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GMノート [GMノート] 【ガイド】黒い砂漠ストーリー#14 - 蛾は結局、明かりの方へ。避けられない運命に呼び寄せられ。
黒い砂漠 2021-10-29 18:00
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黒い砂漠ストーリーガイド - 一気に読む総まとめ 

※ 本ストーリーガイドは海外のサーバーで黒い砂漠を楽しんでいる冒険者様、「ユ・ジェウ」さんの経験を基にご本人がご自身で作成した投稿であり、原作者のご同意を得たうえで原本を翻訳した内容です。
原文:https://www.inven.co.kr/webzine/news/?news=236545&site=black
 

バレンシア。エリアン暦236年、西大陸連合との30年戦争にも揺らぐことのなかった王国。天然の要塞である黒い砂漠のせいで誰もむやみに足を踏み入れることができなかった未知の国。数えられるほどの熟練の行商人しか行き来できないその場所には、異様な空気が漂っていた。

 

ここに至るまで、冒険者は決して忘れることのできない経験を積み重ねてきた。カルフェオンとセレンディアの片隅で発見された腐敗の神クザカの痕跡、そして突如として登場した謎の魔女イレズラ。特にイレズラは、まるで昔から冒険者を知っているかのような口ぶりだった。記憶を失う前の冒険者は、果たして何者だったのだろうか?

 

冒険者はカルフェオン議会の命令でその秘密を暴くためメディアのあちこちを探索したが、メディアの深い傷とイレズラの追従者を発見しただけで、依然としてそれらしい糸口を見つけることはできなかった。だがシラレの予言は今、よりはっきりと黒い砂漠、そして冒険者を示しており、まるで仕組まれているかのように運命は冒険者を未知の土地バレンシアへと導いていった。

 

▶黒い砂漠ストーリー#1 - 年代記・上編へ

▶黒い砂漠ストーリー #2 - 年代記・下編へ

▶黒い砂漠ストーリー #3 - バレノス地域へ

▶黒い砂漠ストーリー #4 - セレンディア地域・上編へ

▶黒い砂漠ストーリー #5 - セレンディア地域・下編へ

▶黒い砂漠ストーリー #6 - カルフェオン地域・上編へ

▶黒い砂漠ストーリー #7 - オージェの切ない恋の物語、カルフェオン分岐2編

▶黒い砂漠ストーリー #8 - 誰も信じられない権力の都市、カルフェオン分岐3編へ

▶黒い砂漠ストーリー #9 - 明かされる古代神とエリアン教の秘密、カルフェオン最終編

▶黒い砂漠ストーリー #10 - シラレの不吉な予言と疑念、メディアプロローグ編

黒い砂漠ストーリー #11 - イレズラの闇の痕跡を追って、メディア分岐 1編へ

▶黒い砂漠ストーリー #12 - 隠されたネルダ・シェンの内情、メディア分岐2編へ

▶黒い砂漠ストーリー #13 - 冒険者の正体は闇の力の器?へ

 

※ 本ストーリー記事はシリーズで連載されます。

※ メインクエスト、NPCの会話、知識などを参照して作成しました。

※ 分岐とは、ゲーム内でユーザーが何を選択するかによってエピソードが変わる部分を指します。

※ 若干の脚色が含まれていますが、ゲーム内の設定およびコンセプトには支障ありません。

 

 

■ バレンシアの旅・上編 - 首都バレンシアへ

 

岩石警戒所

襲撃されたハルナン商団と消えたバルハン王子の品物

 

メディアからバレンシアへ行くには、まずはアルティノ関所を通る必要があった。事実上、首都アルティノは海に囲まれている小さい島と同じで、海の東側はバレンシアと直接国境が接していた。

 

冒険者はアルティノ関所の管理者アリバーに会うと、すぐに出国の手続きを進めようとした。ところがアリバーは快活な性格で、いわゆる「口から先に生まれたような」獣人族だった。アリバーは冒険者に面白い情報を一つ教えてやろうと言い、冒険者の袖をこっそりと引っ張った。

 

アリバーによると、現在ある商団を通じて「非常に貴重な品」がバレンシアに移送されており、その商団が護衛傭兵を募集しているという。これは特に行くあてのない冒険者にとって、絶好の機会であった。冒険者はアリバーに手短に礼を述べると、彼から聞いた道をたどって岩石警戒所へと向かった。

 

▲ アリバーの案内で冒険者はバレンシア地域の岩石警戒所へ向かうことになる。

 

