熟練度の効果についてです。

料理するとき、熟練度が高いと様々な効果が得られます。それらをまとめて紹介します。

まず、熟練度の効果は、キャラクター情報生活タブの料理項目にカーソルを重ねるとみることができます。

一つ一つ解説していきます。

大量料理発動確率は、その値の確率で大量料理が発動します。 画像だと99.5％の確率で発動します。大量料理は10回分の料理材料で10回分の料理を一度に行うものです。大量加工と違って、判定はまとめて行われます。たとえば、ほとんどの料理では1～4個の料理が作成されますが、大量料理が発動したときは10個、20個、30個、40個のいずれかの個数ができます。

成果物最大数量獲得率は、その値が大きいほど、料理したときにできる料理の個数が最大個数でできる確率が高くなります。先ほどと同じく、ほとんどの料理では1～4個の料理が作成されますが、値が大きいと、4個できる確率が増え、1～3個できる確率が減ります。この時の4個できる確率は以下の計算式です。

25％+(成果物最大数量獲得率×0.75)

画像では58.4％なので、計算すると68.8％となります。また、1～3個できる確率が、4個できる確率上昇の1/3だけそれぞれ減るので、それぞれ10.4%となります。これらをまとめると、1回の料理の期待値は、3.38個となります。

 成果物獲得率は、いわゆる上位料理ができる確率の上昇です。熟練度が0の時に上位料理ができる確率が20％で、それにこの値がそのまま加えられます。画像では18.5％なので、合計で38.5％の確率で上位料理ができます。

成果物最大数量獲得率（下にあるもの）は、上位料理ができるときに、最大個数ができる確率が高くなります。ほとんどの上位料理は1個か2個できるので、この値が大きいと2個できる確率が増えます。この時の2個できる確率は以下の計算式です。

50％+(成果物最大数量獲得率×0.5)

画像では58.4％なので、計算すると2個できる確率は79.2％となります。1個できる確率は減って20.8％です。 

また、成果物獲得確率と成果物最大数量獲得率（上位料理の）は両方が効果がありますので、値が大きい程上位料理ができる量が結果的に増えます。例えば、熟練度0のときは20％の確率で1個または2個の料理ができます。1回の料理当たりの上位料理の個数の期待値は0.3個となります。画像の状態だと上位料理ができる確率が38.5％で、1個できる確率が20.8％、2個できる確率が79.2％なので、期待値は約0.69となります。熟練度0の時と比べて2.3倍だけ上位料理ができます。

これらの情報をまとめたのが下の表です。

生産上昇が成果物最大数量獲得率、上位生産上昇が成果物最大数量獲得率（上位料理の）、上位が成果物獲得率、大量料理が大量料理発動確率を示します。

そして、これらの情報を統合したのが下の表です。

生産期待値が1回の料理でできる料理の期待値、料理回数上昇は大量料理で増えたあとの料理回数の期待値、1000個消化は料理回数の期待値で1000を割った数、上位生産割合は1回の料理あたりの上位料理のできる個数の期待値です。

解釈がいろいろできると思いますので、参考にしてください。