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GMノート 2022.04.22 18:00 (UTC+9) 【ガイド】黒い砂漠ストーリー外伝 #3 - ウォーリア、ゴイェン傭兵団の兄弟
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黒い砂漠ストーリーガイド - 一気に読む総まとめ 

※ 本ストーリーガイドは海外のサーバーで黒い砂漠を楽しんでいる冒険者様、「ユ・ジェウ」さんの経験を基にご本人がご自身で作成した投稿であり、原作者のご同意を得たうえで原本を翻訳した内容です。
原文:https://www.inven.co.kr/webzine/news/?news=247139&site=black

ユ・ジェウ記者(Giirin@inven.co.kr)

 

※ 本ストーリー記事はシリーズで連載されます。

※ メインクエスト、NPCの会話、知識などを参照して作成しました。

※ 分岐とは、ゲーム内でユーザーが何を選択するかによってエピソードが変わる部分を指します。

※ 若干の脚色が含まれていますが、ゲーム内の設定およびコンセプトには支障ありません。

 

 

■ ウォーリア覚醒 - 新たなる武器

王の森

ゴイェンの兄弟に会う


もっと強くなるには、相応の修練を積まなければならない。これまであらゆる冒険を通じて成長してきたウォーリアに、闇の精霊は新たな修練を提案した。それは、ハイデルにいるウォーリアと縁のある男を訪ね、彼に「ゴイェン」という名を付けることだった。突然のことではあったが、闇の精霊はその男が否定することはないと断言した。

ウォーリアは闇の精霊に言われた通りに馬を駆り、ハイデル北西にある王の森へと向かった。そこには遠くからも目を引くほど真っ白な石碑が建っており、その横にはある男の姿があった。

男の名はデレック・ニムス。ゴイェン傭兵団の出身だった。彼は近づいてきたウォーリアをじっと見つめると、「当時」見習い団員だったかと尋ねた。ウォーリアが闇の精霊の指示に従って慎重に頷くと、デレック・ニムスはすぐに警戒を緩め、にっこり笑うとウォーリアを歓迎した。

デレック・ニムスは生前のゴイェンを忘れられず、彼の石碑を守っているのだと言った。記憶の中のゴイェンは信念が強く、大の男ほど大きな鋼鉄の剣を操る人物だった。彼の話を聞きながら石碑を注意深く観察していたウォーリアは、思いがけない模様を発見した。それはまさに、「ゴイェンの標識」だった。その瞬間、ウォーリアは闇の精霊がなぜ自分と「縁のある男」だと言ったのかを理解した。彼の記憶が蘇ったのだ。明らかにその模様は、ウォーリアのかすかな記憶の中ではっきりと輝いていた。

デレック・ニムスは、自らを「死んだゴイェンの信念を受け継ぐゴイェンの兄弟たち」だと名乗った。ゴイェンの兄弟とは、ゴイェンの死を受け入れず、彼のトレードマークだった大剣は不滅だと信じ、その力を伝承された者たちだった。デレック・ニムスはウォーリアにもその力を学んではどうかと提案し、ある地図の座標を指さした。その座標は、メディア地域の「兵の墓」を指していた。


▲ ウォーリアはハイデル北西にあるセレンディアの王の森でデレック・ニムスに会った



▲ ゴイェンの墓を守っているデレック・ニムス

ゴイェン傭兵団の過去(ウォーリアの蘇った記憶) 

ゴイェン傭兵団 #1
ゴイェン傭兵団は、行く宛ても守るべきものもない、それぞれに事情を抱えた者たちが生き残るために集まる場所だった。中には懸賞金がかけられた者もおり、襲撃を受けることも珍しくなかった。

優れた剣術を誇るゴイェンの下で、傭兵の数は増えていった。互いを手本として実力を高め合い、兄弟になることを誓った彼らの名声は、日に日に高まっていった。

傭兵長ゴイェンは、大の男の身長ほどある鋼鉄の大剣を見事に扱った。傭兵団の中に、ゴイェンのように大剣を上手に扱える者はいなかった。何人かはゴイェンから大剣の修練を受けたが、彼の技術を完全に習得することはできなかった。ゴイェンは、その名だけでも一際目立つ存在感を誇っていた。

