赤ネーム時の装備下落ルール
● 赤ネーム状態で死亡した際に発生する装備の強化段階下落ペナルティについて、サーバーごとに仕様の違いがある。

▽ JP / KR / RU サーバー（日本 / 韓国 / ロシア）
PvE / PvP に関係なく、赤ネーム状態で死亡すると、装備が下落する可能性がある 。

PvPによる死亡でも、装備が破壊・下落するリスクが存在する。

▽ NA / EU / TW サーバー（北米 / 欧州 / 台湾）
装備下落は PvE での死亡時のみ発生

PvPによる死亡では装備下落は発生しないが「水晶」や「光明石」の破壊リスクは適用される

● 性向値の減少（PvP時）
性向の減少量にもサーバーごとに違いがある

サーバー	先制攻撃時（Alt+C）	相手を倒したとき （AD差によって変動）
JP / KR / RU	-10,000	-85,000 ～ -204,000
NA / EU / TW	-3,000	-50,000 ～ -120,000

※JP / KR / RU サーバーでは、性向値の減少が大きく、PKに対するリスクが高めに設定されてる。

◇ 後半記事へ続く

作成可能な最大文字数を超過したというエラーが発生したため、後半部分は分けて投稿致します。

※リンク「後半記事：[性向]害悪プレイヤーのすゝめ_後半」