岩石警戒所に到着した冒険者は、アリバーが言っていた商団を探して周囲を見回した。だが、辺りには数名の商人と兵士の姿があるだけで、商団と言えるほどの集団はどこにも見当たらなかった。その様子を見ていた拠点管理人「タレック・ヤンジ」は、「ここに立ち寄ったハルナン商団を探しているのか?」と冒険者に話しかけた。彼によると、その商団はタフタル平野で襲撃を受けたという。実際に近くにいたある住民は、直接その光景を見たと証言した。

 

冒険者はすぐに「タフタル平野」へと向かった。住民から聞いた通りにしばらく進むと、道端に倒れているラクダと馬の行列を見つけた。ただならぬ雰囲気の中、象と馬、そして貿易商人が入り乱れて血を流している光景は実に凄惨だった。すると、その中でかろうじて息をしていたある商人が苦しそうに「バルハン王子の品を守らなければ」とつぶやいた。冒険者は急いで辺りを確認したが、すでにその貴重品は全て消え去ったあとだった。

 

▲ ハルナン商団がタフタル平野で襲撃を受けているのを見たと証言する人

 

▲ 悲惨にも倒れた象と馬車。例の品はすでに消えて跡形もなかった。

 

▲ 結局息を引き取った貿易商人

 

ほとんどの住人は、ケンタウロスが商団を襲撃したのではないかと疑っていた。ハルナン商団の死体を調べたところ、ケンタウロスの白い毛が見つかったためだった。だが、岩石警戒所拠点の管理人タレック・ヤンジは、どういうわけかバジリスクが疑わしいと話した。そして彼は冒険者に「ゴルゴ岩石地帯の近くへ行って拉致された商人たちがいないか確認してくれないか」と言った。

 

しかし、冒険者がゴルゴ岩石地帯に行ってみると、険しい岩が散在しているだけで何もないように見えた。タレック・ヤンジは、なぜここを指定したのだろうか?ところが、冒険者が引き返そうとしたときだった。突然高く聳え立った岩の上から助けを求める人の叫び声が聞こえてきたのだ。声のする方向へ向かうと、そこには命からがら逃げてきた三人の商人が姿を隠していた。

 

冒険者を見た商人たちは安堵のあまり涙を流し、冒険者に「バジリスク巣窟に捕らえられているたくさんの仲間と親方を救ってほしい」と言った。冒険者はバジリスクを相手にするのは決して簡単なことではないと分かっていたが、知らないふりをすることもできず、結局彼らを助けることにした。

 

▲ ゴルゴ岩石地帯にはかろうじて一命を取りとめた商人たちが隠れていた。

 

バジリスクは蛇の姿をした不気味な生物だ。バジリスクが恐ろしいのは、目が合った者を全て石に変えてしまうことだった。そのためバジリスク巣窟の周辺では体が徐々に石のように固まって死んでいく兵士が後を絶たなかった。

 

冒険者はできるだけバジリスクの目を避け、素早く巣窟の中を疾走した。今は危険なバジリスクの相手をするより、拉致された親方を探す方が優先だったためだ。突然現れた冒険者に怒り狂うバジリスクを後にし、冒険者はついに巣窟の奥で倒れいるハルナン商団の親方を発見した。

 

親方は自分に近づいてくる冒険者を見て、なんとも言えない表情を浮かべた。実は親方は致命傷を負っており、生きて帰ることが難しい状態だったのだ。しかし親方は、最後に一つ頼みがあると言った。バルハン関所へ向かう途中、バジリスクと初めて見た「何者か」の襲撃に遭ったという事実をバルハン王子に伝えてほしいというのだ。

 

▲ バジリスクと石化しつつある兵士たち

 

▲ ハルナン商団の親方。自身の最期に何があったのかをバルハン王子に伝えて欲しいと言いながら息を引き取った。

 

バルハン関所

カタン軍に編入した冒険者、バシム族との交渉を手伝う

 

バレンシアの巨大な貿易商団だったハルナン商団は、こうしてあっけない最期を迎えた。冒険者はこの悲しい事実を知らせるためにバルハン関所へ向かったが、バルハン王子は「砂粒バザール」という大きい市場に滞在しており留守だった。そこで冒険者はバルハン関所の拠点管理人ボルブに一部始終を説明し、彼女の案内でようやく王子との面会に漕ぎつけた。

 