ゴイェン傭兵団 #2
ある日、いかにも身分が高そうに見える一人の男がゴイェン傭兵団にやってきた。彼は、ダンデリオンからの使者だった。

カルフェオンの連邦国だったラクシとダンデリオン間における戦争で勝利を収めるため、傭兵を雇おうとするダンデリオン側の依頼だった。その対価として、ゴイェン傭兵団全体をダンデリオン騎士団に昇格させるとの提案だった。勝利さえすれば、富と名誉、そして彼ら全員がどこかに定着できる、またとないチャンスだった。

ゴイェン傭兵団 #3
依頼を承諾したゴイェン傭兵団が勝利を誓った日。その日が傭兵団の兄弟たちにとって、最後の微笑みとなった。

戦争中、ダンデリオンから支援軍を送ってもらえなかったゴイェン傭兵団は、そこでようやく自分たちが単なる盾の役割に過ぎなかったことに気づいた。兄弟たちを助けるために後退を叫んでいたゴイェンは死に、その場に落としたゴイェンの大剣は消えてしまった。辛うじて生き残った傭兵団員たちはゴイェンの無念を晴らすべく復讐を誓ったが、ダンデリオンは結局ラクシとの戦争に敗北し、歴史の闇に葬られてしまった。

その場にいた兄弟たちは誓った。ゴイェンの魂が宿った、「ゴイェンの大剣」を取り戻すと。

 


兵の墓

謎の騎士に大剣を扱う方法を伝授される


デレック・ニムスが指した場所には、全身に鉄の鎧をまとった「謎の騎士」の姿があった。以前、兵の墓を訪れたときには見なかった者だ。巨大な石碑の間で堂々と馬に跨る彼の姿は、その名の通り謎に満ちていた。いつからそこに立っていたのか分からないほど、まるでその場所を守っている守護神のようでもあった。

ウォーリアは、謎の騎士に慎重に近づいた。すると、「小僧」という言葉が返ってきた。謎の騎士はウォーリアに向かって「まだゴイェンの兄弟になる準備が整っていない」と言うと、「まずはその素質を証明してみろ」と要求した。彼が要求した依頼は三つだった。一つはハスラ古代遺跡で古代兵器を退治して完熟を証明すること、二つ目は兵の墓の骸骨を退治して粘り強さを証明すること、三つ目はメイン族を退治して防御力を証明することだった。

これまで数々の冒険を通じ、すでに長剣と盾を巧みに操ってきたウォーリアは、いとも簡単に謎の騎士からの依頼を完了した。すると謎の騎士はウォーリアの実力を認め、自身の体ほど巨大な剣を差し出すと、いくつかの技を教えてくれた。

その後、ウォーリアは彼らから「ゴイェン傭兵団の兄弟」という称号を受けた。闇の精霊が望んだ通り、長剣と盾のほかに大剣まで操る完璧な戦士になったのだった。

ゴイェン傭兵団の三つの素質

傭兵の素質、完熟
一時、傭兵が戦争の重要な資源として認識されていた頃、当時の傭兵たちは命を惜しまず実践の熟練に力を注いだ。

特に経験豊富な傭兵たちは、力と技術、それから感覚が最高に達したというが、このような者たちで構成された傭兵団は大抵の騎士団なら簡単に倒せるほどの威力を誇っていたという。ゴイェンが身を置いたゴイェン傭兵団やバレンシアで活躍していたラゴン傭兵団が代表的だ。

傭兵の素質、粘り強さ
傭兵はほとんどが依頼を受けて行動するが、時にはものすごい忍耐力が求められることがある。傭兵団が崩壊するほとんどがこの忍耐力を誘発する依頼だが、これを乗り越えた傭兵団こそ、真の力を発揮すると言われていた。

傭兵の素質、防御
ほとんどの傭兵団は防御より攻撃を重要視したが、基礎的な防御は必須であった。時おり傭兵団は巨大なボス退治のような依頼を受けることがあるが、それらを相手にするときは、大きな盾で体を防御することが重要だったからだ。

