エリアン暦275年、遠大だった最後のバレンシア遠征が失敗に終わってからもう7年が過ぎてしまったある晩春の日。 セレンディアの王、クルシオ・ドモンガットはふと歳月にさびてしまった自分の姿が映った鏡を見て嘆いた。 ちょうどそばにいた長男の夫人ロクサーヌが細い目で王に告げた。 戦場の青いたてがみと呼ばれた陛下の遠大な過去が新しい世代の糧になる番が来たので、 最も賢明な王子に王位を譲り、美しい余生を楽しまれるのはどうかと言った。 すると、アントニオ、セルヒオ、ビトリオの3人の王子がすべて宮殿に入って権力の前でひざまずいて下命を待つと、 しばらく悔恨に沈んでいた王が沈黙を破り、問うに "私に対する衷情とセレンディア民への愛がどれほど大きいか告げよ。 器が一番大きい王子が次の王になるだろう。" |
いつも「黒い砂漠」をご利用いただき、誠にありがとうございます。
Pearl Abyss「黒い砂漠」サービスチームです。
シークレットクエスト:亡国幻談 II がまもなく全世界で同時に始まります。
ベールに包まれた3回目の物語、
物語の糸口を見つけるために世界中の冒険者の道しるべとなるよう、
シークレットクエスト:亡国幻談 IIの依頼目的および登場人物をご案内いたします。
謎のような依頼の手がかり… 答えは果たして何でしょうか。
ぜひ冒険者の皆様に助けられ、セレンディア王家、ドモンガット家門に隠された物語が明らかになることを願います!
シークレットクエスト:亡国幻談 II 依頼
順番 |
依頼名 |
目的を指す詩文 |
必要アイテム |
0 |
隠遁したライオン |
- |
- |
1 |
老いたライオン |
野原で生まれた少女は荒野へ去っていった。 少女は風に乗って走るのが好きだった。 誰よりも走るのが速い彼女は、すぐに寂しくなった。 しかし、走ることができるので涙は流さなかった。 彼女が好きだったそれをたくさん見せてあげれば、 彼女は自分に似た花を一輪咲かせるだろう。 |
泣かない少女の野バラ |
2 |
棘立った諫言 |
戦乱は常に民衆の膏血で行われるもの。 富豪の娘だった彼女は民衆の味方に立った。 神の名のもとに、神の力で、神の許しで 屋根の上を駆けたその痕跡が残っている。 敢えて人の物を欲しがる者の物を欲しがって 彼女の意志を引き継ぐなら、道が開けるだろう。 |
正義の盗賊の紐 |
3 |
忠臣の没落 |
新星はスズランのしべの上にかかっている。 アグリスがここに立ち寄った痕跡だ。 時が来れば新星へと向かう道が開かれるが、 時を待たなければ道は開かれないもの。 この文を読む友よ、どうか忘れないでくれ。 目に見えるものだけが常に正しい訳ではないということを。 |
死んでしまった新星の欠片 |
4 |
幼いライオン |
長い夜を明かせば一つ一つに宿るだろう。 繰り返される試練に屈することなく立ち向かうのだ。 強烈で美しい風味をまず抜き取り、 その香りを少しずつ煙に飛ばしてみると、 朝のようにさわやかな微笑みが君を迎え入れるだろう。 一つ一つに宿った紫色の房がその始まりとなる。 |
草の葉ごとに宿る涙 |
5 |
王と王 |
君は私にいい獲物を探してくるように言った。 私はその約束を守ることができそうにない。 私にとっての獲物はただ一つだ。 それを最後に、他の狩りはできなくなるだろう。 これ以上、私を探さないでほしい。心が痛んでも。 息を殺して獲物の足音に耳を澄ましているのだから。 |
恋に落ちた女性の唇 |
6 |
王子と王子 |
塩のようにこぼれ落ちる星明かりでいっぱいの波止場に じっと立って物悲しい船の汽笛を聞いてみよう。 初恋の少女はどこで私のように老けてゆくのか 虚しく過ぎ去った歳月に胸が凍えるが、 私の幼い頃の心をそこにそのまま置いたから 心がもつれあうといいだろう。 |
浪漫を抱いた雲 |
7 |
隠された爪 |
どうしたらいいか分からずに心が落ち着かないときは 水辺に座ってじっと考えてみるといい。 数えきれないほど多くの考えの線が集まった先に 棘のように尖った行動の点が際立つはず。 もしもそれが正解でなくてもがっかりしないで。 瞬間の機知は結局のところ勤勉さには勝てない。 |
静かな国の風 |
8 |
貪欲な密約 |