バルハン・ネセルはバレンシアのネセル王族の第二王子で、もともと戦いが好きだったうえ実力も優れており、数多くの討伐と戦争に出た経験を持つ将軍でもあった。冒険者の目に映るバルハン・ネセルは、王子らしい気品と冷静な決断力を兼ね備えている男だった。冒険者は、彼にハルナン商団が襲撃されたという事実をありのまま伝えた。

 

するとバルハン王子の眉毛がピクリと上がった。ある程度は予想していたようだったが、「ガハーズ盗賊団」の仕業でないと知った王子は意外だと言った。ガハーズ盗賊団が自身に対して何かしらの「復讐」を計画しているものと思っていたからだった。

 

▲ ネセル王族の第二王子バルハン・ネセル

 

するとバルハン王子は冒険者に一つ驚くべき提案をした。すぐに自身が率いるカタン軍と合流して誰が貿易商団を襲撃したか調べてほしいというのだ。冒険者はしばらく悩んだが、報酬は心配しなくていいという王子の言葉を聞くとこれを快諾した。商団護衛兵になるところだったことを考えれば、バレンシア軍部の方がまだましだと思ったのだ。

 

こうして冒険者はバルハン関所に戻り、関所を守っている黒豹将軍、ガニン・アスに会った。実はガニン・アスは、以前メディアにいたバリーズ3世の亡命の件で冒険者と面識がある間柄だった。彼女は冒険者の顔を見ると嬉しそうに現在のカタン軍部が何をしているかについて説明してくれた。

 

彼女によると、バルハン関所は数年前まで残忍なことで有名なガハーズ盗賊団の巣窟だったらしい。カタン軍部はガハーズ盗賊団をバレンシアの最北端まで追い出すことに成功したが、盗賊団がこの地域を取り戻そうと挑発しているのだという。ところが今、カタン軍は東側での戦争に備えて関所を離れなければならない状況だった。そこで近くの「バシム族」に関所の保護を要請する必要があった。

 

▲ カタン軍部の黒豹将軍、ガニン・アス

 

ガニン・アスは、この件を冒険者に任せると言った。バシム族は人間との接触を敬遠している獣人族だったが、名誉を知る者なので特に問題になることはなかった。バシム族の族長「トレナンドゥ」も冒険者に関心を見せたが、彼は先に冒険者が信頼に値するかその実力を見たいと思った。

 

本来、バシム族は誰かと競うのが好きな戦士種族だ。そのためかトレナンドゥは、冒険者が自身の歩兵、弓手、元素術師などと競って実力を証明してほしいと言った。冒険者はこの提案に多少当惑したが、結局彼らの文化を受け入れることにした。冒険者は飛びかかってくるバシム族たちを無惨にもなぎ倒していった。冒険者の力を目の当たりにしたトレナンドゥは、ついに冒険者に心を開いたようだった。

 

▲ バシム族の族長、トレナンドゥ

 

トレナンドゥは「バシム族とケンタウロスの関係を知ってこの提案をしたのなら、それはとても賢明な判断だ」とし、ケンタウロス族に関する話を切り出した。トレナンドゥの話によると、ケンタウロスは悠久のときを燃え続けている石を所有していたという。その石は、近寄るとなぜか力が湧き上がる不思議な霊物だった。ところが陰険なバジリスクがこの霊物を欲しがったせいで、今から11年前に大きな戦争が勃発した。そこでバシム族もケンタウロスの側に立って戦争に協力することにした。

 

ところが、戦争中に突如として霊物の火が消えてしまった。するとケンタウロスは突拍子もなく火が消えたのはバシム族のせいだと責め立てた。罪を着せられたトレナンドゥは納得できず、これまで自身の名誉を失墜させたケンタウロスを敵対視してきたのだという。トレナンドゥは、バルハン関所を守ってほしいという冒険者の提案に興味を示した。実はケンタウロスも最近になってバルハン関所を狙っていたため、バシム族がケンタウロスを追い出すことができるいい大義名分になると考えたのだ。

 

魂胆がなんであろうと、バシム族の族長トレナンドゥはバルハン関所を守ってほしいという提案を快諾し、ガニン・アスもその結果に満足した。すると彼女は、バルハン王子の品を取り戻すには「シャカトゥ」を探した方がいいだろうと助言した。シャカトゥはマンシャゴブリン出身の親方が管理している場所で、そこに行けば手に入らない物はないことで有名だった。

 