特にゴーレムやオーガを退治する際に盾を持たずに挑むなど、あり得ないことだそうだ。


▲ 謎の騎士



▲ 自らの記憶を取り戻し、ゴイェンの兄弟となった大剣ウォーリア

 



前回までの内容はこちら

▶黒い砂漠ストーリー #1 - 年代記・上編へ

▶黒い砂漠ストーリー #2 - 年代記・下編へ

▶黒い砂漠ストーリー #3 - バレノス地域へ

▶黒い砂漠ストーリー #4 - セレンディア地域・上編へ

▶黒い砂漠ストーリー #5 - セレンディア地域・下編へ

▶黒い砂漠ストーリー #6 - カルフェオン地域・上編へ

▶黒い砂漠ストーリー #7 - オージェの切ない恋の物語、カルフェオン分岐2編へ

▶黒い砂漠ストーリー #8 - 誰も信じられない権力の都市、カルフェオン分岐3編へ

▶黒い砂漠ストーリー #9 - 明かされる古代神とエリアン教の秘密、カルフェオン最終編

▶黒い砂漠ストーリー #10 - シラレの不吉な予言と疑念、メディアプロローグ編

▶黒い砂漠ストーリー #11 - イレズラの闇の痕跡を追って、メディア分岐 1編へ

▶黒い砂漠ストーリー #12 - 隠されたネルダ・シェンの内情、メディア分岐 2編へ

▶黒い砂漠ストーリー #13 - 冒険者の正体は闇の力の器?へ

▶黒い砂漠ストーリー #14 - 蛾は結局、明かりの方へ。避けられない運命に呼び寄せられ。へ

▶黒い砂漠ストーリー #15 - バレンシア建国の秘密、その中には冒険者がいたへ

▶黒い砂漠ストーリー #16 - 血と復讐のカーマスリビア、美しい顔の裏へ

▶黒い砂漠ストーリー #17 - キャサリン・オーネット、彼女は本当に美しい姫だったへ

黒い砂漠ストーリー #18 - ドベンクルンに影を落とす赤い影、ガーモスの登場へ

黒い砂漠ストーリー #19 - おさまった火種、しかし脅威は存在するへ

黒い砂漠ストーリー #20 - 事実、人間こそが最も恐ろしい生き物だ(星の墓場)へ

黒い砂漠ストーリー #21 - 輝くカーマスリブ、迫り来る闇(オーディリタ 1編)へ

黒い砂漠ストーリー #22 - グランディーハ神託の決定(オーディリタ 2編)

黒い砂漠ストーリー #23 - 全ては最初から計画されていたへ

黒い砂漠ストーリー #24 - 最期を見届けてくれて、ありがとう。へ

黒い砂漠ストーリー #25 - ベディルの過去とブロリナの足跡へ

黒い砂漠ストーリー #26 - ハドゥムに対抗する最初の準備、オルンの心臓へ

黒い砂漠ストーリー #27 - 母が黒い太陽を昇らせるでしょうへ

黒い砂漠ストーリー #28 - ハドゥム=復讐のシルビア?明らかになる神々の秘密へ
黒い砂漠ストーリー #29 - 不均衡な宝石と二人の女王の信仰へ
黒い砂漠ストーリー #30 - イレズラの罠にかかる、バアマキア・上編へ
黒い砂漠ストーリー #31 - 覚醒したアトラクシオン、バアマキア・下編へ
黒い砂漠ストーリー #32 - 無効状態となった古代要塞、シガラキアへ
黒い砂漠ストーリー #33 - 黒い女神とオルの裏切りへ
黒い砂漠ストーリー #34 - この世が再び建て直される祝祭へ
黒い砂漠 ストーリー#35 - 10万のアトルとシガの脱出へ
黒い砂漠ストーリー外伝 #1 - 盗んでこそ、盗掘王へ
▶黒い砂漠ストーリー外伝 #2 - 椿が散った日へ

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