空高く、高く舞い上がった翼が 惨たらしく流れ溶け出してしまったそこに、 私は誰も探さないようにするから、 ああ、兄弟よ、どうか私を忘れないでくれ。 私たちの意地だらけの新しい精霊は 決して待ってはくれないということを。 |
私だけを見つめる星 |
9 |
老将の涙 |
あちこち押し流されながら生きていた世界で あなたはどんな答えを出すつもりか? どうせ正解は重要ではない。 あなたの考えも重要ではない。 本当に重要なのは、人々の信頼だ。 人々が記憶している限り、私は死ぬことはない。 |
楽聖のデビュー作 |
10 |
捨てられた者たち |
氷の男コンスタンティンの冷たい心に 愛の火をつけてしまった、その名はニーナ。 私の文章の上に飾られた舞台上の君の姿は まるで海の上を歩くヒバリのように美しかった。 花のように綺麗だった、その名も麗しきニーナ。 ニーナ…、ニーナ…。君はもう私を忘れたのか? |
険しい表情のアヒルの剥製 |
11 |
鷲の鬱憤 |
君は一人じゃない。君こそが希望だ。 向かい風にも羽ばたくことができるから、笑って送ってくれ。 導く光について行こうとすると道に迷うから、 ひたすら君の信念を足掛かりにして4回叩けば 最後には固く閉ざされた閂が開かれるだろう。 だが、矢のような時間は君を待ってはくれない。 |
魂が滲んだ木の枝 |
12 |
遊び人の終わり |
これは偶然ではなく宿命のようなもの。 私が望んだ世界、そして私の人生。 地上では見つけることができずにさすらってみると、 熱気が絶頂に達したまさにその場所。 雲をぶらついて偶然出くわしたなら、 時間が経つのも忘れて遊び続けるだろう 。 |
足の指で捕まえたライオン |
13 |
突然の終戦 |
ご覧!太陽から出発して月に着くまで。 私は凄絶な石碑を通ってここに来ている。 冷え冷えとした太陽を越えて硬い雲を渡り 温かな月に着くまでどのくらい必要だろうか? 先に到達しようとする者、代価を支払いなさい。 後で到着しようとする者、代価に感謝しなさい。 |
満月を見上げた奥歯 |
14 |
拉致された王女 |
貪るように血を欲し、白く血の気が引いた心臓は 緑陰が深く生い茂った自然の懐に飲み込まれた。 その背を叩いて吐き出させることはできようが、 固まった血はそう簡単に落ちないだろう。 子どもたちが母親を食い物にしようと近づいて来たら、 列を作って順番を守らせるようしつけなさい。 |
蒼白な伯爵の心臓 |
15 |
戦場の英雄 |
白く萎んでしまった私の太陽よ、 君が私にくれた贈り物も朽ち果ててしまったから 好きに生きなさい。どうせ君の人生だから。 あまり頑張りすぎないで。負けたって構わない。 再び熱く燃え上がってはくれないか? 君の心に火をくべる薪がここにある。 |
火矢で編まれたほうき |
16 |
ロクサーヌの呪い |
風になって髪を巻き上げても君は気付かないだろう。 雨になって襟を濡らしても君は気付かないだろう。 私は出発点に立って君を待っている。 君は到着点に立って私を待っている。 その間に君を誘惑しても揺れないでくれ。 私たちの子どもは順番に生まれてくるだろう。 |
九尾の珠 |
17 |
凝り固まった黎明の光 |
- |
- |
シークレットクエスト:亡国幻談 II登場NPCおよび位置
NPC |
登場位置 |
|
|
|
|
シークレットクエスト:亡国幻談 IIの追加案内事項
- 以前行ったシークレットクエストチャレンジ依頼が完了していなくても、シークレットクエスト:亡国幻談 II をお楽しみいただけます。
- 9月2日(水)の定期メンテナンス前までに、'凝り固まった黎明の光'依頼を完了した冒険者様のみに、特別色称号 <復讐>と黄金の獅子が刻まれた箱を9月2日の定期メンテナンス時に支給いたします。一般色称号<復讐>は完了と同時に獲得できます。
- シークレットクエスト:亡国幻談 II が始まると同時に、依頼の順番に関係なく冒険者の皆様により簡単に解答を見つけていただけるよう、具体的なヒントがお知らせされる予定です。
- 隠された報酬は、シークレットクエスト:亡国幻談 II すべての依頼を完了した冒険者様のみに挑戦できる方法と日程が別に案内される予定です。 |