▲ ケンタウロススカウトの姿

 

▲ ケンタウロスの霊物(太初の黒い石)

 

シャカトゥ

シャカトゥ親方が提案した取引、黒い龍の意味深な言葉

 

シャカトゥはバルハン関所の北側、ルーン関所三叉路を通ってしばらく行った場所に位置していた。シャカトゥ親方の莫大な富を中心に発展したその場所は、まるで小さなアルティノと言っても過言ではないほど活気に溢れていた。冒険者が到着したときも、バレンシアと西大陸を行き来する貿易商団が集まって活発な取り引きをしている最中だった。

 

シャカトゥは中でも一番高くて居心地のいい部屋に鎮座していた。シャカトゥは自身を訪ねてきた冒険者を見て、冒険者が何かを探しているのだとすぐに悟った。なぜならシャカトゥを訪ねてやってくるのは冒険者だけではなかったからだ。

 

シャカトゥは冒険者がバルハン王子の品を探していると聞くと、非常に興味を持ったようだった。そして自身も現在サヤ姫の依頼を受けているが、非常に難航しており困っていると言った。サヤ姫が欲しがっているのは、「黒い龍の水晶」だという。

 

▲ シャカトゥはサヤ姫からの依頼を受けていた。

 

▲ サヤ・ネセル。ネセル王家の四番目の姫だ。

 

黒い龍の水晶を作るためには黒い龍の精髄を抽出しなければならなかったが、これを手に入れるにはガハーズ盗賊団の巣窟内部に潜入する必要があった。ある情報によると、親分であるガハーズ・トゥバルが黒い龍を何匹が捕まえたというのだ。つまり、サヤ姫が依頼した物を手に入れるには多くの血を流さなければならないことは明らかだった。

 

頭のいいシャカトゥは、冒険者をじっと見つめるともっともらしい提案をした。冒険者が代わりに黒い龍の精髄を持ってきてくれたなら、代わりにバルハン王子の品を探してやるというのだ。戦闘なら自信がある冒険者にとって、この提案を断る理由はなかった。冒険者は盗賊団巣窟の入口でシャカトゥの手下から黒い龍の精髄を抽出できる玉を受け取った。

 

▲ 黒い龍の精髄を抽出できる特殊な玉

 

いよいよ黒い龍の精髄を本格的に抽出する時間がやってきた。冒険者は巣窟内にうようよいる盗賊を退治しながらようやく黒い龍を探し出した。ところが、黒い龍はすでに正体不明の赤い力に支配され衰弱してしまっていた。

 

冒険者が黒い龍に玉を近づけるとかすかに精髄が漏れ出し、黒い龍はもがき苦しみ体を震わせた。こうして冒険者はなんと4匹の黒い龍から精髄を抽出することに成功したが、最後に黒い龍のボス「ガルザル」の根源だけが残された。

 

しかし冒険者が捕らえられているガルザルに玉を近づけると、玉は力を失ったかのように色あせていった。何が起きたのか分からず慌てる冒険者に、ガルザルは力なく笑いながら鳥肌が立つような話を語り始めた。

ガルザルが冒険者に語った話

 

愚かな人間どもよ…。無意味なことをしているな…。我々の力はすでに封印されている…。愚か者の対策だ…。人間よ…。ここに、なぜ我々がいると思う?それは我々の意志があるからだ。我々に…その力を…制御することはできない。愚かな人間よ…。お前は何も知らない…。しかし、私たちがここで出会ったのは、おそらく「その力」の意志が、そして運命が導いたのだろう。この連中を導く者に会えるなら、お前がやった行為が何なのか分かるだろう。

 

▲ ガハーズ盗賊団

 

▲ 拘束された黒い龍ボス、ガルザル

 

冒険者は、黒い龍の話を理解することができなかった。ならば、ガルザルが今こうして封印されているのは、彼が自ら望んだということなのか?ガハーズ盗賊団は彼らを無慈悲に捕らえたわけではなく、彼らの願いを聞いてやったということなのか?

 

黒い龍ガルザルは、黙って周辺の高原をじっと見つめた。そこに冒険者が探している盗賊団のボス、ガハーズ・トゥバルがいることは明らかだった。

 

ガハーズ盗賊団の巣窟、黒い砂漠

ガハーズ・トゥバルと本格的なバレンシアの旅の始まり

 

黒い龍の視線の先には、後ろに手を組み高原を見下ろしている一人のジャイアントの姿があった。彼こそがまさにガハーズ盗賊団の頭、ガハーズ・トゥバルだった。ガハーズ・トゥバルは遠くからずっと冒険者を見守っていたと言い、気味の悪い笑みを浮かべた。

 

自身の部下たちを容赦なく始末した強い力。ガハーズ・トゥバルは、冒険者のその力に見覚えがあった。冒険者は別名「その部類」の人だった。冒険者がシャカトゥの手下から受け取った黒い玉は、実は古代に邪悪な者たちが黒い龍の力を抽出して制御するために使った物だった。かつて黒い龍は純粋なほど破壊に対する本能が強かったために、簡単に闇の群れの標的になったのだ。

 

ガハーズ・トゥバル自身は、実はバレンシアの偉大な将軍だった。かつてバレンシア国王シャハザードからある「鍵」を探す任務を受けたガハーズ・トゥバルは、存在もしないその鍵を探すために努力を惜しまなかった。だがその鍵の正体をぼんやりと知るようになった頃だった。バレンシア軍隊が彼を訪ねてきたのだ。彼は必死に逃げるしかなかった。シャハザードが懸命に探していた未知の鍵、それはバレンシアの隠された建国伝説と関連があるようだった。

 

▲ ガハーズ・トゥバル。一時はバレンシアの有名な将軍だった彼は、ある鍵を探すうちに逃亡者の立場になってしまった。

 

ガハーズ・トゥバルの話を聞いた冒険者は頭が混乱した。これが預言者シラレが話していた運命の流れなのか?黒い龍ガルザルは何かしらの理由で自ら封印される道を選択し、冒険者と出会ったこともまた「その力」と運命が導いたというのか?ならばその運命とはいったい何なのか?

 

ガハーズ・トゥバルはもともと凶悪な盗賊ではなく、むしろ王の任務を遂行しているうちに犠牲となり追われる立場になっただけだった。冒険者は今まで自分が信じてきたことを全て否定された気分になった。そこへきてバレンシア建国伝説とは…。もはや逃れられない流れに閉じ込められたような気がした。

 

すると闇の精霊が冒険者に「首都バレンシア」に行こうと促した。バレンシアの建国伝説。その謎を解き明かさねば。この謎が解けたなら、もしかしたら全ての疑問が解けるかもしれない。冒険者は、こんなに楽しそうな闇の精霊の姿を見たのは本当に久しぶりだと思った。

 

ところが、冒険者がバレンシアに行くには必ず「黒い砂漠」を越えなければならなかった。砂漠は熟練した者でなければ方向を見失って命を落とすこともある危険な場所であったため、冒険者が躊躇するのも無理はなかった。だがそのとき、周囲から誰かの話し声と足音が聞こえてきた。声の主は、砂漠の旅行者たちだった。これは本当に運命のいたずらなのかもしれない。冒険者は、絶妙なタイミングで現れた彼らのあとについて首都バレンシアへと向かう足を速めた。

 

▲ 冒険者は運よく首都バレンシアへ向かう一向に会い、砂漠を横断することができた。

 

▲ 黒い砂漠。ついに冒険者は砂漠を越えて首都バレンシアへと向かう。

 


前回までの内容はこちら

▶黒い砂漠ストーリー#1 - 年代記・上編へ

▶黒い砂漠ストーリー #2 - 年代記・下編へ

▶黒い砂漠ストーリー #3 - バレノス地域へ

▶黒い砂漠ストーリー #4 - セレンディア地域・上編へ

▶黒い砂漠ストーリー #5 - セレンディア地域・下編へ

▶黒い砂漠ストーリー #6 - カルフェオン地域・上編へ

▶黒い砂漠ストーリー #7 - オージェの切ない恋の物語、カルフェオン分岐2編

▶黒い砂漠ストーリー #8 - 誰も信じられない権力の都市、カルフェオン分岐3編へ

▶黒い砂漠ストーリー #9 - 明かされる古代神とエリアン教の秘密、カルフェオン最終編

▶黒い砂漠ストーリー #10 - シラレの不吉な予言と疑念、メディアプロローグ編

黒い砂漠ストーリー #11 - イレズラの闇の痕跡を追って、メディア分岐 1編へ

▶黒い砂漠ストーリー #12 - 隠されたネルダ・シェンの内情、メディア分岐2編へ

▶黒い砂漠ストーリー #13 - 冒険者の正体は闇の力の器?へ

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